昭和一桁生まれの実家の母と電話でよく話すのですが、母が言うには「この頃のものは香りが無い、何を食べても昔ほどおいしくない、自分の口のせいだろうか」ということです。
たとえば、「シソの葉」です。東京では「大葉」といいますね。
お店で買った大葉は全然香りがしません。でも、実家に生えているシソの葉(同じもの)も同じです。
昔は、お店のものも自宅の敷地に生えているものも香りがあったんですけどね~
そうなると、自分の口のせいだろうか?ということになります。
確かに、年を取ると味覚が衰えるようですが、私でも母と同様にシソの香りがほとんど無いなあ~と思います。
ああ、確かに、そうなると私も老人の域に入っているので、香りを感じなくなったのかもしれません。
でも、玉ねぎだって切って涙が出ることなんか全然ないし、ネギもネギ臭くないし、納豆も臭くないし、ニンジンもニンジン臭くないし、ピーマンもピーマンの味がしないし、シイタケも香りがないし、しめじもエノキもこれといった味がないし、ゴーヤも苦くなくなったし、えんどう豆も豆の味がないし・・・
これは品質改良でもした結果なんでしょうか。
お茶も香りがないような?
何を食べてもこれはおいしいと感動するようなものがないのは、口が贅沢になってしまったせいでしょうか?
普通の安物を食べているからいけないのであって、もっともっと高級な高価なものを食べればおいしいのでしょうか?
確かに、このあいだ普通の倍くらいする値段の塩トマトというミニトマトを買ったらすごくおいしかったです。
何もかも高いものを買うとおいしいのですかね?