私が放送大学で受講しているオンライン授業は「文化人類学」である。
そこに出てくる「みんぱく」という「国立民族学博物館」はいったいどこにあるのだろうかと思っていた。きっと最初のほうで紹介があったのかと思うが、記憶がない。
多くの重要文化施設は首都東京にある傾向だが、都内にそのようなものがあるという記憶がないのだ。国立博物館なら上野にあるけどなあと思っていた。
そこで、パソコンでグーグル検索してみると、「みんぱく」は大阪の吹田市にあるということがわかった。残念ながらそんなに遠くては見に行けない。(ちなみに、この「みんぱく」という略称も「民泊」みたいで紛らわしいけどそれはおいといて。)
それから似たような名前では「国立歴史民俗博物館」というのが千葉県の佐倉にあることがわかった。
この千葉県のものは日本の歴史・民俗を展示しているものであり世界中の「民族学」とは違う。
その後今度はマイクロソフトのBingのAIに東京に民族学の博物館があるかどうか質問してみた。
すると「東京に国立民族学博物館があります」という回答。そしてリンクが張ってあるのだが、見れば大阪の民俗学博物館のものであった。なぜ「東京にある」という回答になるのか理解不能。
そこで「国立民族学博物館は大阪なので、それ以外に東京に民族学の展示のある博物館がありますか?」と質問をし直すと「東京には国立歴史民俗博物館があります。こちらは・・・歴史が・・・」との回答。
それは「千葉県佐倉市です」と返答し、「それら以外に民族学の展示のある博物館はあるのか?」などの質問を入れた。(詳細は覚えていないがだいたいこんなやりとり。)
ここまでの質問の回答としては、上記2つの博物館の他に両国の江戸東京博物館・その分園である小金井の「たてもの園」や中野区の歴史民俗資料館などがあったが、いずれもこちらが求めるものとは違うものばかりであった。
色々質問を変えるが、相変わらず「東京に国立民族学博物館があります」との嘘の繰り返し。
「なぜ、大阪の国立民族学博物館や千葉の国立歴史民俗博物館が東京にあるという誤答をするのか」と質問すると「なぜそのような間違いが起こるのかわかりません。間違えた方に聞いてください」だそうだ。
「だからそちらに言ってるのだ。AIは情報を学習するものではないか?」と人間を相手にするように記載すると「申し訳ありません。間違いがないように回答しています。何の質問かもう一度おしえてください」のような返答。
AIを相手に苛立ってもしょうがないのだが、ストレスが溜まって来る。人間だったらどんだけバカなの?
再度改めて「東京に民族学の博物館がありますか」と質問を入れる。いい加減学習したかな?
「東京には「国立民族学博物館」があります。その他に東京台東区に国立博物館があり民族学の展示もあります。」のような回答。
あいかわらず大阪の博物館が東京にあるとのウソの繰り返し。
やっと代用になりそうな上野の国立博物館が出て来たが、まったくあきれるばかり。
これはあてにならない。
先日も、某会社の本社の所在地に関係することを聞いたところ、うそばかり返答してきて、移転前の住所を最新の住所だと言い張る。最新の住所を教えてやると「申し訳ありません、最新の住所は・・・でした。○○は○○年に移転・・・」などと知ったような情報提供。
その近くに飲食店はありますか?と聞くと「本社の〇階にレストランがあります。」と移転前のビルの紹介。
ダメだこりゃ。
使い物になりません!
(昨日の「ちゅうバス」についても嘘があるかも?と思って普通にWikiで調べたら幸い間違いはなかった。検索で調べられるものは、AIに質問しないほうが良い。内容はWikiが信用できる。)
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