美味しいお寿司を昼食に食べたあと、急に眠気を催した我々は部屋に帰ってしばし昼寝
(午後の散策、キャンセルしてよかった・・・)
目覚ましのアラームでがばっと起きた
そう、15時に和菓子体験を申し込んでいたのです。
眠い目をこすりながら会場へ。
幸い、私たち以外の乗客はいませんでした。
このイベント、和菓子職人さんが、目の前でお菓子を作ってくれるのです。
まずは煎茶とらくがん
がんつうにちなんでカニの形。
正直、らくがんって美味しいイメージなかったのだけど、これはホントに美味しかった。
上質な材料でしかも作り立てのらくがんって、こんなに美味しいものなのかと。
猛勉強したあと、脳の糖分補充に食べるとしみる感じ。
次に生菓子
↑これが
こんな美しい和菓子になりました。
栗の和菓子。すごく美味しかった。
お抹茶をいただきます。
最後はコーヒーでしめ。
「和菓子に合うように特別に用意したコーヒー」と説明があって、そのときはそうかなと流して聞いていましたが、今思えば、和菓子に合うように特別にコーヒー豆を選んだものなのではなかったかな~と。スペシャリティコーヒーと推測しております。。
がんつうのイベントに和菓子とお茶があるのは、インバウンド客向けかな~くらいに思っていましたが、実際に体験すると、なるほど! なぜ戦国武将たちがお茶の時間を大切にしたのかわかったような気がしました。
お茶をたてる人・飲む人の所作、会話のキャッチボールで自分を俯瞰して見て、客観的になるためのリセットが目的だったのだなぁと。
短い体験でしたが、その奥に深いものをかいまみることができた体験でした。
D850で撮影
がんつうはミシュラン星獲得店が監修したメインダイニングのほかに、お寿司を食べることもできるのです。
淡路島 亙(のぶ)の坂本亙生氏監修のお寿司。カウンターのみ。
がんつう乗船中にいつお寿司を食べるのか事前の予約をするのですが、我々は乗船2日目の午後に予約。
これまた期待に胸が高まる
おまかせで握ってもらいます。
ここはやはり日本酒で。
龍勢というお酒。
まずは刺身を適当に出してもらいました。
あこう
まこがれい
かわはぎwithきも
これもめちゃ美味しかった~
次、寿司いきます
日本酒を飲み終えて、家人、ビールにいく
寿司もまだまだいきます
終わりに近づき、赤だし
中にもお魚が入っていた。はもかな?
しめはたまごやき
なるほど、寿司における卵焼きはこれすなわちデザートとな。と、悟った日。
どれもが全部、美味しかった。今まで食べた中で一番おいしい寿司でした。
北海道も食材は良いけれど、ここまで手をかけて昇華させた寿司がどれだけあるだろう~。
この寿司職人さんが、北海道にきて北海道の食材で寿司を握ったらば、これまたものすごいものができるのではないだろうか・・・なんて妄想しておりました。
iphoneで撮影
船内でゆったり過ごすコンセプトのクルーズ船・がんつうでありますが、お散歩の時間もあり、島に降りて散策するミニイベントがあるのです。
我々は朝食後、午前の北木島観光コースに参加。
島には小さな船に乗り換えていきます。
近年、千鳥の大吾の出身地として脚光をあびてる(?)島です。
北木島の港
まずは昔は映画館としてにぎわっていたところに案内されました。
ここで島の歴史のミニ映画を鑑賞する。
その後、石切場へ移動。
北木島は良質な花崗岩がとれるということで有名とのこと。
石切場には、展望台もあり、そこに上ります。
掘って掘ってほりまくって岩が削れたあと
その後、島を散策
散策が終わってがんつうに戻ったのであった。
D850で撮影
がんつうの楽しみといえばその食にあり。
メインダイニングはミシュラン店の監修したレストラン。
その日の食材が提示されて好きな料理法(天ぷら、炭火焼き等々)でいただくことができます。
そんなこといってもわかんないよ~という人には、食べたい食材を指定して料理長おまかせにすればOK。
初日の夕食は和食でせめることにしました。
というわけで日本酒で。グラスも選べたのでガラスの器にしました。
家人は日本酒飲んだあと、早々にビールに移行。
料理写真、どんどんいきます
まつたけのスープ
とにかく何食べても美味しくてふだんお酒をあまり飲まない私もつい日本酒2巡目いっちゃいます。
獺祭があるというのでオーダーしてみました。
ワイングラスに入ってきました。
獺祭初飲み。
なるほど。
香りが高い。
日本酒だけど、ワイン的に楽しめるお酒なんだな~と思いました。
あわびの炭火焼き
よっぱらってきたのでここでフルーツジュースでリセット。
グラスに添えられてるカニ(がんつう)がかわいいの
こっちはイカとサメバージョン
カニがついてくるとアタリとか、イカの方がレアだとか、諸説あるようでございます
ごはんとみそ汁
デザートでしめます
食後はとなりのバーで軽く一杯
だいぶ飲んだのでアルコール度数低めの柑橘系カクテルで・・・ってお願いして作ってもらいました。
夢のような食事が終わったのでありました。
iphone/D850で撮影
鞆の浦観光を終えたあと、観光センターでお迎えを待つ。
ここからが、今回の旅の真の目的である、ガンツウにいよいよ乗船。
ガンツウは、小さいながらも有名な建築家が手掛けた、海上に浮かぶ小さなホテル。
小規模ながら、上質でラグジュアリーな旅をコンセプトとしたクルーズ船です。
ラウンジ。
いよいよ乗船かと思うと高まるぅ~
ラウンジ。
お菓子、飲み物も好きなだけいただけます。
オレンジジュースをいただきました
意外と早く乗船できた。
エントランス
天窓があって明るい
船全体がアート
お部屋
マットレスはシモンズでした
ジュース、アルコール類も飲み放題
ワインに見えるけど番茶
なんかめちゃくちゃ高いらしい
テラスもあってここからのんびり景色をながめることもできる
リビング的なところ。
ソファーがあってくつろげる
洗面所まわり
バスルーム お風呂から景色を楽しめる
アメニティも高級っぽい
夢のような船旅のはじまりなのでした。
iphone/D850で撮影