缶詰だけど、それが何か?

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NS679_中華料理 春華(ラーメン/麹町)

2012-08-08 23:23:18 | 食べ歩き

8/8(水)

例えば鎌倉に行く、例えば自由が丘に行く。
当たり前のように路地裏に店があるし、
宝探しのように人はそれを訪ね歩く。
そして訳もわからずに突き進み、
挙げ句、家の近所にまで出没したりする。
まあ、それでも知らない街での失敗、
いい想い出になったりする、笑いながら。

昨日の帰りの小田急線、決勝が日韓戦になったらどうする?
そんなことを言ったりしていた。
しかし、目が覚めたら、それは3位決定戦になっていた。
路地裏ではない、やはり世界は。

その小田急線往復2時間の旅の結果は落選。
最初から絡んでいなかったのでなんとも。
しかし、変化を望む相手にそのまんまはマズいだろ?
結果、かなりの売上を失うことになった。
今日まで夏休みの取締役が明日には出社する、
なんて言うだろ?

今日もちょいちょいゲラを見る、急ぎの再校ばかり。
ただ、元データがないので、せっせとHPと突き合わせる。
しかし、それではどうにも確認のしようがない・・・
これでいいのか?

13時過ぎに会社を出る。
昨日の夜からやたらと涼しい。
これなら1週間前に四ッ谷に散歩に行った時に、
取締役から教えられた中華料理屋へ行くには今日しかない。

しかし、新宿通りというか麹町大通りには・・・



ラーメンと営業中、それを繰り返すだけのサイン。
それだけ。
どこにある?普通はそうだ。



奥を覗くと赤い看板が見える。
そこに間違いない。



中華料理 春華
立地以外はかなり普通の中華料理屋、昭和的な。
赤い看板というところも素敵だし、
そしてすすけたショーウィンドウが、また昭和。

もちろん味への期待なんて、これっぽっちもない。
てか、する方がおかしい、この外観を見て。

13時20分の店内はそれでもサラリーマンばかりが7人。
出ては入り、入っては出て・・・それを繰り返す。

5分も待たずに出てくる。



タンメン(650円)
湯麺と書いてタンメンだから、確かにその通り。
スープ感はまるでない。塩に湯、それに麺を放り込み、
野菜炒めをざばっとトッピングしたような、そんな1杯。

だからスープに関しては、何もない。

極細の麺は、かなりアルデンテ。
鹹水の少ない、ぼそぼそとした食感。

トッピングの野菜炒めは、ほんのりとニンニク感。
白菜、モヤシのシャキシャキ感は素敵だ。
下味を付けた訳ではないだろうけれど、
豚肉は堅くもならず、まあそこそこ。

全体的には、まあ薄ぼんやり。
悪くはない、タンメン同士の比較なら、
福寿よりもいいけれど・・・。

麹町の路地裏とはこんなもの。
まあ、観光地ではないのだ、ココは、



こんなモニュメントがあっても。

・・・打ち水大会って何だろ?
それも夏の想い出