ホテルシェフ出身の店主(現 株式会社理想実業代表取締役)が4坪9席の店舗を道頓堀で始めたのが平成4年、それから30店舗以上の店舗を持つまでに急成長した「上座」(かむくら)さんの道頓堀店に行ってみました。
「神座横丁」
お店の前の行列に並びました。
メニューは色々と充実しているようです。
カウンターの関に案内されました。
カウンターのみのお店ですが、入ってみると結構広いです。
ラーメンを提供するため、「スープソムリエ制度」という社内資格があり、それに合格した職人のみが、スープ調理をしている云々が掲示されていました、
あとでwikipediaで調べてみると・・・
ホテルシェフだった現・代表取締役が、最初の店舗を開業させるにあたり、今までにない味と謳っているラーメンスープをつくりあげた。核心となるスープの素は、南京錠の掛かった隙間の小さい籠の中に入れられ、中身は代表取締役や幹部社員にしかわからない。
というから、スープには強くこだわっているのでしょう。
着席からそんなに待たずに運ばれてきた「おいしいラーメン」。
このラーメンひとつのネーミングが、まさに大阪らしいと思います。
程よくカットされた白菜が沢山浮かんでいるラーメンです。
スープは甘味のある醤油スープで、 表面の油がギラギラして見えるのが気になります。
何度スープを啜っても、啜る度に味やダシの変化を感じるとかそういうのではなく、なんか坦々とした味わいに感じました。
麺は黄色いストレートの細麺で、これもまた小麦の甘みとか風味がするというのではなく、食べ進めるうちに近年進化している美味しいインスタントラーメンの某麺が思い出されてならなかったのです。
この「おいしいラーメン」が30店舗以上を出店させることのできる商品であるとすれば、このラーメンは大阪人にとってのソウルフードといえるのではないでしょうか。
儲かるラーメンだと思います。
■どうとんぼり神座 心斎橋店
住所 大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-8-26