大館樹海ドームで開催された「大館きりたんぽ祭り」。
野外では、カヌーの試乗体験も開催されていました。
美味しい匂いが溢れ、賑やかな屋台通りができていました。
大館周辺地区の名産であり、全国的にも希少な「比内地鶏」の焼き鳥や丸焼きも販売されています。
これを食べないと、大館に来た醍醐味が味わえないと思います。
その日は風が強かったのですが、炭火で比内鶏の地鶏がじっくりジワジワと焼かれていました。
「丸ごと一羽!」とオーダーしたい気持ちを抑えつつ・・・何しろホンモノは写真の見た目より大きいですから・・・
「半羽をお願いします!」(2200円だっけかな?)
結局半羽でも、完食までに2日もかかったので、後から思えばちょうど良かったのです。
その味と言ったら・・・
肉からは草のような、乳のような、えもいえぬかぶりつきたくなるような強烈な香りがするのですが、食べ進まないのです、肉の味が濃くて。
普段のブロイラーとは全く別物のお肉です。
香りが強くあって、弾力があって、噛めば噛むほどに甘くて、(酸化した)余計な脂がないから、お肉を手づかみしてもベタ付きが無く、しかも食べても喉も乾かない。
秋田の比内鶏は本当に素晴らしいです!!
さて大館といったら、比内鶏(天然記念物:食できるのは交配した比内地鶏)も素晴らしいけど・・・
こちら「ハチ公」で知られる「秋田犬」(あきたいぬ)も天然記念物。
アーモンド形の黒目と肉付の良い三角耳と丸々ふさふさの尻尾と長い脚をもつ秋田犬は、大型犬ながら見た目も可愛らしくまるで愛玩犬のようです。
性格も本来は穏やかで、飼い主には殊に忠実な犬で、大きな魅力があります。
赤毛、虎毛、白があり、それぞれの良さがあります。
このイベントでは、白と赤の仔と赤毛の牡が来ており、心を和ませてもらいました。
仔犬は、飽き易いところはありますが、皆に触られても、どっしりとした風体で動じることがありません。
自衛隊の展示やグッズの販売もありました。
ジープの車内はこんな感じなんですね~。
地震体験カーでは、好みの地震を無料で体感できます。
3・11に野外に居た相方のため、「3・11の体感」をリクエストしました。
ふたりで椅子に座っていると、物さえ落ちたり飛んでくることはないのですが、室内で味わう3・11の揺れの凄さ、執拗に繰り返される揺れの時間の長さを実感しあの日の記憶が鮮明に蘇り、体が震えました。