山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

ダイハツ不正問題

2023-12-21 22:51:09 | 車・運転・道路・駐車場2023

今年も残すところわずかになったこの年末に、残念なニュースが流れてきた。
私の愛車ムーヴの製造会社であるダイハツで、大きな不正事件が発覚したのだ。

これは、以前ハンドルカバーを買い替えたときに撮影したものだけど、たまたま画像があったので載せておこう。(話はそれるけど、楽天で買ったこのハンドルカバーは安くてなかなかよかったな。)

さて、ニュースの話だ。

詳しいことはよくわからないのだが、車のメーカーは、新車を製造販売するときに、その車の安全性や環境負荷が基準を満たしているという証拠のデータを国土交通省に提出し国の認証を取得しなければならないとのこと。そこで認証を得れば、その型の車を大量生産して販売することが許可されるしくみになっているそうだ。
ところが、そのときにデータを都合の良いように改ざんしたり、測定条件をすり替えたりなどし、不正が行われていたとのことだ。

その不正は、現在販売しているダイハツ車の全車種に及ぶというので、かなりな大規模のもの。
このような不正は1989年から行われており、特にミライ―ス製造後の2014年以降に多発するようになったとのことである。

その原因は、迅速な新製品開発を必須目的としていたため、現場に時間的余裕がなく、不正を犯してでも、望ましい測定結果を提出してしまわなくてはならないという習慣になってしまっていたそうだ。

たとえば、運転席で測定しなければいけないものを、助手席で測定した数値で間に合わせてしまったり、衝撃でエアーバックが作動するかどうかを調べなければいけないのに、タイマーで作動させたなどということがあったそうである。

このようなことから、現在ダイハツは全車種販売を一旦中止せざるを得なくなっているとのことだ。

・・・

私の車は2009年製のもので、もう14年も乗っている。
これまで、エンジンの調子もよく、運転もしやすいと感じていて、ダイハツに対しては好印象以外持ったことがなかった。だからとても残念である。

不正が横行してきたのは2014年以降だというので、2009年ころはまだそうでもなかったのかな。

いつもお世話になっている販売店の方々のことを思うと、本当に気の毒である。

それから自分の車はとても好きなので、けっして欠陥車だとは思えないのだ。

衝突時の耐衝撃性・耐久性については、軽自動車はそもそも大きな車と比べると頑丈ではないので、データの改ざんあるなしにかかわらず、衝突事故を起こしたらつぶれてしまうと思っている。だから自分の運転技術が足りないという理由もあるものの、高速道路なんかは怖くて走れない。

不正を犯したりするのは当然許されることではないが、この車で町中をチマチマ走る分には、今後も特に問題はないかなと思う。

そして、望むところは、検査をし直してちゃんと国の基準が満たせたることを証明してもらいたい。
悪い体制を改善し、一日も早く販売が再開され、いつもの営業ができるようになりますように。

ダイハツという会社が傾いてしまったら、ダイハツの車に乗っている人にとっても困ったことになってしまう。

早く解決してほしい。

・・・

追記:うちの車についてダイハツのHPの資料から調べたところ、該当車ではなかったようだ。
やはり主に2014年以降だったので、うちのは古いから、その当時はちゃんと試験をしていたらしい。

今回の不正は、悪いデータをごまかすというよりも、時間が足りないため試験を省いたり、別の条件で行ったものを安易に代用してしまったことが主な原因のようである。

そのため、正規の方法で試験をやり直せば、問題のない結果が得られるものも多そうなので、再試験によって良い結果が得られたら良いなと思っている。

 


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