この数日、実家で作業をすることがあって帰省していて、今夜かえって来ました。
休日中のことは後で書こうと思いますが、本日駅のエスカレーターでとても怖い思いをしたので、その状況を書いておきます。
電車から降りて、ホームから改札へ下るエスカレーターでの出来事です。
エスカレーターに向かって歩いているときに、エスカレーターの乗り口のすぐ脇に、杖をついた足の不自由な女性が立っているのが見えました。
多くの人は、エスカレーターの乗り口に一列になっているのですが、その人はその列に並ばずに脇に立っていたのです。
するとある男性が、自分の乗る番が来た時にその人にどうぞ前にお入りください、というようなしぐさをしてその女性を前に入れたのでした。
そうして、その男性がその女性の後ろに乗り、その後ろに夫が乗り、その後ろが私でした。(夫は私と一緒に帰省したわけではなかったのですが、本日途中で待ち合わせて帰りは一緒でした。)
エスカレーターが下まで下りていき、女性が降りて杖をつきながら歩いて行くのが見えました。
足は不自由ですが、ちゃんと前に進んで行きました。多少は一般人よりも遅かったかもしれません。
その後、私は見ていなかったのですが、すぐ前の夫がエスカレーターから降りたときに、その場に立ち止って動かなくなってしまったのです。
夫はリュックサックをしょっており、私もリュックサックをしょっていました。
それで、エスカレーターは1段抜かしくらいに間を空けて乗っていたのですが、実際の身体の間隔はほとんどないことになります。
前の夫が地上に降りて立ち止ると、私も一歩も進めないまま、夫の背中のリュックに激突してしまい、さらに私のリュックが後ろから来た人に押し付けられて詰まってしまいました。
詰まっちゃうよ。動いて~~~っ!!!
と悲鳴を上げて夫のかかとに躓くような感じになってやっと夫が進んで解放されました。
胸が前後から圧迫され、特に左胸が夫のリュックに押しあたってしばらく痛かったです。
見れば夫の前に乗っていた男性が、大きなスーツケースを斜めに引いて歩いていました。
夫の話によると、その人が足の悪い杖の女性の後ろに続いていてエスカレーターから降りたのですが、そこでスーツケースが止まってしまっており、夫が前に進めず止まってしまったのだそうです。
私からは夫の陰でスーツケースの人の動きは見えなかったのですが、確かに、足の悪い人と大きなスーツケースの人が連続すると、その場を離れる速度がどんどん遅くなりそうでした。
高速道路で遅い車がいると渋滞が始まり、後ろの車が止まってしまうという現象と同じかもしれません。
以前は夫一人でもエスカレーターを降りたところで止まり気味になることがあって、私が押しからかしたことがあったので、夫の行動も怪しいところですが、今回は確かに夫の前に要因があったようでした。
それで、思ったことですが、杖をついて速く歩けないような人を、エスカレーターの前に入れてあげるのは一見親切そうではあるものの、思わぬ危険を呼んでしまうかもしれないということです。
むしろ、電車を降りた人々が全部エスカレーターに乗ったあとで、最後に乗るくらいのほうが安全かもしれません。できればエレベーターを使う方が安全だと思います。
もし、速く歩けない人が前に乗る場合は、その後ろの人は、何段か十分に間を空けた方が良いということです。
また、大きなスーツケースを引いている人なども、多くは普通に動いてくれるものですが、万が一荷物に手間取って降りた場所で立ち止ることもあるので、そういう人の後ろも充分に開けたほうがよさそうです。
さらにリュックサックを背負っている人の後ろも充分に開けた方がよさそうです。
新型コロナの頃は、感染防止のために十分に人と人との間隔を開いていたものですが、近頃は以前に戻りつつあり、あまり間隔を空けないで並んでしまいますが、エスカレーターの降り口で重なってしまうのは将棋倒しになって本当に危険なので、今後は少なくとも2~3段くらいは空けようと思いました。
エスカレーターは本当は一人分間隔をあけて乗った方が良いのかもしれませんね。
それとも杖やスーツケースを持っている場合はなるべくエレベーターを使うようにした方が良いのかな?
乗る前に前の乗客も見た方が良いですね。
やはりなるべく間隔を空けて乗るのがよさそうですね。
長~いエレベーターだと下まで落ちたらどうなるんだろ、
などと考えるようになりました。
※
急停止した時はベルト掴んでて良かったな、と。
機械というのは、一般人の標準に合わせて動いているので、個人個人が自分の身体能力などを考えて自分に合ったものを利用しないといけないんだなあと思いました。