この頃、面白いなあと思うのは、会社に打ち合わせや商談などで来客があった場合、受付の事務の人がお客様を会議室などにご案内した後、担当社員にお客様到着の旨を伝えにくるのだが、そのときに
「〇〇様、△会議室でお待ちです。マスクをされていました」とか
「〇〇様、御到着です。ノーマスクでした」などということを付け加えて伝えるのが習慣になってきているのである。
「ノーマスクでした」といえば、「あ、そう、じゃあこっちもしなくていいね」と思ってマスクをしないで迎えたり、「マスクをされていました」と言えば、「あ、そう、じゃあこっちもしなければ・・・」と思って、おもむろにマスクを装着して、応接室や会議室に向かうというわけである。
こうなると、マスクというのは、同調を示すエチケット以外の何の意味もないのだろう。
あなたマスク信者ですね、私もマスク信者です。マスクは感染対策のために必要ですよね~
あ、ノーマスク派ですか?そうですよね、マスクの目はウイルスよりもずっと大きいのですから感染予防効果なんかほとんどありませんので、不要ですよね~
などと言う感じに、相手によってコロコロと変わるのである。
実家母なども「相手がマスクしてるからこっちもしないわけにはいかないよ」などというが、私はわざと「相手がしてるんだから、こっちはしなくても大丈夫なんじゃないの~」と言ってやる。
「マスクしないと相手に悪いからさ」なんていうので、「こっちは風邪も何にも引いてないから、相手に移すものなんかないし、しなくていいんじゃなか?」なんていうこともある。
マスクってなんなのさ。
私は顔汗人間なのでマスクは苦手なのよ。
今日小田急線に乗ったら、大部分の人がマスクをしていて驚いたんだけど、JR中央線はマスク率は高くないような気がして、地域差ってのもあるみたいだ。
類は友を呼んでるんだろうね。