2月23日(日)、午前中にとくしまマルシェ に行ってきました。
これは中心市街地の活性化のために始められた新町川沿いの日曜朝市で、月一回、最終日曜日にだけ行われています。多くは、紺屋町のわくわく日曜市とセットで行われています。
今朝は、天気も快晴で気持ちのよい天候の中で大勢の人出がありました。 通路は人とすれ違いできないほどの混み具合で、ほぼ毎回行っていますが、今までに最高の人出だったと思います。
徳島は阿波踊りの期間が人通りでいっぱいになりますが、この通りだけみると、ほぼそれに匹敵するくらいで、驚きました。
お店の方に聞いたら、他県から観光バス何台かでお客が来ているとのこと。マルシェも始まってから3年目になりますので、徐々に知名度が上がり、関西圏からこれを目的にしたツアーが出るまでになったそうです。素晴らしいですね。
徳島県は、海産物も農産物もたいへん品質が良いので、京阪ではブランドになって高く販売されているそうです。それが、ここに来ると、生産者が採れたてのものを安く販売するので、人気があがっていくのは当然だと思います。最近はネギ焼き・海鮮汁・ソーセージ・ラーメン・うどん・ソーメン・コロッケ・焼き鳥などの露店もでています。もちろん徳島の特産物をもとにした健康的な食べ物ばかりで、大変おいしいです。品物がどんどん売れるので販売者の皆さんもとても嬉しそうでした。
徳島のユルキャラ、「とくしぃ」ちゃんも特別出演して、子供たちに愛嬌を振りまいていました。誕生1周年の記念だそうです。彼女は声を出し、阿波踊りを踊る女の子ユルキャラで、可愛い声で会話をしながら子どもたちをハグしていました。
実はとくしまマルシェで必ず買うようにしている商品があります。
徳島県美馬市から参加しているシイタケ販売店の「じいじいのきのこ」です。お店の詳しい経営形態は知りませんが、いつも老夫婦が売っていますので、一軒の農家による商品かと思います。
これで定価700円なりの高級シイタケですが、生産者の奥様(ばあば)が販売しておられて、交渉次第で値切ることができます。なかなかの商売上手で、この交渉をするのが楽しいのです。この下のランクのシイタケは一袋500円、400円という値段で売られていますが、これもたくさん買うと、一袋当たりはだいぶお得になります。
妻の話によれば、採れたてのシイタケは包丁で切るときにふっとキノコらしい香りがするそうです。
徳島の中心商店街活性化策の最も成功しているイベントです。昔ながらの対面販売の買い物の楽しさを味わいながら、良質の商品を安く入手できる良い市場だと思います。今後もっと有名になっていくでしょう。皆さんもぜひ一度とくしまマルシェでお買い物をしてみてください。