ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

徳島ビジネスチャレンジメッセ2019初日

2019年10月10日 | 日記

10月10日(木)、標記のイベントが始まりました。初日の午前中には、3年生の伊熊麗奈さんが担当しました。会場まで自家用車で送りました。10時にコーナーを開く早々にお客様がやってきました。

2時間ほどの間に20名ほどのお客様に対応しました。おつかれさまでした。

会場風景を紹介します。

午後には、4年生の那須彩乃さんと是永茉緒さんに交代し、やはり大勢のお客さんの依頼に応えました。夕方、迎えに行った時には、既に作業を終えていたので、写真撮影ができませんでした。同僚の渡邉先生が撮影してくださった写真を以下、掲載します。

 

 

 


徳島ビジネスチャレンジメッセ2019搬入

2019年10月09日 | 日記

10月9日(水)、標記の行事が明日から始まりますので、この日の夕方にアスティとくしまに搬入に行きました。手伝ってくれたのはゼミ4年生の松木綸平君です。

会場では、既に多くの企業が準備を終えていて、早速ブースの壁に、用意していた写真類を両面テープで貼りました。この写真は2日ほどかけて、この1年間ぐらいの学生たちの地域活動の写真を選んで印刷したものです。展示やパフォーマンス、書道コーナーの設営など、各地でいろいろなことを実施しています。

机と椅子を入れて完成しました。1時間半ぐらいかかりました。

周りには様々な企業の製品やサービスの紹介があります。明日10日(木)の10時から始まり、12日(土)の16時まで実施されます。

徳島の企業への就職を考えている若者にとっても、たいへん参考になるイベントです。また、食べ物や製品の販売もあります。ぜひお出かけ下さい。

 

 


第57回 徳島彫刻集団野外彫刻展

2019年10月06日 | 日記

10月6日(日)、井下俊作先生からご案内をいただいたので、午後に標記を見に徳島城公園に出かけました。雲一つない快晴で、10月にしては暑すぎる日でしたが、井下先生は元気に出迎えて下さいました。先生の作品のタイトルは毎年「A MESSAGE TO THE EARTH」というもので、身の回りにある、不要にされた物品を活かしてECOを訴えています。今年は、徳島城公園で最も巨大なクスの木を自分の彫刻とコラボさせたスケールの大きな作品でした。クスの木の周りに、白いロープが張られて、木の作品が数点置かれています。

枯木と木製のテーブル・椅子、バイオリンです。

バイオリンは、知り合いのお子様が使っていて壊れてしまったものだそうです。木には小さな椅子もくっつけられています。すべて木の恩恵によって作られる製品です。

「かおりのやかた」と名付けられたオブジェは、透明アクリル箱の中にクスの木のチップや材木が入れられて、その芳香も楽しむ仕掛けになっていました。この箱も、穴があいてしまった不良品として処分されたものだそうです。先生はその穴を逆に活用していました。クスの木は樟脳の原料です。防虫剤や芳香剤、棺桶などに使われます。木は人間の生活にこのような形でも貢献します。ご希望の方が持って帰れるように、クスの木のチップが袋に入って籠に入れられていました。

枯木に鳥の止まったオブジェもあり、最後に見るのが、クスの木につながったワイヤーと酸素ボンベです。私たちが呼吸のために不可欠な酸素も植物が作ってくれるものであることを表現しています。

人間の生活が木によって助けられていることを感じさせるオブジェでした。先生、ありがとうございました。

この他の彫刻をいくつかご紹介します。二人の人をあらわしているのでしょうか。美しい造形でした。

大きな唇が印象的な石彫。

池の中に浮かぶボートに乗った犬の彫刻。目にLEDが入っていて光ります。

池の岸辺にあったヒガンバナのようなキノコのようなオブジェ。緑の中に映えていました。

カエルと水蓮をモチーフにしていた金属彫刻。

巨大なテントウムシのようなオブジェ。

彫刻展は全部で28作品あり、とても楽しめます。11月8日(金)まで開かれていますので、ぜひお出かけ下さい。

なお最後に、彫刻展とは関係ないのですが、鷲の門広場の隅に最近建てられた、四宮生重郎さんの自筆の書を彫った記念碑もご紹介します。今年の5月2日にこの広場で一緒に書道パフォーマンスを楽しんだ四宮さんの仲間の皆さんが建てられたものです。彼は阿波踊りのレジェンドでしたが、残念ながら1か月ほど前に亡くなられました。書も美しく、まるで彫刻作品のような石碑です。こちらもぜひ一緒にご覧ください。