8/8(水)
例えば鎌倉に行く、例えば自由が丘に行く。
当たり前のように路地裏に店があるし、
宝探しのように人はそれを訪ね歩く。
そして訳もわからずに突き進み、
挙げ句、家の近所にまで出没したりする。
まあ、それでも知らない街での失敗、
いい想い出になったりする、笑いながら。
昨日の帰りの小田急線、決勝が日韓戦になったらどうする?
そんなことを言ったりしていた。
しかし、目が覚めたら、それは3位決定戦になっていた。
路地裏ではない、やはり世界は。
その小田急線往復2時間の旅の結果は落選。
最初から絡んでいなかったのでなんとも。
しかし、変化を望む相手にそのまんまはマズいだろ?
結果、かなりの売上を失うことになった。
今日まで夏休みの取締役が明日には出社する、
なんて言うだろ?
今日もちょいちょいゲラを見る、急ぎの再校ばかり。
ただ、元データがないので、せっせとHPと突き合わせる。
しかし、それではどうにも確認のしようがない・・・
これでいいのか?
13時過ぎに会社を出る。
昨日の夜からやたらと涼しい。
これなら1週間前に四ッ谷に散歩に行った時に、
取締役から教えられた中華料理屋へ行くには今日しかない。
しかし、新宿通りというか麹町大通りには・・・
ラーメンと営業中、それを繰り返すだけのサイン。
それだけ。
どこにある?普通はそうだ。
奥を覗くと赤い看板が見える。
そこに間違いない。
中華料理 春華
立地以外はかなり普通の中華料理屋、昭和的な。
赤い看板というところも素敵だし、
そしてすすけたショーウィンドウが、また昭和。
もちろん味への期待なんて、これっぽっちもない。
てか、する方がおかしい、この外観を見て。
13時20分の店内はそれでもサラリーマンばかりが7人。
出ては入り、入っては出て・・・それを繰り返す。
5分も待たずに出てくる。
タンメン(650円)
湯麺と書いてタンメンだから、確かにその通り。
スープ感はまるでない。塩に湯、それに麺を放り込み、
野菜炒めをざばっとトッピングしたような、そんな1杯。
だからスープに関しては、何もない。
極細の麺は、かなりアルデンテ。
鹹水の少ない、ぼそぼそとした食感。
トッピングの野菜炒めは、ほんのりとニンニク感。
白菜、モヤシのシャキシャキ感は素敵だ。
下味を付けた訳ではないだろうけれど、
豚肉は堅くもならず、まあそこそこ。
全体的には、まあ薄ぼんやり。
悪くはない、タンメン同士の比較なら、
福寿よりもいいけれど・・・。
麹町の路地裏とはこんなもの。
まあ、観光地ではないのだ、ココは、
こんなモニュメントがあっても。
・・・打ち水大会って何だろ?
それも夏の想い出?