4月13日(金)、今日は久しぶりに少し余裕があるので、もう一つ書きます。
私が5年前に長野県に住んでいる頃から計画が進められていて、私も協力してきた、浅川巧に関する映画がようやく完成し、放映されることになりました。浅川巧は日本が朝鮮半島を支配していた時代に、朝鮮半島に渡り、植林技師として活躍しながら、陶磁器の保護にも尽力した人物です。日本人の多くが朝鮮半島の人々に対して差別的な態度をとる中で、彼だけは対等の人間として接し、彼が亡くなった時には大勢の朝鮮人がその死を悲しみ、彼の墓は今でも花が絶えることがないそうです。
この話が「白磁の人」という題名で小説化され、それに感動した多くの人々によって映画化が模索されてきたのですが、多くの難題が生じ、それでもそれを実現しようと熱意のある人々の力でようやく実現にこぎつけました。映画の内容は下記のサイトをご覧ください。
私の、松本市の友人である峯岸八戒先生が、友人3名と共に、自家用車であさって4月15日から23日まで、映画のキャンペーン旅行に旅立ちます。松本から韓国ソウルまで行くのです。すごい熱意です。彼らの行程は以下の通りです。もし途中で彼らを見かけた方は声をおかけください。峯岸さんの他には、桜井政男氏(元・韓国で日本語教師)、大江邦彦氏(元・京都新聞記者)、吉良健一朗氏(ケーナ奏者・シンガーソングライター)です。
15日(日) 松本市~名古屋市~大津市
16日(月) 大津市~大阪市
17日(火) 大阪市~下関市~関釜連絡船
18日(水) 釜山市
19日(木) 釜山市~ソウル市~高陽市
20日(金) 高陽市
21日(土) ソウル市~釜山市~釜関連絡船
22日(日) 下関市~徳島市
23日(月) 徳島市~松本市
私が原文を書いたのぼり旗を宿泊の各所に建てて宣伝されるそうで、帰りの22日には徳島にも来て、一緒に懇親会をすることになっています。
4月22日は私は午前中に高松市中野天満宮で後藤芝山祭で講演会をし、午後は祭り併催の連歌会に出席し、夕方に徳島に帰ってから峯岸さん一行と懇親会、終了後は徳島城公園に一行を案内してLEDアートを案内するという、ハードスケジュールになりました。おまけにこの日は徳島マラソンで、徳島は人でいっぱいになります。
日が良いようで、行事は同じ日に重なるものです。
映画は残念ながら徳島では放映しないそうなのですが、神戸まで見に行こうと思っています。