別所温泉で私が選んだお宿が「旅の宿 南條」さん。
このお宿はなんと、現令和天皇が学生時代にゼミで逗留した場所なんです。
令和元年の今、かつてではありますが令和天皇がご滞在された旅館に泊まるなんて素敵ではありませんか。
現令和天皇が宿泊したのは、昭和57年のことだったそうです。
その頃別所温泉では、一番新しいお宿だったから選ばれたのではないか、とお聞きしました。
2019年4月に1Fロビーと3F食事処をリフォームしたそうです。
お風呂の近い場所のお部屋に案内されました。
玄関はいって小部屋。
お庭の見えるお部屋でした。
贅沢ですね。
お庭につつじの花が咲いていました。
洗面所とおトイレ。
お菓子は小さめの「ゆべし」。
建物の構造で壁が薄く、夕方になるとチェックインしたかたが上の部屋で歩くたびに、音が天井からドシドシと響きました。
お風呂に行ってみましょう♪
冷水器があり、温泉の飲泉もできるスペース。
朝ヨガが別所温泉で行われているようです(料金別途)。
女性浴場。
洗い場の一部のカランからは、温泉が出てきます。
温泉シャワーで洗髪できるなんて、とても贅沢ですよね。
熱すぎず、ちょうど良い湯加減でした。
温泉は単純硫黄泉。
微かに香りがありました。
露天風呂。
チェックイン時はお湯がかけ流しの状態になっておらず、お湯の表面が汚れていました。
旅館の夕食は一人では食べきれないので、朝食つきのプランにしました(某サイト:11880円+入湯税)。
この旅館を選んだ理由のふたつ目は、朝食の「薬膳粥」が決めてでした。
期待しすぎていたのか、味はごくごく普通でした。
薄いお出汁とお塩で炊いたお粥という感じです。
長芋の上に、醤油を搾る前の大豆がのっている小鉢は印象的でした。
朝食はどれも味が濃くて、長野の方はこんなに塩分を摂るのかと、不思議な気持ちになりました。
周りのファミリーからも、味がしょっぱいね、という声が聞こえてきました。
日本人の平均塩分摂取量は女性の場合、9.4gというデータがありますが、厚生労働省では減塩目標を女性7gとし、高血圧学会では6gとしています。
この旅館の朝食は半分しか食べれませんでした。
楽しみにしていた朝食なのに、残念だなぁ~。
私が今まで泊まったお宿と比較しても、総合して、割高だったように感じました。