ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

書道文化学科学生の二人展「綾なす」

2023年12月23日 | 日記
12月23日(土)、標記が始まりましたので観覧に行きました。場所は徳島市東新町の新町川沿いにある新町川文化ギャラリーです。第2次大戦時の徳島大空襲で焼け残った戦争遺産のビルの2階にあります。窓ガラスがその火災の熱でひび割れした状態で、壁の塗装も半分剥げ落ちていますが、それが逆にお洒落でレトロな雰囲気です。
「綾なす」の紹介の四国大学HP

新町川文化ギャラリーのサイト


作品の作者は書道文化学科4年生の麻植柚花と笠井柚季です。麻植さんは書道パフォーマンスグループの「はれるや」のメンバーの一人なので、このブログでは何度も登場しています。













藍染や一貫貼りの作品もあります。大学の授業「書と工芸」で作った作品です。





約40点の書と篆刻のコラボ作品展で、工芸的なものもあります。書道の作品の枠を超えた意欲作ばかりで、たいへん楽しめます。
気に入った作品は作者と交渉して購入もできます。私も1点、購入させていただきました。売約済みになって、展覧会後にいただくことができます。
展示は明日、24日(日)、9:00~17:00 です。ぜひお出かけ下さい。

徳島県議会ホール書道パフォーマンス2023

2023年12月23日 | 日記
12月21日(木)標記が昼休みに実施され、県議会に行ってきました。12:15~12:45の約30分間です。県知事も、後藤田正純知事に代わり初めて披露します。ご挨拶がありました。


この日は松重学長も来られていました。学生は11名です。2年:秋山果菜、大上咲希、小田姫菜莉、橘高彩名、竹内友里、篠原愛衣子、古川沙夜、前田芽祈、八頭司美奈、 1年:小林美紅、中川翔大。 全員が書道部員で、書道文化学科学生です。観客は30名ほどいました。


最初に1年生の小林が一字書「動」を書きます。コロナ禍もあけ、動き出す日本を象徴する文字です。行書で書きました。



次の大上が「新」を書きました。県知事も代わり、新たに動き出す徳島を象徴する文字です。




この後、竹内、篠原、秋山、前田によるパネル作品。「疾風迅雷」を書きました。勢いよく動き出すことを訴えます。





次は大作品です。コロナ後に新知事を迎えて新たに踏み出そうとする徳島を応援する作品です。全員で分担して書きます。





大字「踏み出せ徳島」を橘高が書きます。大きな声で気合を入れます。




作品が完成してお披露目です。会場から拍手喝采。


この後に、最初の「今年の2文字」を掲げてもらい、この字を選んだ理由を述べました。


最後に記念撮影です。知事さんとも親しくお話しました。


大作品の前でも記念撮影をしました。皆さんに喜んでいただきました。


11回目となり、徳島県議会の恒例行事となりました。
この様子は四国放送が取材して下さって、当日の夕方のニュースで報道されました。学生の皆さん、お疲れさまでした。