週末は帰省していました。
今回は、実家の電話のナンバーディスプレイを申し込み、セットしてきました。
自宅はもうずっと前からやっていますが、実家の電話は亡き父の名義になっており、それを母に変更してからと思っていて、8月に母名義にして、今回やっとディスプレイの設定が出来ました。
もしかしたら名義を変更しなくてもできたのかもしれませんが、どっちみち実在しない人の名義のままというわけにはいきません。
そして、最近詐欺まがいの電話がとても多いので、どこからかかってきたのかわからないと危ないです。
特に不用品引き取りの電話が毎日のようにかかってきて大変だそうです。母は以前すでに貴金属を買い取られてしまった経験があるので、二度と引っかからないと言いますが、とにかくしつこい電話を断るのが面倒です。
それから、ガス給湯器の点検などというウソの電話もかかってきたそうです。
そのため、私は一刻も早くナンバーディスプレイにしたいと思っていました。
以前から実家母はドケチ節約家だと書いていますが、ナンバーディスプレイに月額440円かかると思っていたので、母は、手続きも面倒だし、それがかかるんだったらやらなくていいなどと数年前までは言っていました。
しかし、最近はあまりにも変な電話が多いので、やはりかけて来た相手が身内なのか知らない人なのかをあらかじめ知りたいと思うようになったようです。
というか、最近の実家母の傾向なのですが、ナンバーディスプレイにしたい、いやしたくない、しなくていい、などとコロコロと言うことが変わり困ります。
実際はしたいのだけど、手続きも面倒だし、お金もかかるから・・・ということで意思が揺らぐのでしょう。
当然のことながら、本人が手続きをする気はありません。またそんな機能が世の中にあるらしきことは知っているものの、具体的にどういうものなのかは、母にとっては知る機会もないと言うところです。
私はいつも週末にしか帰省しないので、土日に手続きができるかどうかがこれまでは不明でした。
でも、今回はいよいよ実家で手続きをすることにしました。
スマホで連絡先を調べていると、驚いたことにナンバーディスプレイは70才以上は無料なのだそうです。それは知りませんでした。それだったらもっと早くにやるべきでした。そして土日も手続きができたのはよかったです。
最初、申し込みの電話をしたときに、料金は月額440円で工事費が3300円とか言われました。また、その前にスマホから見た申し込み画面では工事の希望日を入力するところがあったので、よくわからないので電話で問い合わせてみたのでした。
すると、工事は家に来て何かをするわけではなく、今すぐ1~2時間のうちにできてしまうとのことでした。また、料金は70才以上であることを告げると、すべて無料だとのことで、スムーズに手続きが進みました。
電話機がナンバーディスプレイに対応していないと、どこからも受信できなくなってしまうとのことでしたが、幸い対応していたので良かったです。
・・・
NTTに申し込んでから、今度は電話機で番号登録をし始めたのですが、これが大変でした。説明書を見ても全然わかりません。
自宅ではこういうことは夫がやっているので、私にはわけがわかりません。結局パナソニックに聞いたら親切に教えてもらえて助かりました。
それにしても、よく電話をかけてくる家族・親戚・知人の番号を登録しようと奮闘していると、実家母が「そんなことしなくていいよ」というのです。
NTTに申し込んだんだからもうそれでOK、電話帳なんか入力するのは面倒だから、そんな余計なことなどしなくていい、かける時はこれまでも番号を押していたからと・・・。
はあ?
登録しないと、どこからかかってきたかわからないでしょっ!
(こっちが、何のために苦労していると思ってるんだ! )
一事が万事こういう感じで、何事もシンプルに過ごしたい母にとって、私は余計なことをするうっとうしいやつで、そんな作業はさっさとやめてもらいたい、目の前でああだこうだ奮闘しないでもらいたい、簡単にできないようなことはやらない方がマシだ、いつまで電話の前でごちゃごちゃやってるの、というのです。
私「いや、これを登録しないと番号が出るだけで、誰からかかってきたか区別できないんだよ。知り合いの名前と番号を登録しておかないと「山本」とか表示されないだから。NTTに申し込んだって意味無いでしょ」
母「ああ、そうかね」
疲れます。
やっと数件の身内の番号を登録してみたら、この電話機は我が家の電話機よりも優秀で、着信音とともに「〇〇さんから電話です」と音声も流れることがわかりました。
わが家の電話は画面に表示されるだけなのです。そして、我が家は夫が70才になるまえから有料でナンバーディスプレイにしていたのですが、その後NTTをやめてソフトバンクにしてしまったため、ナンバーディスプレイは70才以上でも有料だということがわかりました。
・・・
帰省しても、母とは特に食事や調理のことでぶつかるばかりでお互いにストレスが溜まってあんまり意味がないですが、今回はナンバーディスプレイの設定ができたので、良かったと思います。
それでも、悪徳業者からの電話は番号が表示されるだけでどこのだれなのかわからないわけで、相変わらず不安は残ります。
自分がかけたときは、留守電だメッセージを残さずすぐに切ってあとでかけ直します。
連絡を取りたくない相手からの留守電だと情報を受け取ってしまうので不便。
電話が来たことも知りませんでした~ってことにしたい。
留守電を使わないとなると、登録してなくてもまともな要件の人から来た場合のことを考えて、とりあえず用心しながら受話器を取ってます。
実家の場合は、母はどうせ留守電の電話機操作がわからないようなので、やっぱり使えないですね。
つい出てしまうようだと折角の対策も効果ナシになっちゃいます。
留守電に入れてくれた場合、知り合いならかけ直します。
業者なら内容次第ですかね。
ただ留守電に喋ってくれない人が居るのが困りもの。
でもそれは仕方ないですね。
※
予め公共施設の番号が登録されてたら良いと思ったんですが、
それを偽装する手口がありました。
それか確か警察だったかな。