寒河江市の蕎麦屋

2008年から2009年に訪れ、ブログに紹介しなかったお蕎麦屋さんを何もせずHDに封印してしまうのももったいない気がしましたので、ぼちぼちと載せてます。

本日は寒河江市のお蕎麦屋さんをご紹介いたします。



「そば処 弘庵」さんはちょっと小路に入ったところの民家です。

その日は午後１時すぎには「十割そばと一九そば合盛板(1,500円)」は売切れとなっていました。

太打ちが売切れだったので、細打ちのお蕎麦と鰊煮などをオーダーしました。

お蕎麦はとてもバランスが良くて、蕎麦の香りや旨味を活かした手打ち蕎麦です。
鰊煮も身がホロホロとして、上品な味付けでした。

また行きたいお店ですので、その時が来ましたら、詳しくご紹介したいと思います。


■ そば処 弘庵

住所 山形県寒河江市南町２丁目３－２５
TEL　0237-85-6789
営業時間 11:00～15:00/17:00～19:30
定休日 毎月2～3回（不定休）




店主は老人ホームの事務長を脱サラし、こだわりの蕎麦を打つ「蕎陶庵」さん。
国内産の玄そばを使っています。

せいろそば(720円)は、まるでひやむぎほどの繊細な細打ちでコシがありました。
口の中で蕎麦が踊るような食感が愉しく、つゆとの相性も抜群です。

あげそばもち(250円)が人気のようなのでオーダーしてみました。
表面はサクサク、なかはトロリとして餡に絡んで、美味でした。


■蕎陶庵

住所 山形県寒河江市寒河江塩水9-8
TEL 0237-86-9353
営業時間 11：30～そばがなくなり次第
定休日 毎週月曜日




慈恩寺の近くにある「手打そば東光坊」さんは、民家の玄関らしき所で靴を脱ぎ、2階へとあがると店内となる不思議なつくりをしています。
「坊」の名残でしょうか？

板そば(1000円）と冷たい鳥そば(700円）をオーダーすると、な、なんとひとりずつ煮物などの前菜が運ばれてきました。

敷地でとれた山菜や、筍の煮物、きくらげ、わかめのお浸し…どれもからだにやさしい味で癒されます。
毎日こんな食事を続けていたい、と思うほどです。

冷たい鳥そばが、気にいりました。
シコシコとした歯触りの蕎麦に上品な味わいのつゆが絡みます。

「手打そば東光坊」さんは農家さんをしています。
ちょうどその頃は、お店で朝どりのサクランボが安価で売られていました。

「先週末頃のサクランボが、一番よがったんだよ～」

ひとつ買い求めて帰りました。
プリッと甘くておいしいサクランボでした。


■ 手打そば東光坊

住所 山形県寒河江市大字慈恩寺867
TEL 0237-87-3025
営業時間 11:00～15:00
定休日 木曜日