1868年に神戸港が開港し、外国人用の居留地が設けられましたが、当時、清国との間には通商条約を結んでいなかったため、華僑は居留地内に住むことを許可されずに、西隣に住み始めたのが神戸南京町の始まりとされるそうです。
横浜中華街、長崎新地中華街とともに日本三大チャイナタウンの一つに数えられています。
東西約200m、南北110mの範囲に100あまりの店舗が軒を連ねており、横浜中華街と比べるとこぢんまりした印象を受けました。
さらに、価格も横浜中華街と比較すると安価に感じます。
イカスミを生地に練りこんだ「ミニブラック肉まん」(100円)を食べてみました。
生地は黒いのですがイカスミの臭みは無く、柔かく黒い食べ物に齧り付く感覚はやはりヘンな感じです。
神戸中華街(南京町)といえば、肉まんで有名な「老祥記」さんには、長い行列ができていました。
「老祥記」の先代は、1915年に「豚饅頭」として売り出した同店の中国包子が日本の中華まんの起こりであるとしているが、現在の日本の中華まんと同一かどうかは定かではない(wikipedia引用)
1個100円以下の価格の為、3個以上のオーダーから購入できます。
包みたて出来立てのこの肉まん、普通の肉まんより小さい感じですが、味のほうはどうでしょうか?
生地は酵母の香りとともにモチッとした食感ですが、見た目の包み方が雑だと思いました。
薄すぎず、濃すぎず、ちょうど良い味付けです。
さほどジューシーさは感じませんでした。
ふたくちくらいで食べてしまえる気軽な饅頭という、そういう印象です。
屋台風のお店では、気軽な価格で、茹でたてのミニラーメンが味わえます。
「おやつ麺」といった感じでしょうか。
食べ歩きもワクワクしました~♪
中華料理を美味しく味わうのなら、やはり着席して食べたいものです。