山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

リュープリン注射2コール目

2019年06月19日 | からだ

子宮筋腫をかかえている方が、私のブログを読んで下さって、リュープリン注射について参考にされたい方が多いように感じています。

自分の体のことを公開するのは、内心、女子として恥ずかしいというかそういう気持ちもあるのですが、子宮筋腫の手術を拒んで、結果的に私の場合は良かったと思っています。

現実的に、どうしてそう思うのか、皆さん知りたいことだと思います。

勇気をもって、書き残しておきたいと思います。

皆さまにおかれましては、参考ということで読んでいただけますようお願いいたします。

 

私は2016年に爆発的な生理の出血があり、翌日緊急入院した時、血中ヘモグロビン濃度が6.0になっていました。

入院し血液が点滴で薄まったため、最終的に血中ヘモグロビン濃度は3.8まで悪化し、医師から家族に説明があり、近々に心不全で亡くなってしまう可能性を指摘され、その結果、輸血するに至りました。

女性ならいつもある生理で、まさか命の危機に陥るとは思いませんでした。

会社の健康診断で、子宮筋腫の疑いを指摘されていましたが、産婦人科に行くのが私は嫌だったのです。

生理が重たく、出血量も多かったため、私は生理というものをコントロールしようとして、低用量ピルをネットで購入し、入院するに至った10ヶ月前頃から飲んでいました。

入院した時に医師に指摘されたのですが、それが子宮筋腫を悪くさせていた原因です。

今冷静に考えると納得できますが、ピルはエストロゲンやプロゲステロンなどの、女性ホルモンが含まれている錠剤だという事です。

女性ホルモンが多くなると子宮筋腫は大きくなると言われています。

私が入院した時、子宮筋腫は1個、3.3cmでした。

 

輸血をして血中ヘモグロビン濃度が回復したため、リュープリン注射をしました。

リュープリンとは、抗がん剤の一つで、主に、子宮筋腫、子宮内膜症、前立腺がん等の改善に利用されます。


リュープリンの主成分は、酢酸リュープロレリンで、分子構造的には、ペプチド蛋白質の為、消化管で分解される可能性が高く、飲み薬にすることはできず、通常、注射によって投与されます。

皮下に注射した場合、通常約1ヶ月に渡り、一定の割合で薬が溶け出し、持続的に作用し、性腺刺激ホルモンの分泌を抑制します。

 

私のような病状に用いた場合、閉経状態になり、卵巣からのエストロゲンの分泌が抑制され、性ホルモンの分泌を減らすことができるため、生理が来なくなることで貧血を防止できます。(ただし避妊は必要)

ただし最大6か月(6回)の後、6か月は休まなくてはなりません。

理由は骨密度が下がる、と医師から説明されました。

 

そして、1コール(6回)後、私の場合は子宮筋腫が3.3→2cmちょっとに。

結果的に、2コール(6回)後、1㎝ちょっとになりました。

リュープリン注射の効果はきちんと出た、ということです。

1コールの後は、6か月間休止しないといけないため、代わりに生理の出血量を軽くする目的で、エストロゲン受容体を活性化しないホルモン薬を飲みましたが、ジャスト2年で薬がピッタリと効かなくなり、2コール目(6回)の治療に踏み切りました。

医師としては、生理がなくなれば、治療は終了。

子宮筋腫による貧血が無くなるから。

 

私が思うに、じゃ子宮筋腫で手術する必要ないんじゃないですか?ってこと。

でも個人により病状が違いますから、一概に言えないとは思います。

まず、投薬の場合薬代の負担が大きいです。いつ、薬を飲まないでいい時期がくるのかも分かりません。

リュープリン注射の場合、月1回病院に行かなければならず、2コールして毎回1回は、翌日会社を休みたいほどの体調不良がありました。

その他、私はなかったのですが、注射の一番はホットフラッシュに悩む方が多いと聞きます。

私の知り合いでも、そのホットフラッシュがあまりに苦しくて、手術でとってしまえば悩むことは無く、気持ちすっきりしたという方もおりました。

 

今のところ、2コール終了2か月経過で生理はきていない私に、先生は「もう来なければいいですね」と喜んで下さったのですが・・・私としてはなんか複雑。

さらに3か月後の予約をして、生理が来なければ予約はキャンセル。

生理がくれば、投薬かリュープリン注射の3コール目を開始するか、その時に検討しましょう、と。

 

他に1日1回同じ時間に使う点鼻薬もあると医師から聞いています。

ミレーナはという子宮筋腫用のリングもあり、それは、黄体ホルモンの働きかけで肥大化した筋層を元に戻す働きがあります。

 

よくよく医師と相談して、自分ができると思う方法で、子宮筋腫を乗り越えていきましょうね。