5/5(火)
自由が丘ぐらいまでは行くか
前夜、21時過ぎに寝た嫁さんが起きあがったのは、
12時間も寝倒した嫁さんがそんなことを言う。
一昨日な、3時間半も跳んでたからな
サザンオールスターズのコンサートで休まずに
立ち続けた結果、やたらと疲れたらしい。
いや、オレだった2万歩も歩いたんですけど・・・。
嫁さんは寝倒したことを責めるのはお門違いで、
オレだってかけるべきシャツ6枚には手を付けず、
ソファでぼへっと過ごしただけ。
10時半ぐらいになって、嫁さんと家を出る。
綿麻のニット1枚では寒すぎたけれど、
羽織るために戻るのは面倒くさいので、
そのまま進む。
富士山が見えるなんて思っていなかったけれど、
しかし、ここまで暗雲たれ込めていたなんて。
今日はリハビリみたいなものだけれど、
無印良品とフランフランでスリッパを見るけれど、
これならユニクロでいいんじゃない?
東急ストアで野菜やらを買い、表に出ると晴れていた。
あおばに寄って帰宅すれば12時を回っていた。
昼ごはんは嫁さんが金曜日に買ってきた冷やし中華。
嫁さんは冷やし中華でいいけれど、
オレはあまり好きではない。加工することにする。
すぐにキュウリを板刷りしてから細切りにし、
錦糸卵を作る。
しめじをごま油で炒めて、スタミナ源たれで。
あおばで買ってきたショルダーベーコンも刻む。
コレで嫁さん用のトッピングは完了。
フライパンにごま油をひき、
乾燥ニンニクと賞味期限切れのソーセージを。
みじん切りにしたネギをくわえて、弱火で加熱。
じっくりと焼き目が付くまで火を入れたら日本酒を。
強火でアルコールを飛ばしたら、水200ccを。
スタミナ源たれで炒めたしめじを入れ、
鶏がらスープの素、ダシダを加えて味を調える。
細切りにしたネギ、すりごま、石垣島ラー油を器にいれ、
つけ汁を注ぐ。
沸騰した湯に麺を放り込み、再沸騰して1分ぐらいで引き上げ、
冷水で締める、水を何度も替えながら。
担々つけ麺風に仕上げてみた。
ただ、石垣島ラー油は辛みがあまりなく、
香りばかりなので、オレだって楽勝。
しかも、麺が細いので、あまりつけ汁は濃くしていない、
バランスもまあまあ。
1泊2日の満腹ツアーからのリハビリにはコレぐらいで・・・。
人間の意思なんてホントに弱い。
朝令暮改なんて朝飯前・・・意味がわからんけれど、
まあ、とにかく朝決めたことだって、あっという間に覆す。
そもそも、今日は夫婦2人で頑張って動こうと思っていた。
昨日、足湯から始まり、信濃川下りと続き、
最後なんて無理矢理だよ、唐揚げを食べたのだって。
丸1日、Yさんのお世話になりっぱなしだったので、
さすがにこれ以上の迷惑はかけられない。
12時以降は大丈夫と言われたって。
しかし、マリンピア日本海に向かうバス停で絶句する。
1時間に1本もバスがないのだ。
そりゃ無理だ、たった1時間で前言を撤回する。
やはり迎えにきてもらおう、と。
ホントに意思は弱い、情けないぐらいに。
のんびりと堪能して水族館を出る。
1時間半前はキレイに晴れていたのに、
日本海の通常モードに戻っていた。
あ~あ。
嫁さんがYさんと連絡をとりながら、
マリンピア日本海のバス停で待ってみる。
高橋留美子さんの犬夜叉号が20分ぐらいで来そう・・・
しかし、ウォーターシャトルだってかわいいぐらいに思った、
30分待っても来ない。
20分後に来るハズの通常のバスが来たので、
そっちに乗り換える。
そして古町バス停で下りて、バス停のないところまで移動する。
5分ぐらい待って、赤いフォレスターにピックアップしてもらい、
また県庁方面へ。
しかし、嫁さんが希望した寿司屋はGWでお休み。
そこから、南に転じて新潟バイパスに入り、
亀田バイパスの手前で右に曲がる。
メディアシップから見えた鳥屋野潟の東端を渡り、
1km弱ぐらい。
とんかつ政ちゃん 姥ケ山店
13時45分なのに、待ち客が4組。
けっこうな人気店?
25分ぐらい待って、
ようやくカウンター席に案内される。
さらに10分ぐらい待って、ようやく丼がやってくる。
かつ丼(1,120円)
コレはロースなのか?
脂身を削ぎ落とし、薄く叩いてあるので、
単にパサついた肉片のようになっているけれど、
薄い衣と相まって、クリスピーと言えば、クリスピー。
しかも、甘めの醤油だれをしっかり吸っているので、
たれかつらしいと言えば、たれかつらしいのかもしれない。
そして、朝ごはんでも思ったけれど、
コメがやはりウマいのだ、ホントに。
ただ、Yさんのオススメはヒレかつ丼。
嫁さんが発注したヒレかつ丼を1枚もらうと、
そちらの方が圧倒的にジューシーだったり・・・。
天邪鬼なこの性格、何とかならんのか?
毎度の後悔を繰り返しながら店の外へ出る。
Yさんに新潟駅まで送ってもらう。
最後の最後までお世話になりました。
ぽんしゅ館前では何やら試飲イベント中。
店内でも試飲ができるようだけれど、
桑田佳祐オススメの銘柄は売っておらず、
手ぶらで改札に入る。
Maxとき332号
行きはのぞみ状態ですっ飛ばしたけれど、
帰りは鈍行のような、この2階建てしかとれず・・・。
ただ、2階がとれたんだからよしとしよう。
エチゴビール
地ビール第1号と自称するこのビールでのんびりと。
ただ、当たり前のようにトンネル区間はがーがーと。
高崎を越えたぐらいでようやく目が覚める。
ずっと曇っていたけれど、雲の下から日が射しはじめる。
荒川を越えるときに、富士山の裾野が少しだけ見えた。
東京には18時に到着。
長い2日、Yさんにお世話になった2日がようやく終わる。
5/4(月)
12時には終わるから電話して
唐揚げを胃に収めたあと、別れ際にYさんは言った。
さすがにそこまで甘えるのもどうよ?
なんて思ったけれど・・・。
目が覚めたら5時ぐらいだった。
嫁さんは当然、寝ているので、薄暗いなかでぼんやりと。
8時ぐらいに2階に下りる。
うどん家
店内はホントにセルフのうどん屋。
壁面にテーブルが並んで、そこに洋食やら和食やら。
いつものように、仏様のごはん程度の量を胃に収める。
9時半ぐらいにチェックアウトして、
万代シティのバスセンターへ。
ところが、水族館行きのバスはココからではなく、
メディアシップの向かいからだと教えられる。
その前にメディアシップからの景色を嫁さんに見せることにする。
真南方面
キレイに晴れているので、
越後山脈の雪まで見晴らせる。
新潟駅はココ、なんて説明しながら・・・
何者?オレ。
南西方面
レインボータワーの左に、後で通ることになる
鳥屋野潟とビッグスワンスタジアムが見える。
真西方面
信濃川下流に県庁、さすがに船着場は見えないけれど。
そしてさらに遠くに弥彦山。
北西方面
日本海の青が目に入る。
巨大な佐渡島もうっすらと望めたりする。
北東方面
昨日はレインボーに輝いていた柳都大橋も平常に。
信濃川には今日はクルーザーがかなり浮かんでいる。
昨日とまったく同じ方向を見てみたけれど、
昼と夜では当然のようにまったく違う顔。
下界に下りて、バスを待つ。
定刻よりちょっと遅れて来たバスは満席。
いやはや。
一つ手前の新潟青陵大学で学生さんが下りたぐらいで、
ほぼ全員の目的地は同じ。
マリンピア日本海
日本海随一の水族館で、
スンゴい混むとYさん夫婦に言われていたけれど・・・。
チケットを買う長蛇の列がぐるりと。
15分ぐらいかかって、ようやくチケットを買え、
館内へと足を踏み入れる。
日本海や信濃川など新潟をテーマにした展示が多く、
東京の水族館では見られない真鱈や助宗鱈なども展示。
ああ、確かに切り身の皮の色の違い通りの姿。
顔もかなり違うし、なかなかいい展示。
もちろん南洋の魚も展示されていたし、
ミノカサゴも優美に泳いでいた。
東京の水族館は館内だけの展示で終了するけれど、
ココはまったく違う。
こんな感じで芝生が広がり、
水田や湿原など新潟の原風景的な展示もある。
その奥にいたのだ。
イワトビペンギン
なぜかブロックの内側に立てこもっていた。
大丈夫か?こいつ。
フンボルトペンギン
屋外展示の向かいぐらいで、散歩をさせていた。
なぜか、こいつらが離れない、ココから。
すっかり堪能して、出口に向かおうとした。
ぐがー
ブロックにアタマを突っ込んで、
イワトビが鳴いていた。
大丈夫か?ホントに。
そして天気も・・・。
そりゃ水がいいから
Yさんがちょっと照れたような顔でそんなことを言う。
いや、あなたのことではないですよ・・・
いや、100%否定はしないけれど。
薬師の足湯に厨房ぐらいの女の子がいた。
それが妙にかわいかった、そういう趣味はないけれど。
うららの森でもやはり働いている女性はキレイだった。
みなとぴあからアーバネックスイン新潟に戻り、
そして古町を歩いているときもやたらと美人が多かった。
嫁さんが生まれ育った県とは大違い、
人生の半分近くを間違えた?
りんごを堪能してから、古町から東堀、本町と歩くけれど、
やはり人よりもシャッターの方が目についた。
柾谷小路を東へ戻っていると、また美人。
しかしボーダー姿がやたらと。
万代橋の西詰から新潟駅方面を見るとこんな夜景。
なかなか素敵である。
メディアシップに上ればもっと?
その前に反対車線に渡ってみる。
柳都大橋
万代橋の1本下流に架かる橋がライトアップ。
今は赤だけれど・・・
紫から青に変わり・・・
そして緑に変わって、さらに黄色になり、
色彩環をぐるぐると。
その奥の朱鷺メッセというか、
ホテル日航新潟にはあまり明るくない。
宿泊客は全てサザンのコンサートへ?
メディアシップをぐんぐんと20階まで。
真南方面
新潟駅方面は駅前だけ明るい。
いや、それはそれで救いか?
南西方面
伊勢丹やアルタ、ロフトなどほぼ東京のような一帯、
それに万代シティのレインボータワーがキレイに。
真西方面
信濃川の上流方面、つまり暗い部分。
その左手には県庁の辺りが見える。
北西方面
目の前に万代橋、その先にNEXT21の尖り屋根が見える。
万代橋もレインボーにライトアップ。
北東方面
柳都大橋、朱鷺メッセが一望てきる。
なかなかいい眺めに満足して下界へ。
斜向いのラブラ万代の地下、イオンで買い物をしてホテルへ。
さすがに疲れたので、ホントは歩きたくない。
しかし、20時半過ぎに嫁さんから電話。
しょうがないので、またメディアシップに戻る。
そして、Yさんと嫁さんと落ち合い、来た道を戻る。
これならホテルで待ち合わせでも・・・。
南口に渡って、Yさんの行きつけの居酒屋、
味処久右衛門へと。
栃尾揚げやら山菜の天ぷら、十全なすの漬物、
ノドグロの塩焼きやらを発注。
鶏の唐揚げを頼もうとすると、Yさんに止められる、
ここは違う、と。
結果、また上越新幹線を跨いで、万代橋口へと。
鳥忠本店に入り、すぐさま発注する。
骨つき半身 カレー揚げ(780円)
鶏の半身を、ココでは半羽をカレー味で揚げたもの、
それが唐揚げ、だから、ここまで移動してきた。
すでに満腹を越えていたにも関わらず。
しかし、コレを食べたいと言った手前、
がつがつと胸肉の辺りを食べ進む。
そして手羽を食べながら、疑問を口にする。
そりゃ水がいいから
コメがウマいことへの疑問を言った訳ではない、
美人が多いことへの疑問を口にしただけである。
ということは、嫁さんにうまい水を飲ませれば?
いやはやまさか