
■三種■ランばかり見にでかけているわけではありませんが続けてランを見る機会に恵まれています。見たかったラン・幾度も見たラン。見られると嬉しいのは同じことです。

マヤラン
このランは今まで何度も見ていて今年は見なくてもいいかな~と思っていたのですが、行った先で「あれ!早くも咲いている」と驚いたのです。今まで見た中で一番早い。たぶん2週間は早いとおもいます。
マヤランについてはこちらも併せてご覧ください。
すぐ近くで見たかったランにも幸運にもあえました。ブナに大体着生しているので近くで撮影するのが難しいランです。着生してはいますがこの木はカエデの類でした。苔むした木の股にぽつんとありましたので種を飛ばし今後増えていってくれればうれしい。


フガクスズムシソウ
はじめてみたランではありませんがこれほど真近でしみじみと眺めたのは初めてです。
一時期この花を見たくて探したことがあります。その時に何か所か見つけましたが5m位上に着生していて撮影をあきらめたのです。枝ごと折れて咲いているのも見た事がありますがその頃は撮影していなかったのです。二枚の葉から茎を伸ばした姿形に造形の妙を感じました。
フガクスズムシソウ画像はこちらにもあります
そしてもう1つのランも見ましたが・・これの名前で悩んでいます。一見した時にはヤマサギソウだと感じました。一部をみたらキソチドリだと思いました。キソチドリにしては大きいし頑丈だし花の着きが見事。生育環境もヤマサギソウの場所。でも上部の花の形をみるとキソチドリのよう。連れ合いのレーサーは「ヤマサギソウだと思うよ」とキソチドリを見たことがないのに色々調べてから言います。キソチドリを見られる場所があるのでそこで撮影してきて比較してみようと思っています。さてこのランの名は?


今のところ連れ合いのレーサーの言葉と最初さっと見たときの全体の雰囲気から「ヤマサギソウ」・・としておきます。
標高の高い場所ではマユミの花が綺麗に咲いている処が多く見られました。

マユミ
里山に降りてくると今の時期に見られるこれら2種も咲いていました。

アキカラマツ

タンキリマメ
植生の違いも日々感じています。