この頃、横浜国大のスーツさんと、神戸大学のパーカーさんのyou tube動画を見ることが多い。
この2人は、けっして友達がいない人間ではないが、大学内には友達がいないのだそうだ。
それに、昨年来、新型コロナのせいで大学はリモート授業になっているので、世の中の多くの大学生もまた大学内に友達がいないし、登校もしないので孤独な大学生活を送っている人が多くなっていることだろう。
スーツさんとパーカーさんの場合は、新型コロナ以前に入学した人たちであり、また別の理由もある。
なんで大学ボッチになったのかと言えば、近頃の大学生は、すでに入学式前からラインなどを通じてネット上で仲間を作っているそうなので、それに遅れると機を逸してしまう。
入学式には既に仲良しグループが形成されていて、その仲間で盛り上がっているのだそうだ。
そういうのが普通なので、入学してから気の合いそうな人を見つけるのでは既に遅いということであり、入学式以前にやっきになって仲間づくりをするのが常識になっているようである。
また、別のyou tuberの動画によれば、明治大学生の大部分は早稲田大学を落ちた人であるなど、傾向が決まっている。国立大学であれば、後期で入った人は、前期で受けた大学が落ちたのであり、その傾向が似ている場合が多い。
そうすると、他にどこの大学を受けたのか、落ちた大学はどこなのか、などということで、話が盛り上がったりするようだが、そういう路線からはずれた入学の仕方をしている人の場合などは、同類感が減るようだ。
最近の大学生は大変だなあ~と思うし、これではもし私が現代の大学生だったら、ぜったいに「ぼっち」になりそうだなと思った。
我先に仲間を作るぞ、なんていう行動はとても私にはできないし、そんなこともしたくない。
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ところで、そういえば、私は社会人通信大学生(放送大学生)を20年以上もやっている。
今は、普通の大学でさえオンライン授業になっているのだから、これは、どの大学も放送大学とそう変わらない形態になってしまっているのではなかろうか。
放送大学には、通学して面接授業を受けることもあったわけだけど、そういえば、私は20年間「ぼっち」である。
たまたま近くの席に居合わせた人と話をすることはあるが、それ以上に仲良くなったり個人的な付き合いをしたことは1度もない。
やはり友達を作りに行くわけではなく、勉強をしに行く、知識を得るためにいくのだから、次に同じ面接授業を申し込みましょうよ、なんてことは全くない。
あなたが取るなら、私も同じ授業を取るわ、なんてことはまったく考えられない。
たまたま、以前見かけた人が、また居たりすると、「このまえ〇〇の授業のときにいらっしゃいましたよね」などと話すことはあるが、それだけである。
個性の強い人(服装に特徴がある・授業中に発言を多くする)などは、こちらはその人を知っているが、相手のほうはこちらを全く知らないということもあった。
こっちも、別に「前にも居ましたよね」なんて言ったからって、それだけのことで、だからどうだということでもない。
大人になると人づきあいが余計に面倒くさくなってくる。自分の好みや方針が固まっている場合が多いので、他人といると相手に合わせるのが億劫だ。
昼休みも、1人で食べたいものを食べに行ったり、自分の食べたいものを買って好きな場所で黙々と食べるほうが気が楽である。
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ぼっちで不便なのは、スーツさんも言っているように、レポートの締め切りがいつだとか、提出物をどうやって出すだとか、そういう情報がなかなか入って来ないことである。
単位のとり方についてもよくわからなかったりするので、やはり教務に電話をして聞くことが多い。
また、人のブログを読んでいると、「通信課題を提出した」などと書いてあるので、ああ、もうそんな時期か、自分もやらなくては、と思ってあわてて始めたりする。
試験が難しかったとか、面接授業でこんなことがあったとかいう情報も役にたつ。
そういう面では、友達はいなくても、周りの様子にアンテナを張って有益な情報を探っているわけで、何かと人を利用し、他人の力を借りていると言えるだろう。
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つい最近も通信課題をやったというブログを読んで、お尻に火が点いたところだ。
送付用の解答用紙を見ると14日~28日になっていた。ちょうど今日からだ。
まだ、授業もほとんど視聴していないので、急いで、やらなくては・・・。