日曜は水天宮のロイヤルパークホテルで友人の結婚式に出席。
もう引っ越しちゃったけど、お隣の部屋に住んでいたカップルです。
新郎(ジョンボ)は在日韓国人、新婦(エリンちゃん)はカナダ人。
ふたりの出会いは、船で世界一周するピースボートのスタッフとして。
何とも個性的なこのカップル、やっぱり披露宴も超！ユニークだったのでした。
出席者の国籍も、在日、カナダ、スペイン、日本などバラエティに富んでいて、
式の進行は、日本語の司会に通訳が入るというかたち。
通訳はピースボート仲間の、外国籍のイケメンくん。
ふたりが船に乗り始めた頃、お互いの言葉がよくわからないため、
彼に通訳してもらいながら、コミュニケーションを図っていたといいます。
彼がいなければ、理解り合うことはできなかったと、ふたりはとても感謝しているようでした。
洋風にセッティングされた華やかなテーブルの上には、
「キムチ」と「おもち」。これも面白い！
爽やかな辛さが後を引く、とってもとってもおいしいキムチでした。
鮮やかなうぐいす色のお豆が入ったおもちがおいしかった～。
もう1種類あったけど、そっちは食べ損ねてしまいました。
今回は仲良しとともに出席したのですが、
わたしたち以外はみんなピースボート仲間というテーブルで。
ふたりの部屋で何度か顔を合わせたことのあるお友だちもいて、再会を喜びあったり。
他の皆さんもボートに乗るだけあってとても社交的で、
すんなりと雰囲気に溶け込むことができました。
会場を見渡すと、服装もあれこれバラエティに富んでいます。
新郎側のご親族は、男性はスーツだけど、女性陣はあでやかなチマチョゴリ率高し！
新婦側はフォーマルな洋装。そして出席者も思い思いの格好を。
特にピースボート仲間の男性陣は個性派で。
一人はネイビーのポロシャツに黄色いボーダーのタイ、一人は黒いシャツに赤いタイ、一人は帽子に蝶ネクタイ。改まりすぎず、自分らしいおしゃれがとても似合っていてステキに見えました。ちなみにわたしは和柄の切り替えワンピにハイヒール、仲良しはバーバリーのおすましスーツ。改まった格好をほとんど見ないので新鮮に映りこちらもステキでした～。
まずは会場で人前式☆ エリンちゃんのブルーのドレスが白い肌に映えてステキだったなぁ～。お色直しのチマチョゴリもよく似合っていました。みなさんのスピーチもすごく良くてっ。乾杯の音頭を取った新郎のご親戚から始まって、新婦のお父さま＆バンド仲間、新郎の親友などなど、みんな思い出話などを交えつつ、気取らず飾らず、教訓めいたことも言わず、ただただ「ふたりを愛してる。幸せになってほしい」っていうハッピーオーラ全開！ 日本人だとなんかいいこと言わなきゃって思うけど、素直に感情表現するだけで、こんなに人を感激させるものなんだ。ぐっとくる場面もたくさんありました。
さて。お料理はフレンチのフルコース。写真はメインのお肉メニュー「和牛のローストビーフ」です。会場の隅で、シェフが塊をカットしてくれていました。
そして。
披露宴の終盤は、朝鮮民謡に合わせて、
みんなでダンス・ダンス・ダンス！
歌を披露してくれていた新郎のおばさまが突然おどり出したので、
「おぉっ、テンションが高い！」と微笑ましく思っていたら、
新郎側の親族たちがみんな席を立ち、手をつないで輪になったりして、これまたおどり出したのです！
すると新婦側もノリノリに。
ついに新郎自らわたしの手を取りにやってきました。「さぁおどろう！」
おどり方もわからないし、ととまどったけど、みんな適当にからだを揺らして笑顔です。
おそるおそるおどり出してみると、あらっ、これが何とも楽し～い！
両家と出席者、みんなでふたりを祝福、不思議な一体感、これが絆というものでしょうか。
在日コリアンの結婚式では珍しくない儀式みたいです。ホント楽しかった！
おどって、おどって、
おどって、おどる！ ともかくおどる！！
最後は両親への花束贈呈と謝辞。
結婚は人生の節目。
誰かひとりを見極めて、家庭を築いていくのは、
覚悟もいることだけど、やっぱり幸せなことだと思うんです。
好きなひとの環境や、人間関係とつながって、幸せの輪も広がっていく。
昔の自分のことも含めて、あれこれ思いを巡らせた一日でもありました。
ジョンボ、エリンちゃん、結婚本当におめでとう！
末永くお幸せに♪
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