憧憬、大艦巨砲主義w

メイン盆栽HAWK11 営農機セロー250 奥様号レブル250

織り込み済み。

2006-06-16 22:29:45 | バイク四方山
 

バイクは他の車両にとって、不愉快な乗り物だと思う。

オレも、ファミリー&社用ドライバーであり、バイク乗りだから不愉快には思わないが、「あ~あ、あんた、そんなコトしてると、引っ張られちゃうよ」と思うライダーもいる。

バイクに乗って、車間や、側方をスリ抜けてて、ハバヨセされたり、なんてのは日常茶飯事だ。
最近は、ブレーキトリック喰わせるバカドライバーもいたりする。どこかで、誰かがアオってんじゃないだろうか、と思うこともしきりだ。

原因のひとつに「ライトの常時点灯」があると思う。
光軸が上がってるのか、ハイビームなのか、やたらまぶしいのは閉口するし、不必要に目立つのだ。のっけから、「バイクがいるだけで」不愉快な存在に思うドライバーも多いと思う。

オレ自身はライダーの気持ちが良く分かるので、ヨケたり、ヨセたりしないで、じっと、もともとの走行ラインで走る。
悪意のあるドライバーには、格好の目印なんだろうなぁ。
バイクは、物理的に、悪意のあるドライバーの乗ったクルマに、かなわない。ドライバーがライダーを殺傷するのは、タバコに火をつけるよりカンタンだ。

でも、ドライバーだって、年中バイクイジメばかりしてらんないし、人殺しはイヤなのだ。だから、「いやがらせ」程度に、済んでるんだと思う。


んで、何が言いたいのか。


どうせ、路上に存在する機械ドモは、全て殺傷能力があり、全てが安全に同居するなんてパラダイスは、初めっから、存在しえないのだ。

皆が、制限速度を守り、全ての交通法規を守るとすれば、事故は激減するだろう。が、たぶん、なくなりは、しない。しかも、そんな仮定は、無意味でしかない。
だから、「危なかったじゃねーかよ、こら!」と思うこと自体、自己矛盾を含む独善的な考え方だ。自分もどこかで誰かに、そう感じさせていることが、たぶん、あるのだ。とどのつまり、毎度お互いに相手が違うだけで「お互い様」でしかないのだと、思う。

んで、バイクに乗っている時。
オレは、ハバヨセされようが、ブレーキトリック喰らおうが、別に、ハラも立たない。

仕方ないコトだ。
覚悟しておかなければならないコトなのだ。
だって、バイクはクルマにとって不愉快なのだから。

自分の身は自分で守らなければならないのは、しごく、アタリマエのことで、危険を与える悪意のドライバーがいたって、そんなのは、織り込み済みだ。好きなようにやってくれ。

でも、オレは、絶対、ヤられたりはしない。路上には、バイクに対する悪意が、「あってアタリマエ」と思っているからだ。
安全に気をつけなければならないのは、相手ではない。それは、無意味な考えだ。

繰り返しになるが、自分の身は自分でしか守れない。
路上に往来する機械には、殺傷能力がある。誰もが怨嗟の起点に立つ機会を手にしている。
だから、見知らぬ相手の身も、オレには守る義務があるのだ。

機体と人命を尊重して、日々のライドに臨みたい。
コメント (4)
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