秋田の小安峡に向かう途中、下調べしたお蕎麦屋さんが見つからず、お腹が空いてきたので街道沿いにそのお店に入ってみました。
ごく普通の民家でした。
その家は小安番所跡の看板が立っていました。
あとで調べてみました。
小安は小安街道沿いにある集落です。
江戸時代になると、ある程度街道も整備され、延宝3年(1675)に小安惣兵衛が関所定番になっています。
その後人や物資の往来が増え天和元年(1681)に小安番所を設置し、湯沢から3人の藩士が半月交代で、務めていました。
そうなんですねぇ~、それで「惣兵衛」を店名にしたのでしょうね。
さて、小安は湯治場としても歴史があり、400年以上前からと云われています。
江戸時代には紀行家の菅江真澄も訪れており、温泉宿が14戸あると記されているそうです。
現在の小安温泉郷のことでしょう。
店内は小ぢんまりした雰囲気で、その日は店主さんひとりでした。
和室テーブル3卓、椅子席1卓、カウンター席がありました。
メニューは、十割手打ちと表記がありましたが、蕎麦の打ち場は見当たらず、厨房はかなり狭い感じでした。
ざる蕎麦(735円)と天ぷらのついた惣兵衛セット。
どちらも、ざる又は冷やしぶっかけから選べます。
ざるを注文することにします。
蕎麦粉は何を使っているのですか?
「○△□…」
小ぢんまりした店内なので、もっと人好きな店主かと思いましたが、そうではないのかもしれません。
声がだんだん聞き取れない感じなので、どうでもいいやと思い、運ばれてきたお蕎麦を頂くことにしました。
んん…
カエシでないつゆでした。
蕎麦は手打ちのようですが、モチモチしすぎで、十割というより二八?
そう、お客は私たちふたりだけなのに、お蕎麦を運んですぐに、プールを洗うようなタワシのゴシゴシした音…
狭い店内で、しかも目の前で、厨房の床をゴシゴシしている店主が…?
なぜなんだろう?
「蕎麦は打ち手に敬意を示して、自分自身が持てるだけの五感で頂くもの」と常々思っている私には、理解ができません。
食べている最中だけは、やめておくれ!
■そば処 惣兵衛
住所 秋田県湯沢市皆瀬字下村84-1
TEL 0183-47-5122
営業時間 11:00-18:00
定休日 水曜
ごく普通の民家でした。
その家は小安番所跡の看板が立っていました。
あとで調べてみました。
小安は小安街道沿いにある集落です。
江戸時代になると、ある程度街道も整備され、延宝3年(1675)に小安惣兵衛が関所定番になっています。
その後人や物資の往来が増え天和元年(1681)に小安番所を設置し、湯沢から3人の藩士が半月交代で、務めていました。
そうなんですねぇ~、それで「惣兵衛」を店名にしたのでしょうね。
さて、小安は湯治場としても歴史があり、400年以上前からと云われています。
江戸時代には紀行家の菅江真澄も訪れており、温泉宿が14戸あると記されているそうです。
現在の小安温泉郷のことでしょう。
店内は小ぢんまりした雰囲気で、その日は店主さんひとりでした。
和室テーブル3卓、椅子席1卓、カウンター席がありました。
メニューは、十割手打ちと表記がありましたが、蕎麦の打ち場は見当たらず、厨房はかなり狭い感じでした。
ざる蕎麦(735円)と天ぷらのついた惣兵衛セット。
どちらも、ざる又は冷やしぶっかけから選べます。
ざるを注文することにします。
蕎麦粉は何を使っているのですか?
「○△□…」
小ぢんまりした店内なので、もっと人好きな店主かと思いましたが、そうではないのかもしれません。
声がだんだん聞き取れない感じなので、どうでもいいやと思い、運ばれてきたお蕎麦を頂くことにしました。
んん…
カエシでないつゆでした。
蕎麦は手打ちのようですが、モチモチしすぎで、十割というより二八?
そう、お客は私たちふたりだけなのに、お蕎麦を運んですぐに、プールを洗うようなタワシのゴシゴシした音…
狭い店内で、しかも目の前で、厨房の床をゴシゴシしている店主が…?
なぜなんだろう?
「蕎麦は打ち手に敬意を示して、自分自身が持てるだけの五感で頂くもの」と常々思っている私には、理解ができません。
食べている最中だけは、やめておくれ!
■そば処 惣兵衛
住所 秋田県湯沢市皆瀬字下村84-1
TEL 0183-47-5122
営業時間 11:00-18:00
定休日 水曜