雨の観察会

山野草
■見るだけ、撮影あまりせず！■
　先日の観察会は雨でした。参加者は思っていた通り少なかったです。でも、詳しい大先輩と出かけると得る事多く本当に勉強になりありがたい。草花なら少しは分かっても木・となると全くわからない。教えられること多いです。
例えばこの緑をみても私は分からない・・・名前を言われたら知識としてカヤは碁盤・将棋盤の材として最高の樹だとは知っているということです。
　　　　
カヤ
成長が遅いけれど木目が素晴らしいとか香がよいとかのことは知っていたし、高知では前川種苗が製造・販売では有名だとかは知っていました。でも、この実
美味しいと言う言葉にびっくりしました。木の実好きなので調べてみました。アーモンドのようですね。
詳しくはこちらをご覧ください
雨でも見て回りますがカメラが濡れ故障するのがこわく適当に撮影してしまう。殆どボケ画像ですみません。雨に強いカメラを持っていないので濡らすとすぐ壊れて使い物にならなくなるのです。
　　　　
クルマバナ
　　　　
蕾
　　　　
トモエソウ
花後の姿もよかったですよ。
　　　　

　　　　
ハンカイソウ
　　　　

　　　　
ネジバナ
捩れが殆どないのときちんと捩れているのが近くにあったので撮影しました。
　　　　
ノギラン
　　　

　　　
コカモメヅル
　　　　
コアカソ
　　　　
アキノタムラソウ
　　　
テリハノイバラ
目線よリ遥か上に咲くこの花「？」と悩むと大先輩はさっと見て「テリハノイバラ」と返事。「どうして？」と尋ねると「立ち上がることなく枝が寝せる」からとのこと。全体の雰囲気をみて細部も見ての返事でした。その後、高枝鋏で伐って目の前に持って来てくださり葉をみせてくれた。納得「テリハノイバラ」でした。近くにあったノイバラとは葉・枝ともまったく違っていました。
　　　
ハナヤクシソウ
　　　
ツヅラフジ
　　　　　
ナガサキオトギリ
　　　　
フシグロ
この花昔から好き。なので綺麗に撮影したかった・・・雨・傘さしては無理でした。草丈も十分伸びていて花の状態もかなりよく今まで見た中で一番よくみえました。株数多いのもうれしかったです。
　　　　
ナンバンハコベ
開花はまだ少し先ですがかなりはびこっています。
　　　

　　　　
オカトラノオ
一番群れ咲いていて見事だったのがこの花。
次に撮影していませんがホタルブクロ。なかなか好きな花が多い山でした。
　　　
最後のご褒美おわりかけでしたがササユリもありました。
他にカキラン・クモキリソウ・イガホオズキなどなどもありましたので天気であればかなり嬉しかったのですが、雨でしたので残念が残りました。

ヒメユリ・カキランなど

山野草
■なんとか開花～！■
ササユリとツ―ショットでヒメユリが見られる場所をみつけました。
　　　　　
咲いたばかりのヒメユリです。かつてはたくさんあった此花もぐんと減って草原にぽつぽつしか見られないのですが運がよかったようです。ずっと昔６０年くらい前の話ですが切り花で売っているのを母が買ってきて花瓶に挿し「このユリが一番好き」と言っていたのを思い出します。その頃栽培品などなく山から切ってきて売っていたのでしょう。
　　　　
カキランも少し開花には早いので「無理かな」とは思っていましたが咲いていました。
　　　　

　　　　

　　　　
カキラン
自宅から割合近くに咲くのは全部盗掘され見る事ができなくなりました。野で咲く花を野で見て楽しむのがだんだん難しくなっているのが悔しくてたまりません。
　　

　　　　
ハンカイソウ
　　　　

　　　　
サワダツ(アオジクマユミ）
小さく目立たない花ですが大好きな花が丁度の場所に咲いていました。ニシキギ属。標高の高い場所に生える低木です。小雨だったので雨粒がついているし谷からの風で揺れるしで画像はよくないですが青軸にマユミににた花が着いていたらこの植物だとわかる程度には撮影できたかな？
そして、うれしい出逢い。何年か前にもこの場所で見た事あるものにであえました。前は秋だったので黒赤い実がついていました。
　　　
ルイヨウショウマ
花は今年島根県へ行ったときにみています。好みの花だったので何枚も撮影したのですが良い画像はありません。
　　　
四国内では少ないので開花期に来て見たいものです！　
　　　
雨が時折降って足元濡れたり、日差しが強く帽子はいったりした梅雨時典型的な空模様でしたが山の花、草原の花たっぷり楽しんだ日でしたね。
　あちこち回って最後には大雨となり車中から眺める景色は一転し車を走らせるのが怖いくらいとなりました。学習館でお茶タイムをして雨宿りをして小雨となってから草原とお別れしました。

ササユリ・ワタナベソウ

山野草
■わ～綺麗！■
　ここの草原の目的はササユリを見る事でした。ヒメユリとササユリが咲く場所ですが微妙にずれるので今回はササユリ優先で訪問したのが正解だったよう。今までで一番きれいな花があちこちで開いていました。
　　　

　　　　

　　　　

　　　　

　　　　

　　　　

　　　　

　　　　
「今朝開きました！」というのは本当に色が美しい。白も薄いピンクのも濃いピンクのもありますのであちらへこちらへ花を追う蝶のように草原をあるきまわりました。楽しいひと時というのはこういう時間を言うのでしょう。
沢山あるといつもの癖で見る事に専念するので良い画像がなくなります。実物はずっと素敵でした。
ササユリの中にオレンジの色も見つける事もできました。ヒメユリも咲いていたのです。カルスト学習館に帰りにそれを話すと前日までは咲いていなかったとききました。行った日に咲いたようです。ヒメユリもササユリも見られ本当にラッキーでした。

　　　
シロバナエンレイソウは種をつけている。
　　　　
シモツケは終盤でほとんどありません。オオヤマレンゲは全部咲き終わっていました。
　　　　

　　　　
ウツボグサ
　　　　

　　　　
ワタナベソウ
もう終わっていると思っていたこの花はまだかなりきれいに咲き残っていました。
　　　　
？（シダはほとんどわかりません）


石灰岩のある登山道を歩いていると・・・蛇
美しいオレンジの模様に見惚れ撮影・・嫌いな方はここからは見ないでね～









　　　
ジムグリの幼蛇（くまどり）と呼ぶようです。

大賀ハス・ホオアカ

ブログ
■山へ行く前に■
　先日早起きして花散策をする前に蓮公園へ寄りました。今花盛りだということを思いだしたのです。ちらりと立ち寄ってみることにしました。随分前に見た事があるけど撮影した記憶があまりない。
　　　　　
　
　　　　　
ところが１２日が蓮まつりの日なのにずいぶん咲き進んでいて終盤の様相です。ジョウゴの水を注ぐ部分。ハスくち・・ハス口に似ているいるのが目につきました。それはそれで楽しめたし咲き始めの姿のも終盤の姿も見られたので観察するのにはよかったかも。
　　　　
繊細ですね。
　　　　
少し咲き進んだ状態。
　　　　　
八重のハス・・咲き始めです。
その後山に着くと
　　　　　
マユミ
見事に実がついているし青空も見られたのでラッキーと喜んだのです。
　　　　
ところが梅雨のさなかなので雲もでてくるし雨も降りそうになる、天気が安定しません。花を見ていると鳥の鳴き声が聞こえてきたので目を向けると見た事ない鳥がいました。花は写しても動くものは苦手。シャッターだけ押して写っているのを確認。帰宅後見ると可愛い頬をした鳥がいました。
　　　
ホオアカ（鳥の名前をほとんど知らない私は調べるのに苦労すると思っていたのですが意外と簡単に判明・・特長ある鳥だからでしょうかね）
虫をくわえています。
　　　

　　　　
連続してシャッター切っています。すぐに食べたんですね。
　　　　
草原を去るころには青空はみえなくなり灰色の空になりました。別の場所で遥か遠くに又ホオアカの姿発見。囀っていました。その後ここは大雨となりました。ホオアカをはじめとして咲いていた花も皆びっしょり濡れてしまいました。私達は運よく本当にラッキーなことに花を見て回って車に乗ってから大雨に遭遇したのです。お蔭で見たかった花はみられたのです。
　　　

ギボウシラン・シテンクモキリ

山野草
■ようやくご対面！■
願っていてもなかなかお目にかかれない花があります。何年も前から「見たい・見たい」と思っていたランにようやくあえました。そして同じ日に運よく初めて見るもう一種のランにも御目文字できました。本当にありがたい。
　　　　

　　　　

　　　　

　　　　
ギボウシラン（ラン科ギボウシラン属）
葉がギボウシに似ているので名がついています。綺麗な花ではなく個性的。接写してじっくり見ていると「好きだな～」って思いました。
もう一種のランは名前を昨聞いていました。「クモキリソウに似ているがちがうよ」との話。
一度見られればいいのにと思っていて運よく見られたのです。
　　　　

　　　
シテンクモキリについて詳しいサイトはこちらです。併せてご覧ください
この２種だけでも嬉しいのに好きなラン、ホザキイチヨウランがあちらにもこちらにも状態で見られたのです。出かけた日は曇天だったので撮影するのは大変でしたのできれいな画像がありません。でも見られたことが嬉しい。
　　　　

　　　　

　　　　
ホザキイチヨウラン（ラン科ヤチラン属）

　

梅雨の最中

山野草
■近くの山で！■７/１１
　今日は定例の里山の植物観察会ですが・・流れ星は連日になるのでお休みし連れ合いのレーサーに参加してもらいました。昨日は６時前起床で帰宅が１９時に近かったのですものさすがに主婦しなくてはと思った次第。下界は天気でしたがお山はガスが飛び、いつ雨が降ってもおかしくないような天気だったそうです。花はあまりなかったですがいつものように和気藹藹過ごせたとのこと。それが楽しみで参加するのですよ。
　　　　
とまっているのはベニシジミです。
　　　　
ヒメジョオン
ハルジオンとヒメジョオンはなかなか見分けが難しいのです。なので茎を折って中空でない・詰まっていることを確認し「ヒメジョオン」と確認したそうです。
詳しく書いてあるサイトを見つけました。こちらも併せてご覧ください
　　　　
ネジバナ
　　　　

　　　　

　　　　
トンボソウ
　　　　
オオバノトンボソウ
　　　
アカイカタケ
　　　　

　　　　
ノギラン
クモランの花もさいているかどうか見に行ったそうですがもうすこししてからの開花だそうです。撮影してみたいのですが・・私の持っているカメラでは無理なのですよね・・。
　　　　
アキノタムラソウ
　　　　
カワラナデシコ


　　

フウラン群生・・・

山野草
■がっくり！■７/10
今日も朝早くからでかけておりました。今、フウランの咲く季節。群れ咲く場所へ案内していただきみてきました。あまりにも沢山あって嬉しかった・・のは確かですが帰宅して画像を見るとことごとく失敗。
「あれ～がっくり」はじめて見事なものをみたのになんてことでしょう～！。なんとか証拠画像になるものがないかと修正を加え見られる程度にしました。
　　　　
柿の木の古木に着生していました。これは一部分ですよ。

朝、集合場所まで行ったら足元にワルナスビがあり朝から「野の花にあえてうれしい」と喜んだのにいいことは続かなかった。
又来年見に行きます！！
　　　　

　　　　
ワルナスビ
フウランを見た後は目的の花を見に一路山へ移動。たぶん終わっているだろうと言われた花咲く場所へ行きました。咲いていました。少し歩くと又あります。今年は本当によくこの花を見る事ができる。驚きました。
　　　　

　　　　

　　　　

　　　
セイタカスズムシソウ
今日だけで８株。
咲いていてほしい花は咲いていません。
　　　　
ギンバイソウ
　　　　
ヤマアジサイ
　　　　
トチバニンジン
他にもたくさん見てきましたが今夜はフウラン撮影失敗ショックで立ち直れません。ブログ簡単ＵＰです・・あ～あ。

室戸岬で海岸に咲く花見物

山野草
■晴れました！■７/7
　自宅を出る時には雨だったのが回復し晴れ。帰りによった道の駅ではアイスクリーム完売していてがっくりした日でした。途中のお気に入りのジェラートの店は定休日だったので結局アイスは食べられず！！。食べ物に関してはがっくりでしたが室戸岬に咲く花を７月初旬に丁寧に海辺を歩いて見た事なかったので出かけてよかったと思います。
　　


　　　
ハマボッス（終盤～）
　　　　　
ハマユウ
　　　
ツルナ
　　　
アゼトウナ
　　　　

　　　　
イヨカズラ
　　　　
ネコノシタ
　　　　
ハマゴウ
　　　　
３種の花が一度に写せる場所はうれしいです。
　　　　
ウチワサボテン
　　　　
オニユリ
　　　

　　　

　　　
ハマナデシコ
丁度綺麗に咲いている時期なのでしょうね
　　　　

　　　　
群生していて見事。
庭に植えてありますがやはり海辺で海浜植物と同じ場所に咲いているのをみると生態系もわかるし同じ花でもなんだか違うように感じる。潮の香りの中で楽しみました。
　「花は花だ」どこで見ても同じだなんて最近乱暴な言葉をきき、かなり嫌な思いをしました。綺麗な写真だけをとるためなら栽培品を写せばいいのであって野で見る必要はありません。野に咲く花を野で見たいからでかけてこうして楽しんでいるのですよねえ。カメラで撮影するのが趣味ではない（記録）私はこうして下手であっても写し見て回るのが嬉しいのです。
臨機応変、牧野で写すときもあれば野で写すのもいいでしょう、が「自生と植栽とでは同じように見えても花は同じではない」というのが私の思いです。
　　　　

　　　
海とハマナデシコとハマナタマメ・・・室戸まで足を運んだ甲斐があった景色です。
　　　
少しだけですが台風の影響か波がたかかった。　
　　　
土・日の空模様を気にしながら白波も眺める。
　　　
イワタイゲキ
この花の丁度に最近きていないので今年こそと予定していて又見られませんでした。花後の姿だけでもと撮影。
花時の画像はこちらです。
　　　　
ハマナタマメ
　　　　　
ホテイアオイ
　　　　　
ウバユリ・・・（少し山にあがった場所で）
　　　　
モントブレチア
アイスを食べ損ねたのですが天気になったお蔭で楽しい日を過ごせました。

今日もランです～

山野草
■三種■ランばかり見にでかけているわけではありませんが続けてランを見る機会に恵まれています。見たかったラン・幾度も見たラン。見られると嬉しいのは同じことです。
　　　
マヤラン
このランは今まで何度も見ていて今年は見なくてもいいかな～と思っていたのですが、行った先で「あれ！早くも咲いている」と驚いたのです。今まで見た中で一番早い。たぶん２週間は早いとおもいます。
マヤランについてはこちらも併せてご覧ください。
すぐ近くで見たかったランにも幸運にもあえました。ブナに大体着生しているので近くで撮影するのが難しいランです。着生してはいますがこの木はカエデの類でした。苔むした木の股にぽつんとありましたので種を飛ばし今後増えていってくれればうれしい。
　　　　

　　　　
フガクスズムシソウ
はじめてみたランではありませんがこれほど真近でしみじみと眺めたのは初めてです。
一時期この花を見たくて探したことがあります。その時に何か所か見つけましたが５ｍ位上に着生していて撮影をあきらめたのです。枝ごと折れて咲いているのも見た事がありますがその頃は撮影していなかったのです。二枚の葉から茎を伸ばした姿形に造形の妙を感じました。
フガクスズムシソウ画像はこちらにもあります
　そしてもう１つのランも見ましたが・・これの名前で悩んでいます。一見した時にはヤマサギソウだと感じました。一部をみたらキソチドリだと思いました。キソチドリにしては大きいし頑丈だし花の着きが見事。生育環境もヤマサギソウの場所。でも上部の花の形をみるとキソチドリのよう。連れ合いのレーサーは「ヤマサギソウだと思うよ」とキソチドリを見たことがないのに色々調べてから言います。キソチドリを見られる場所があるのでそこで撮影してきて比較してみようと思っています。さてこのランの名は？
　　　　

　　　　　
今のところ連れ合いのレーサーの言葉と最初さっと見たときの全体の雰囲気から「ヤマサギソウ」・・としておきます。
標高の高い場所ではマユミの花が綺麗に咲いている処が多く見られました。
　　　　
マユミ
里山に降りてくると今の時期に見られるこれら２種も咲いていました。
　　　　
アキカラマツ
　　　
タンキリマメ
植生の違いも日々感じています。

ナギラン大株

山野草
■満開！■今日は朝から雨。でも、天気予報を信じ出かけました。今後これほどの大株のナギランを見る事は出来ないだろうと思われる見事な花着きの株の丁度のをみるためです。下見をしてはありますが盗掘の心配もあるし、思っているより咲き進んでいるかもしれないしあえるかどうか？行きつくまでは心配でした。咲いていました！ほっとし撮影。今年はあちこちでナギランを見る事ができました。盗掘されがっくりした場所も、新しく見つけ驚いた場所もあります。ナギラン咲く場所は斜面が多く、その上湿潤で腐葉土たっぷり。足元が悪かったり蚊の襲撃を受けたりと大変。でも、今日は蚊も居らず快適な状態で見る事ができました。
　　　

　　　

　　　

　　　

　　
朝の大雨はいつの間にか小雨になり晴れ間が覗くようになったのです。
　　　　

　　　　

　　　　

　　　　

　　　　
大株だけでなく子株咲く場所にもより存分にナギランを堪能。
海辺の花も傘さすのではなく帽子をかぶって日焼け予防を十分にして見て回りました。
　　　　
ハマナデシコ
先日は素晴らしく咲いたカワラナデシコを楽しみましたが今回は海と船背景のハマナデシコを見て回る。
　　　

　　　

　　　
キキョウラン（ユリ科・キキョウラン属）
色が大好きな此花と実にもあってきました。実は宝石のような深いムラサキ色。触るとポロリと落ちるので優しく優しく接してきました。
　　　　

ネムノキの白とラン科植物のお話

山野草
■困った！//判明■
　昨日ネムノキの白を載せました。知人から「これは自生？」との問い合わせがありました。場所から考えると自生だと考えたのですがなぜこの質問がきたのか？と言いますと
　　　
これが昨日の画像を拡大したもの
　　　
これは先月撮影した画像。
葉が全く違います。先月撮影したのは紛れもなくネムノキ。昨日撮影したのはさてこれは・・・ということで質問されたわけです。
昨日のものはネムノキと同じマメ科ではありますが園芸種の可能性大？・名も違いそうです。さて困った？色々調べましたがわかりません。採取に行くのには遠い。画像だけで名前が判明すればいいのですがどなたかご存じではないでしょうか？。
と書いてＵＰしたあと１時間後に知人に電話で話をしていて判明しました。
オオバネムノキ・・鹿児島に自生があるそうです。さてここの場所のが自生なのか植栽なのかはわかりません。色々と面白いです！

　６月・７月はラン科植物が多く咲きます。コクランを始めとしてネジバナなど身近で見られるランも多いのですが珍しいランも多い。それらを見てきています。それらは愛好家の盗掘の対象になり数を減らしています。場所の特定が出来ないよう努力をしていますがなんとなくわかるのか連続して盗掘されたという話をきくと嘆かわしく、悔しい思いを強くしております。「見て楽しむ」を皆さんが実行してくださることを切に願っています。
　　　

　　　

　　　　

　　　　
セイタカスズムシソウ
　　　　

　　　
ウチョウラン
出かけると雨でも晴れでも季節の花・好きな花が見られ心晴れ晴れします。此花が咲いたら「又来よう～」と再会を楽しみにその場を去るのです。来てなかったらショックです。
　　　　
ナンゴククガイソウ
　　　　
シコクシモツケソウ
　　　
シロドウダン

ネムノキ白など

山野草
■嬉しい！■
　近くの山でタキユリなども咲き始めています。気にはなりますがまだまだ咲き始め、盛りは中旬なので見に行くのは後回しにし、まだ見た事ない花を見に出かけていました。天気予報は曇り、雨でしたが運よくほとんど雨に逢わず見て回ることができました。目的の花はばっちりでした。最後におまけがあり白のネムノキが見られたのですよ～。先月知人の家の近くで少し咲いたのをみていたのですがまさかここで逢うとはという場所で見られ「うわ～」と言ってしまいました。
　　　

　　　　

　　　　

　　　
ネムノキ
大好きな花なのです。
　　　　
ヤマアジサイ
　　　　
コウスユキソウ
　　　
ヒメキリンソウ
あそこにもここにも状態で咲いています。
　　　
ヤマトキソウ
今回の目的の１つでしたがやや来るのが早かったようです。モウセンゴケも蕾が上がっただけでした。あれもこれも丁度のをみるのは難しいです。
　　　
ミヤマモミジイチゴ
登山時に開花したのを嘗て撮影していますがこうやって改めてみるとなかなか形の良い花ですね。
今日はお初の花を見られ眼福でした。撮影は失敗ばかりでおみせできるようなのは殆どありませんが見たかった２種をみられたことには感謝。有り難いことです。画像整理が先日の分も含めできていませんので追々ＵＰします。

ヒトツバハギなど

山野草
■お初の木■
　昨日はムカデランなどをはじめとしてランを他にも見ましたが私が一番気になり帰宅後名前を知りたく調べた植物が２種あります。木のことは殆ど知らないので知人に即連絡し、高知県でも有名な方に連絡してもらいました。画像を送ったわけでもないのに生育地・葉の形・花の様子を電話で話しただけで一発「ヒトツバハギ」との答えがあったそうです。
　　　　
ヒトツバハギ
トウダイグサ科ヒトツバハギ属
この場所には驚くほど沢山ありました。特有の香りを発した花を密につけていました。、葉を今じっくり見てみたら「ハギ」の葉ににているので名前がつけられた理由も判明。
詳しくはこちらも併せてご覧ください。
高知県内には変わった分布をしていて石灰岩地と四万十川流域に多いのだそうです。石灰岩地へはよく出かけるのですが今まで気が付いたことなかったのです。木であっても初めてのものにあうのは嬉しいものです。

もう一つ気になり調べましたが不明・・・調べるために標本として採集してきていますので　押し葉・腊葉標本（さくようひょうほん）をつくり調べてもらう予定。セリ科だとはわかりますがね。
　　　　

　　　　
御存知の方、ご教授ください。
５日に判明しました。えながさんありがとうございます。
「イブキボウフウ」
香もあまりない１ｍもある目立つセリ科でした。
　　　　
アカメガシワ
トウダイグサ科アカメガシワ属
同じ科のこの木はしばしば見かけます。でも雌雄異株で雌株のこの色のは意外と少ない。綺麗です。
興味がある方はこちらも併せてご覧ください。
　　　　
シロバナハンショウヅル・・・葉だけを撮影したことなかったので記録するために写しました。
　　　　
クズ
先日牧野で白のクズの花を撮影し綺麗だと思いましたが、白でなくても美しい。香りもよい。ただ繁殖力が旺盛なので覆いつくすのが嫌われる理由だな～とみました。

山間部のコクラン咲くような湿度の高い場所ではキノコが見られます。名前がわかれば面白いのですが全くわからず・・ただ写すのみです。驚くほど大きいのから姿がすっきりしていて目を惹くのやらあって楽しませてくれました。
　　　

　　　　
思ってなかった場所で花後でしたが見つけたものがあります。
　　　
ウメガサソウ
昨年沢山見ています。画像はこちら多分ここでも６月中旬には咲いていたのでしょうね。
足もとばかり見ていて上をむくとジャケツイバラの種発見しました。下手に足を踏み込んだ手を入れていたら大事。けがをするほどのトゲをもつ植物です。
花は美しいので毎年どこかで見ています。ここは低い場所で咲いていたので撮影は簡単ですね。
　　　

　　　　
大きな大きな種。蒔いて見たい気もしますが・・鉄条網のような威力があるトゲが怖いので花を見に来るのを楽しみにとしましょう～。
ジャケツイバラ画像はこちら
途中、植栽ですが見事な花を見たので撮影しました。
　　　　
キバナノセッコク
自生地でこのようなのを見たら「あっ」というでしょうね。今年見たいランの中の１つです。
ボウラン・ムカデラン・トケンランを自生地で見ました。願えばかなう・・・ですよね。

コメントに不明のセリ科の花・葉の画像があればということでしたので追加します。花画像撮影失敗。腊葉標本にはしています。
　　　

　　　　
　　　　

ムカデランなど

山野草
■ランあれこれ■
牧野植物園でムカデランが咲き始めた。ということは自生地でも咲いている筈ということで見に行っておりました。咲く場所はしっていましたがなぜか機会なく今まで丁度の時に見に行ったことがない。曇りの予報だったので雨が降らないことをのみ祈っていました。でも、運よく時折青空が見られたので可愛いムカデラン撮影できました。
　　　　

　　　　

　　　

　　　
ムカデラン（ラン科・ムカデラン属）
名の由来となったムカデののような葉をしっかりのばし根をだし、木に着生していました。名前はムカデ・ランですので「恐い」とか「気持ちわるい」とか思われるかもしれませんがピンクの小さい可愛い花です。最初、牧野植物園でみて「なんとかわいい花だ」と思った気持ちはいまだ変わらずヨウラクランとともに愛するランの花です。　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　
ネジバナ
ネジバナはもう終盤になりつつあり、咲き残りですが「白、それも純白」ともご対面できました。
途中では今を盛りと咲く花を幾種もみることができ、梅雨時であってもでかけるといいことあるな～です。
　　　　

　　　　
コオニユリ
見事に群れ咲いています。綺麗～
　　　　

　　　　
カワラナデシコ
多分今まで一番群れているのを見たのだと思います。植えたようでした・・。
　　　　
オオハンゲ
そして先日見たコクランもありました。もう終わっているものと思っていたのですが標高の関係ですね。
　　　　

　　
道路脇によく見るとある！ある～・
　　　　
オオバノトンボソウ
　　　　

　　　　

　　　　
そして軸の黒い上のタイプとは違う良く見かけるコクランはもっともっとありました。花の着き方が素晴らしく良くて見応えがあります。下の方の花は終わっていますが上部はまだ固い蕾。今回コクランがこれほど綺麗な花だったのだと再確認した次第。
目的はムカデランだったのですが他に沢山花が見られ嬉しい一日となりました。それに他にも思ってもいなかったランにもあえ、ラッキーでした。撮影は失敗が多かったのですが見られたのは嬉しいことです。

花を見たくて帰宅後即行く①

牧野で見た植物
■やみくもに・・■６/２１
６月中旬お江戸で山のない・緑のない場所でいて堪らなくなりました。なので帰宅すると仮眠とりすぐ牧野植物園へ自転車を走らせました。高速バスの中でも運よく隣の席が空いていたので横になって寝られたので意外と体は楽。でも、気持ちは植物が見たい・・なのでした。目的の花は残念ながら終わっていました。でも、入場者の少ない中好きなようにのんびりと見て回りました。撮影は丁寧にせず見るを主体にし、見て回ったのです。
　　　　
キクガラクサ
　　　　　
キキョウ
蕾が大好き。
でも、自生地のと比較すると元気すぎて可愛さが少ないようにおもえるのは？私だけかな～
　　　　
シタキソウ
自生地に今年も行ってません。というより行けなかった・・
　　　　
自宅庭にあるセイヨウニンジンボクににているけど妙に繊細・・初めて見る花木だとおもったら
　　　　
クサニンジンボク
とのこと。開花期も微妙に早いようです。
こうした立札が全部にあるわけではないのですがあると本当に助かります。
　　　　
チダケサシ
　　　　　
ボウラン
　　　　
クズ
白のクズは滅多に見られるものではないので是非「白ですよ！」の表示が欲しいですよね。クズの花自体を知らない人もいるのでこんな色の花だと思うとちょっと・・ねえ。
ここで白の花を見てから何年にもなります。野山に出かけるたびに「白はないか！白はないか？」と探していますが見つけられません。
　　　　
ヘラノキ
昨年運よく樹木の観察会に参加した時に花をみました。大木で谷筋に大きく広がっていました。ひょっとしたら今日あたり牧野へ行けば咲いたかも？

　　　　

　　　
オウゴンオニユリ
　　　

　　　
スズカケソウ
大好きな花です。徳島県に自生地がありますがかなり厳しい状況で少なくなっているとのこと。保護活動がなされている貴重種です。牧野では元気に育っています。
　　　　
ヒロハコンロンカ
自生地での画像はこちらです。
　　　　
ヒメタイサンボク
３時間半では時間が足らず結局温室はざっと見て回ることになってしまいました・・・