私にとって誰にも教えたくない温泉があるとすれば「八九郎温泉」がそれに相当すると思います。
そこは、小坂町某所。
内湯から流れ出た温泉は真っ赤な色をしていました。
この温泉は無人で、寸志を箱に投入します。
ビニールハウスの温泉ですが、泉質は素晴らしい!
飲湯もできる新鮮なお湯がかけ流しされています。
お湯は炭酸を含み、入浴すると肌に気泡が付きます。
湯加減も丁度よく、このお湯なら長湯もできそうですが、炭酸効果で体がポカポカと良く温まります。
女湯では地元の方とおしゃべりをしながらの入浴。
東日本大震災の影響で、湯量が以前より増し、さらに湯温もぬる湯から適温になったとか。
冬になれば近隣の民家さんが温泉までの道のりを除雪するなど、地元の方々に守り愛されている温泉なのだそうです。
近年webからの情報により、県内外からのお客さんも入浴しにくるようになったそうですが、このような温泉は、「入浴させていただく」気持ちを大事にしながら温泉のマナーを守り、譲り合いの精神を持って入浴し、いつまでも大事にしていきたいものです。