山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

眺海の森②天文観測館

2009年09月08日 | ドライブ
眺海の森では、天体観測館「コスモスドーム」があり、人間の目の5千倍もの、光を集める反射望遠鏡があります。



入場料は大人ひとり100円

「今雲がかかっていないので、雲がかからないうちにこちらへ♪」と鈴木さんに案内され、中二階のような階段をあがりました。



そこには、本格的な天体望遠鏡がありました。
まずは、鈴木さんの説明から…

「今は昼、晴天につき、太陽の黒点やプロミネンスが見ることができます。
天体になかでも太陽は、一番危険な天体です。
光が強すぎてフィルターを掛けずに、昼間の状態で望遠鏡を覗くと、眼が焼けるばかりか、紙さえ焼けます。
なので、注意が…
さて、それでは見てみましょう♪」

「さあ、どうぞ」と呼ばれ、ひとりひとり望遠鏡を眺めることができました。



この図は太陽を写したものですが、球体にヒラヒラと赤い炎のようなものが見えます。これがプロミネンス。
その日は、望遠鏡を通して10-11時の方向に見ることができました。

太陽の黒点は、おおむね11年前後の周期で黒点数の増減が見られ、2008年から極小の一途を辿っており、今年はかなり黒点が少ないということで、残念ながら望遠鏡でも、黒点は見ることができませんでした。

太陽と比べたら、地球はすごく小さくて、金星がやや地球と同じくらいで、別称宵の明星。現在はNASAの探査衛星が金星の周りにいるものの、金星は硫酸の雨が降るので、着陸は不可能なのだとか。

そんな金星も望遠鏡で見せてもらいました。
太陽を見た同じ倍率で見ると、望遠鏡に映る金星は小さい白い点。
白く見えるのも金星を取り巻くガスの影響なのだそうです。

鈴木さんの説明はわかりやすく、個人授業で惑星への理解を深めることができ、感激でした。
夜は2部制で、星の観察ができるそうですので、今度は夜に行ってみたいと思います。
ただし満月の日は月の光が強すぎて見えにくいそうです。
勿論、曇りの日はNG。
夜の観察日は、上記をクリックしてあらかじめ確認の上、ご来場ください。



こちらは「ミステリック・アース」の展示でみた、アンドロメダ星群。
そのほか「星のミュージアム」や星群のパネル、NASAのロケット展示など、小さい展示室がありました。

また25倍1500mmED大型双眼鏡(150万)の双眼鏡で酒田市を眺めてみるのもなかなか面白かったです。
鳥海山のロッジの赤い屋根まで見ることができました。
星の観察用の双眼鏡なのだそうです。

さて、今年は皆既日食がありました。
次は26年後と言われていますが、3年後の5月には、東京でも金冠日食が見れるそうです。
月が太陽より小さいので、ドーナッツ型の日食が見れるそうですよ。
宇宙のロマンですね!

ちなみに酒田では、水平線に太陽(夕陽)が沈む瞬間、時として青緑のプリズムが見れるそうです。
私の住まいからは、夕陽は山に消えてしまうのしか普段見ることができません。
水平線に沈む夕陽…ああロマンチックです