6月13日(金)です。先週の写真を整理しています。先週も学生たちが教育実習中の学校を表敬訪問しました。これは、6月7日(金)に訪問した徳島県立辻高等学校の校長室の隣の廊下に貼ってあった書道クラブの合作です。
7日までの2週間、国語と書道の授業をさせていただいた4年生の宮成真央さんが指導した書道クラブの生徒の合作で、アンパンマンの主題歌の歌詞が生き生きした表現で書かれていました。
宮成さんの国語・・詩の授業を見せて頂きましたが、とても楽しい授業でした。生徒さんが素直で、班ごとに詩を作って発表していました。
この学校は以前から校内のあちこちに書の表示がさりげなく貼ってあります。階段の踊り場にあった花瓶の台にも英語の書作品がありました。
「green earth」 このさりげなさが素晴らしいと思います。
なお、この学校の近くには「佃」という駅があって、その50m西に佃公民館があり、その庭に有名な碑があります。4年前に拓本を採りに来たことを思い出して、帰りにちょっと寄って見学しました。
「内田弥八顕彰碑」です。
http://takara.ict-tokushima.jp/list/bbsi.php?s=28&b=2568
明治18年(1885)
慶応大学学生時代にベストセラーの翻訳小説を出版し、わずか30歳で早世した才能ある若者でした。
碑文の前半は、本人が亡くなる前に書いた自筆文、後半は福沢諭吉の哀悼文、題額は巌谷一六の筆になるもので、極めて珍しく、また素敵な碑文です。
このような方のことが今はほとんど忘れられていますが、高校の国語の授業などでぜひ扱っていただきたいなと思いす。
お近くを通られたときはぜひご覧ください。