6月4日(木)です。
大学もようやく対面授業が始まり、生き生きした学生の姿が戻ってきていますが、教室は一つ置きに座ったり、二教室使ったり、広い場所に変更したり、いろいろと手間が増えています。
そんな中でも、廊下に咲いている鉢植えの花が咲いたりすると、心が癒されます。
同僚の田ノ岡先生の部屋の前に置かれている「胡蝶蘭」は、お祝いの時に贈られたりする丸い花びらの蘭です。
昨年の夏に田ノ岡先生がいただいて、一回花が散った後に、今年の春にツルが伸びてきて
先週から二度目の花が咲き始めました。
花びらには、切れ込みが入っていて、まさしく白いアゲハチョウのような感じです。
試しに、花の写真を上下入れ替えてみました。
胡蝶蘭をネットで調べてみました。
胡蝶蘭の属名は「ファレノブシス」、和名は「コチョウラン」、漢字で「胡蝶蘭」の字。
「ファレノプシス」は、ギリシャ語で「ファライノ(蛾)」と「オプシス(似る)」という2つの言葉から成り立つ。
見た目が蛾(蝶)に似ていることから、その名がつけられたと言われている。
確かに、栽培されて売っている丸い花びらよりも、二度咲きさせた時に出る
原種に近い状態の花の方が、より蝶の雰囲気が出るもので、それを見て
なるほど、蝶のような蛾のような形の蘭だと納得しました。
逆さにすると、触覚の様子まで似て見えます。
蛾も蝶も同じ仲間ですが、「蛾蘭」よりは「胡蝶蘭」の方がイメージがよいので、
ネーミングも、考えられ、練られたものだと思います。
ネットを調べると「条件が良いと、二度咲きできる」とあり、四国大学の蘭は条件が良かったようです。
まだツルは2本あって、つぼみがたくさんついているので、当分楽しめそうです。
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