花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

朽木峠へ

2013-10-15 | 山野草
山野草
■展望よし!■

長谷渓谷から朽木峠への林道は初めて走る道でした。途中植物観察と昼食。場所柄もあり草花はとりたてて珍しいものは見られませんでした。目立ったのは季節柄ハギ類・ヤクシソウです。
            
ツクシハギ
      
オオヒナノウスツボ
今回の観察の目玉だったこれ、花期が終わって殆どが種となっていました。
別の場所で撮影した花はこちらにあります
オオとつくだけあって本当に大きいです。
オオヒナノウスツボ (ゴマノハグサ科ゴマノハグサ属 )
名前の由来・・・ 大雛の臼壺。壺形の小さな花を、臼や壺に見立てたもの。
花期は8月~9月  日当たりの良い草地、林のふちなどに生える多年草で高さは1Mほどにもなります。茎には稜がある。 葉は対生し、長さ6cm~10cm、幅3cm~5cmの長卵形~卵形。ややかたい。先端はとがり、ふちにはとがった鋸歯
高知県内では稀ですがここにはかなりの株数がありました。
      
ツルリンドウ
             
ツチトリモチ
これは佐川で何か所かで見たことがあります。今回も道の真ん中にあり、驚きました。植物観察会ですので珍しいものばかり見るつもりで参加はしていませんがやはり稀少種を見ると嬉しいです。
うねくねと林道をはしり見知った場所へ到着。朽木峠へ登るため、道脇に車を停めます
      
ここから20分も登ると 
 
朽木峠。坂本龍馬が脱藩した道です
展望所からは
     
不入山・風車
     
黒滝山・鳥形山が見え登山気分を味わえました。
ここではフクリンササユリ・コクラン・オオバノトンボソウ等の葉姿をみたのみです
             
オオハナワラビ
     
その後佐川には多い「シコクバイカオウレン」の葉を見て散会。
艶やかな花にはであえませんでしたが渓谷と峠歩きをしたのです。佐川の街中から遠くない場所に魅力的な渓谷があったのを知ったのが一番の収穫でした。
    


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長谷渓谷

2013-10-14 | Weblog
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■ま!素敵■
昨日参加した植物の会の観察場所はシダの多い「長谷渓谷」でした。佐川にこのような見事な滝の連続する渓谷があるのを知らず、歩いていて驚きが連続しました。シダの名をメモする係りに歩き初めに当番の方に指名をうけました。足元が悪い上、水音に講師の声がかき消されるのでメモとりになかなか苦労しました。でも、結局50種もメモしていました。メモしながらこの道を歩いたのか・・と思いながらまとめています
        
9:15から渓谷歩き開始~
        

        

              

              
水量多く緑も深く清らかな滝。
順調に歩いていたのですがいきなり滞留した流れに足が止まりました。退却かと思ったのですが先頭を行くI講師が「行こうや!」と靴を脱ぎ、靴下まで脱いだ。2番手の私も続く。ズボンの裾をまくり続々ときました。
              
まさかここで靴を脱ぐとは!でした。
              
幾つもの滝を見ながら登りに登りますと
       
行きどまりには大岩がそそり立ちます。青空の上がどうなっているのか気にかかる。岩にはミツバツツジが生えているので花時に来るのもよいとのことです。
             

             
参加者が連なって降りて元の看板のある場所に着いたのは11時過ぎ。
2時間足らずの渓谷のシダ観察でした。
ここの渓谷ではシャワークライミングも行われているとのことです。

夏に行くと涼しくて気持ち良い場所・イワタバコも多く見られたのでそれも楽しみとなりますね。
渓谷でシダを見た後は昼食後、峠へ移動し植物観察でした。            

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石鎚山へ

2013-10-13 | Weblog
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■紅葉の具合・・■
今日、レーサーは石鎚山へ一般ルートで紅葉見物にでかけました。流れ星は渓谷・峠へ道歩きでした。お互い天気は最高。レーサーの紅葉模様を楽しみに待っておりました・帰宅したのが20時。さっそく画像を取り込みつつ話を聞きます。聞いて納得しました。紅葉は良くないし、人が多くて撮影する気にもならなかったのだそうです
登山口9時発 頂上11:45(昼食)12:40 下山15:10
            
すばらしく晴れわたっています。朝早くは九州の山々まですっきりみえたとのこと
      
南尖峰をみると・・残念ながら紅葉はよくない
      
瓶ヶ森が指呼に見える。
      
頂上は暮れのスーパーのような混雑です。
      
下山も連なる人・人
      
岩黒山も降りつくまでくっきりと見えた快晴の石鎚山でした。紅葉を見に行ったのですがカラフルな人の波を見に行ったよう。
国民宿舎の駐車場まで満杯・・・連休中の登山は避けたのが良いですね。

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バイカオウレン発見・コキンバイザサ

2013-10-12 | 山野草
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■いつもの場所で■
いつもの場所でいつものように花好きが山を歩いてきました。仲間のぼちぼちさんが少し道から入ったところで「バイカオウレンがある~」というので近寄ると「ありました!」
            
株は少ないのですが新産地。それも今まで分布域とされていない場所ですので嬉しい!来年咲くのか?どうか今から気がかりです。
      

             
ツリフネソウ
昨年より草が茂り花数は少ないし終盤であまりきれいではありませんが今年お初。ハガクレツリフネにはいやっというほどお目にかかりますがこれは高知県では少ないので出会うと「ラッキー」です。
今日は風が強かったのですが天気は最高によかったです。歩いても気持ちよく、足も軽く動きました。普段はあまり気にもしない2種も青空背景に写してみます
             
イヌタデ・ミズヒキ
             
ツルニンジン
       
ツチトリモチ
いつもの場所にいつものように出ていました。
期待していた「オオミヤマウズラ」は残念ながら盗掘にあい見られません。

            
ゴンズイ
            
アケボノソウ
      
サザンカ
白の一重の此花10月だというのに早くも開花しています。歩いていて「あれ~」と上を見上げ気が付きました。暑くても季節を感じ取ったのでしょう。寒さを感じる青空ではなく暑さを感じる空にサザンカは妙に不思議な感じがしました。
バイカオウレンを見つけ「今日は良かったね」と言って歩いてもうめぼしい花はないと思っていたらありましたよ。
             

        
コキンバイザサ(キンバイザサ科)
毎年楽しみにしているのですが刈り払いにあいなかなか丁度のを見られない。今日は花数も多いし形のきれいなのが多くしばし撮影タイムとなりました。
     
座り込んで写す人・写すのを見る人・それを写す人、三者三様です。
10時から15時半までおしゃべりに花をさかせ花をみた一日でした。

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植物研究会の観察会

2013-10-11 | 山野草
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■花・虫■9/29
28.29日と所属する植物の会の四国大会が高知で開催され参加しました。28日は研究発表・懇親会。29日は観察会でした。観察会をした場所は今まで何度も足を運んでいてしっています。けれども今回は地元の方が案内をしてくださったおかげで初めての場所を歩けることもできました。
             
前日は大雨だったので水量おおい四万十川支流です。スダレギボウシの葉が見えていました。
             
宿泊した松葉川温泉前の掲示板には蛾が多数いて植物観察に出る前に「昆虫観察会」となりましたがだれも名前を知りません。気になるので主なものだけ撮影してあります。ご存じの方がおられましたら御教示ください
      

     

      

      

      

      
大小様々、模様もそれぞれに違いみていて飽きない。出発の号令がかかるまで皆大騒ぎでした。
前日の大雨もやみましたが雨靴は履いて30名ほどがぞろぞろと地元の方を先頭に見て回りました。
      
      
      
シロシャクジョウ
      
ホンゴウソウ
      
ナンバンギセル
             
キバナアキギリ
             
ネズミノオ
      
アケビ(ミツバアケビ)
             
ヒメノボタン
             

             

             

             
シュスラン
      
棚田の周辺も含め2時間ほど歩くと午後は湿地へ移動。天気は曇りから太陽が覗く良い天気になり嬉しいけれども暑い観察となりました。ここへはかなりの回数来ていますのであまり撮影せず好きな花のみ撮影です。
      

             
ヒナノカンザシ
             
ヤナギアザミ
珍しい花多く県外から参加の方は「高知はすごい」と言って時間が足らないのを惜しみつつ散会しました。


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石鎚山へ

2013-10-10 | Weblog
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■紅葉の具合?■
10月10日前後が石鎚山は毎年紅葉時期です。5日とか6日に行きたかったのですが台風の所為もあり行けず、気になっていました。連れ合いのレーサーはクラブの例会で13日に一般ルートでリーダーで行きます。紅葉を楽しむなら東稜ルートが良いので今日でかけてきました。予報より天気が悪く展望なし、紅葉もあまりよくなく少々がっくりでした。でも、訓練。2人で行くとスピードアップして行動できるのが良いのです。
      
登山口8:50
      
東稜分岐9:40/45
      

              
矢筈岩
そして難関の岩場を超えて南尖峰着11:00
      
ドウダンツツジの赤が際立ちます。
      
ガスがなく青空なら嬉しいのですが周りは見えず悔しい。
              

      

      
岩場を歩いて天狗岳へ向かいますがガスのお蔭で高度感がなく歩きやすい。
              
少しだけお日様がさし輝きが見られたのです。
              
天狗岳11:20
              
危なそうに見えますが大したこともなく歩いて
      
ガスの中に浮かぶ弥山を目指す
      
弥山11:35
休憩を除くと2時間半かかっていないので上等に歩けました。最近歩きが不足だったけどこれくらいで「登れよかった~」とほっとしました。
天気が良くないのにかかわらず沢山の人がいます。さすが石鎚ですねえ。人ごみを避け昼食をとる。
      
12:00丁度に下山開始
      
「少し早く歩こうよ」と言って歩き13:25帰り着きました。「これ以上早く歩くと(走る)になるよ」というスピードでしたがそれでも1時間20分は降りるのにかかるのですね。
花は殆どなく今の季節はやはり天気のよい日に輝く紅葉見物が一番です。13日の例会が天気でありますように・・・
見られた花
              
リンドウ
アサマリンドウ開花せずでした
      
ミソガワソウ
最後の花3輪ほど
      
シコクフウロ
      
イケマの袋果
紅葉時の同じコースの画像のあるHPはこちらです。        
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来年は午年だね

2013-10-09 | 折り紙
折り紙
■早くも干支折り!■
昨日は台風の影響もあり雨が降りそうな不安定な空模様でした。折り紙教室へ自転車で行くのはどうも嬉しくないので躊躇していましたが、雨具・雨靴を積んで行ってきました。10月は例年干支の色紙を折るので休みまず行きます。早くも午を折るのです.十二支全部を折るほど教室に通っていないな・・・けどネズミを折った記憶があるからもう7年も折っています。飽きもせず続けています。教室に通う前から折っていたので折り紙歴は長いけどいまだに下手です。でも、面白いからやめられませんね。
       
凄く簡単にできあがりました。
目が年を重ねたので見えにくく作業に苦労するときもありますが、教室のメンバーは殆どが私よりかなり高齢です。もう少し続けて見るつもりです。次はクリスマスツリーを折る予定です。

庭の花は10月になると少なくなりました。そろそろ水仙の球根を植えこむ時期ではありますが今日も30度を超す暑い一日でした。植える気持ちにもなれずそのままになっています。温度が高いお蔭で好きなガガイモ科の2種が花をつけ楽しませてくれています
            
別名ですが「流れ星」
                     
成長をつづけ1Mにもなりました。
5℃以下にすると枯れる可能性大ですが寒くなる季節に殆ど水遣りをせず2年冬越しをさせました。さてこれだけ大きくなったものをどうやって置いておくか?思案中ではあります。

       
サクララン
栽培するより自生地へ見に行くのを主にしているので大してありませんがそれでも世話は大変。
             
カリガネソウ  
今年、種から育って10月になってから咲き始めました。鉢植えより地植え。放っておいても元気に咲く花を愛する不精な花好きです。     
   


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ミヤコアザミなど

2013-10-08 | 山野草
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■湿地にて②■10/7
昨日出かけた湿地は自宅から車で30分ほどの場所です。今年初めて知り植生豊富な場所だとは認識していました。でも、まさか「ミヤコアザミ」があるとは思ってもいませんでした。丹念に観察を続けている先輩の成果の賜物です。
前に「スイラン」の株を見ていたので開花を楽しみにしていましたが蕾ばかりでした。再度訪問せねばとおもったのです。でも、目的のミヤコアザミは丁度の開花で喜ばせてくれました。
徳島県で認識せず「変わったアザミがある」とみたことはあるのですがわかってみたのは初めてなので「お初、初見の花!」です。
アザミとは名がついていますが「アザミ属」ではなく「トウヒレン属」です。
              

              

              

              

              

      

      

      

      

      
ミヤコアアザミ(キク科・トウヒレン属)
高知県植物誌によるとトウヒレン属は9種記載されています。その記載文の中に 「山脇が1941年に高知市で採集したものが最後の記録で、絶滅の可能性が示唆される」とあります。それを見られたのです。初見であり、なおかつ70余年ぶりに再発見されたものを眼前にしたのです。嬉しくて似たような画像を載せた気持ちわかって頂けると思います。
高知県内に生育するトウヒレン属の9種のうちコウシュウヒゴタイ・・トサトウヒレンミヤマトウヒレンキリシマヒゴタイ・ヒメヒゴタイそしてミヤコアザミ6種を見ています。画像も併せてご覧ください。
トウヒレン属も妙に好きなので本当に嬉しく、再発見したS氏の日常的に活動する熱意に深謝し拍手を送るのです。この場所は大切に守りたいと立ち去りました。
場所移動しあれこれ見られましたが2時間足らずで満足いや大満足の観察となりました。
      
ノダケにキアゲハの幼虫
      
アオモジ
            
タチカモメヅルの袋果
      
アゼムシロ(ミゾカクシ)キキョウ科
群生して咲くのでこうして1つの花をみたことがありませんでした。左右相称だとよくわかります。そして蛇が鎌首を持ち上げた様にみえるのが雄しべが葯を合着し花柱を取り囲んでいる部分です。
      
コシロネ
            

            
キクモ
      
シソクサ    
            
ヒロハイヌノヒゲ






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イセハナビ・ミミカキグサなど

2013-10-07 | 山野草
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■湿地にて①■
昨日里山散策をしました。高名な漢方薬草の大学の先生と牧野のK氏が説明して回ってくださいました。説明を聴くのが忙しく撮影をほとんどせずです。歩いていて川岸で気にかかる植物を見つけなんとか撮影し「イセハナビ」と判明しました。初見の花です。けれど綺麗に撮影できていなかった。悔いがのこっていました。今日は湿地の植物を見にでかけ、近くにありませんかと案内の方に訊くと「すぐ近くにある」との返事。初見の花を見るのはうれしいもの、いそいそと出かけ見てきました。
            

      
  
      
イセハナビ(キツネノマゴ科・イセハナビ属)
多年草。草丈は50センチ、茎はやや木質になり、枝分かれをする
原産地は東南アジアで日本へは中国経由で渡来し、観賞用に栽培されるほか暖地で野生化している。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、長さは3センチから6センチくらいである。
淡紫色の花は漏斗状で5つに裂け、長さは10ミリから20ミリ(花冠の裂片は左右非対称)
同属にスズムシバナ・ユキミバナがあるがそれと同じように花は一日花。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

今日見た川辺ではかなり群生していてもう少し早い時期に来れば見事だったと思われます。
名前の由来を調べましたがわかりませんでした。
湿地では最大の目的の花もみましたがそれは明日にし、小さくて撮影に苦労したミミカキクサをUPします。
      

             

             

      

      
ミミカキグサ(タヌキモ科・タヌキモ属)
雨靴を履いて座り込んで撮影。注意しないとお腰の先が濡れます!!目の前で見られたので割合綺麗に写せました。
             
マクロで撮影せず目でざっと見た感じはこのようです。
湿地で自然環境のよい場所なので生き物にもであえ運よく久しぶりにあえたのがカメでした。
             
オニヤンマ
          
ニホンイシガメ
外来種に駆逐され最近ではほとんど見られなくなっています。ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメと言われ販売されています)がほとんどで近所の川などではまず在来のニホンイシガメはみません。小さい頃からカメが好きで飼育しては楽しんでいました。安易に外来種をいれた結果日本のカメがいなくなったのを嘆いていました。久しぶりに見られ「わお~」と喜んだ私です。
     
帰りは丁度お昼どき・好きなうどんを食べにお初の店に入り250円でかけうどんを頂きました。
午後から雨。明日以降も台風の所為で雨とのこと、午前中少し雨に降られましたがまずまずの天気の中散策できラッキーでした。
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サンヨウブシ・シコクブシ

2013-10-06 | 山野草
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■満開■9/13
13日見事に咲いた花を見ておきながら紹介するのを忘れていました。自生地で適期にみるのはなかなか難しいのですが昨年少し遅かったとの反省の上、出かけた結果よかった。
            

            

    
サンヨウブシ
            

      

            
シコクブシ
            

            
オオバウマノスズクサ(種)
            
ツルリンドウ
            
ツリバナ
            
シラキ
紅葉し始め。
            

     
ガガイモ     

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アサマリンドウなど

2013-10-05 | 山野草
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■花をみたくて■9/25
稲叢山で見たかった花はセンダイソウとアサマリンドウでした。センダイソウはあまり良くなかったのでせめてアサマリンドウの群れ咲く姿を見たいと頂上へ向かいました。ところがあまり咲いていません。毎年同じように見るのは本当に難しいです。
      

             

             

             
普通見るのはこれらの色です。
     
偶に白に近いのがあるのでそれを見るのを楽しみにするのです。前に別の山でピンクを見て歓声をあげたこともあります。今年のように少ないと色変わりを見るのは難しいです。
     
ウメバチソウ
            
アケボノソウ
これも全部例年より株数が極端に少ないのです。
            
フクオウソウ
道路脇で初めて発見。
            
サクラ紅葉。素晴らしい青空は終日続きました。花は少なかったのですが展望抜群のお手軽登山を楽しんだ一日でした。
お手軽というのは登山口11時発。頂上12時10分。そして昼食をのんびりとり下山が14時20分でした。これがお手軽というわけです。撮影しつつお喋りしつつ花好きが歩く。初めて一緒する散策仲間もいて楽しめたのです。登山とはいえない歩きでしたがこの山は気軽に歩けるのでいいです

稲叢山登山当日の風景画像はこちら
センダイソウ・ダイモンジソウなどはこちらです
25日から後、でかける事が多くアサマリンドウをUPするのに間があきました。山ではもうアサマリンドウは終わり、紅葉が進んでいるのでしょう。ブナも色づくころにも行きたい山です。

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スダレギボウシ・シロバナノタカネハンショウヅルなど

2013-10-04 | 山野草
山野草
■川辺から山まで③■10/2
 川辺から山までというと大げさな表現と思われるかもしれませんが事実です。仁淀川の清流を横目に見て朝一番にスダレギボウシを眺めたのですから。自宅をでたのが6時半。自生地着7時40分です。早起きは三文の得といいますがその通りでした。
      
ギボウシの花は一日花です。これほど沢山群れ咲く姿をみたことがありません。
            
薄い紫が殆どですがこれは白花です。
      
このスダレギボウシはヒュウガギボウシのなかで「葉脈間が狭く・裏面の脈上の凹凸」があるもの。近畿南部と四国に自生します。それもかなりの株が群れ咲くのでそれは見事です
            

            

            

            
道路脇で延々と咲く花を見て朝一番に「すばらしい!」と一声をあげました。それから標高をあげつつ山へむかったのです。
          
キハギ
      

      

      
クサヤツデ
この日本特産種の多年草、大好きです。大群生するこの山の上では風が吹き撮影に苦労するのですが・今年は開花が遅れていて見つけるのに一苦労しました。明るいのに良い個体が見つかりません。そこそこで退散しました。
前にきれいなお気に入りのを撮影していますのでこちらをご覧ください

あれもこれも見て回って帰ろうとしていたらタカネハンショウヅルの白花を見つけてしまいました。今日は時間制限があり帰宅を急いでいます。あせって撮影するとロクなことはないですね。こんな画像ですみません。
      

            
シロバナノタカネハンショウヅル
すぐ近くにはタカネハンシュヅルが満開。
            

            
他にもツリガネニンジンなど気になる花が咲いています。この山だけでも十分楽しめるのに午後から来てヒナノキンチャク・ミツバベンケイソウからはじまりヒメヒゴタイもみたのですからいくら早起きでも全部を見るのは無理でした。リンドウ・オミナエシ・ヒキオコシ・など横目に見て帰路に着いたのです。
            
木の実で気になったのをさっと撮影し・・・・カナクギノキだと思ってみています。
      
残暑厳しい一日でしたが暑さをものともせず見て回ったのです。次はお山だけで野に咲くキク類と紅葉を愛でるのがいいかな~。何度来ても展望はよいし花が多いので飽きがこない山です。



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ヒナノキンチャク・ヒナノカンザシなど

2013-10-03 | 山野草
山野草
■川辺から山まで②■10/2
ジョウロウホトトギスが見事だったので気をよくして別の場所へ移動します。期待はせず大好きな花「ヒナノキンチャク」が咲き残っていれば「嬉しいな~!」という気持ちでした。今年は別の場所へ見に行ったのですが猛暑・少雨の為殆ど生育しておらずみられなかったのです。ここは石灰岩地、貧栄養の日当たり良い場所に咲くので不安一杯でした。ところが9月の雨と生えている他の野草のお蔭でかなり残っていました。
             

             

             

             

      
花もかわいいのですが果実の形が小銭などをいれる巾着ににているのが魅力。沢山種を付けて大金持ちになれそうな気がしました~。熟していれば少しだけ種をと思ったのですがまだまだしばらく花を咲かせそう。又来年ここで見せてもらいます
ヒナノキンチャクについてはこちらもご覧ください
ヒナノキンチャクはヒメハギ科です。同じ科・属にヒメハギがあります。ヒメハギの白花を春にみたことがあります。今までに一度だけそれも1株のみです。
      
同じ科ですが属が違うヒナノカンザシ属の「ヒナノカンザシ」は日曜日に見ています。日本ではこれ1種です。
      
ヒナノカンザシ(日当たりの良い湿地に咲く一年草)
ヒナと名が付くと小さくてカンザシも・キンチャクも探すのには苦労します。けれどもそんな小さい花を見るのが好きなので仕方ないですね。ジョウロウホトトギスと比較すればずっとこちらが好きです。

昨日は種々見ていますので昨日・今日・明日と3回にわけてUPしますがおもいがけなかったのが「オオミヤマウズラ」でした。
            
昨年は見られず今年ジョウロウホトトギス咲く岩場近くで4株開花・小苗2株ありました。ミヤマウズラに似ていますが花期が1月違うなどの差異があります。
オオミヤマウズラについてはこちらをご覧ください
            
ヒキヨモギ
            

            
コシオガマ
近くにはヒナシャジンも見られました。ヒナシャジンの画像はこちら
石灰岩地は花の宝庫。あれこれあって本当に嬉しい悲鳴をあげます。

            


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ジョウロウホトトギス・などあれこれ

2013-10-02 | 山野草
山野草
■川辺から山まで①■10/2
例年は9月末に見に行くジョウロウホトトギスを見に行っていません。昨年も見ていないので少し気になる。川辺の花も山の花も気にかかる。天気も良いことだし家に居らず気になるものをざっと見て回ってきました。
      

      
ススキ・青空・少しの紅葉、吹く風はまだ暑いといえばよいくらいの天気でした。オミナエシはあまりにも多くあり撮影せずに通過する贅沢です。目的二番目のジョウロウホトトギスを一番に上げましょう。というのは今年は猛暑・少雨で葉が枯れたり、花着きが悪かったりとよい状況が想像できず不安を抱えての自生地いりでした。ところが今まで一番の状態が見られたので嬉しく今日UPするのです。
    

          

            

            

            

      
ジョウロウホトトギスについて詳しくはこちらをご覧ください今日は珍しい花も含め季節の花をあまりも見たのでざっと少し上げておきます
      
ミツバベンケイソウ
いつものところでいつものように30株ほど丁度の開花です。
             
ヒメヒゴタイ
一昨年見つけていて昨年は無くなってがっくりしていたのですが別の場所で開花。
             

              
スズコウジュ
             
ハグロソウ
             
シモバシラ
満開を通り越して圧倒され撮影しなかった花、アキチョウジ。一面紫色になっていました。それも道路脇にあったのです。
期待していったのに5花しかなかったスズムシバナ。がっくりでしたがかわりに近くでハグロソウを見つけにっこりした。と色々でしたが自宅を6時半に出て17時に着くまでに何種花をみたのか、わからないほどです。贅沢な一日を又今日も過ごしました。


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ダイモンジソウ・シコクブシなどあれこれ

2013-10-01 | 山野草
山野草
■寒風山の花②■9/27
寒風山は花の山と言われます。なので「全部見て行こう!」と寄り道を重ね花を見て回りました。
      
レイジンソウ
終盤ですがまだまだきれいな状態のもある
      

      
   
            

      
ダイモンジソウ
センダイソウと同じような岩場に「これほどあっていいの!」というほど開花中でした
      

      

      
シコクブシ
これも又株が多い。2週間ほど前が盛期だったでしょうね
      
ハガクレツリフネ
探してようやく花がある程度です
             

             
アサマリンドウ
天気が良いのに咲いていない。終盤
      

      

            
ウメバチソウ
満開をやや過ぎて疲れ気味で開花。適期にみるのは難しいです。
            
テバコマンテマ
本来ならば終わっている筈の花ですが早くに咲いた種から発芽し小苗で開花。
            
アキノキリンソウ
大体が満開。優しい黄色が登山道脇を彩る
            
シオガマギク
            

            
タカネマツムシソウ
            
ミヤマトウヒレン
咲き残り。好きな花なのできれいな時に見たかった・・残念です。
綺麗な花ではないのですが分布が限られていて珍しいコウモリソウ属の2種にも目が留まりました。   
             
ウスゲタマブキ
            
ミヤマコウモリソウ 
他にボクチの仲間の株をいくつか見ています。
うろうろした割には下山が早く久しぶりの登山の割にはハイスピードでしたね。1時半過ぎには下山し2時には木の香を通過していました。景色よし、花よし。

同じ27日に山にいたランスケさんは石鎚でこんな景色を見ています。来週天気がよければ石鎚の紅葉を見に登りたくなりました。     
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