
ブダペスト中央市場を後にして向かったのは王宮の丘にあるマーチャーシュ教会と漁夫の砦、石段の上です。

この教会もハンガリー王の戴冠式に使われたそうで、建物も見晴らしも美しい所でした。
正式名は聖母マリア聖堂。
元々は11世紀初頭に初代国王によって建造、14世紀後半にゴシック様式に建て直され、19世紀後半に修復。
途中オスマン帝国の支配下でモスクになっていたことも。
建物の中の見学は有料だったし、反対側の「漁夫の砦」まで行ってみたかったのでパス。
ところがコンサート会場としてもよく使われることを後で知り、ちょっと後悔。
初代国王イシュトヴァーンの騎馬像。(てっきりマーチャーシュ王かと思った)
凛々しいお姿、伊達政宗の像を思い出しちゃった。

イシュトヴァーンの足元には、なぜか鷹匠?

観光客の肩に乗せて写真を撮らせる商売でした。
マーチャーシュ教会。
左の高い塔を建てたのがマーチャーシュ王、彼はここで2回も結婚式を挙げちゃったんですって。

中央の先端に家紋のカラス。下々を見下ろしているみたい。

教会の直ぐ近くにある漁夫の砦。
ドナウ川の漁師さん達がこのあたりを守っていたという意味で、実際に砦として使ったわけではないらしい。
あのとんがりが7つあって回廊になっている。中は何もない。


回廊にて。スペインっぽい曲を演奏してました。

トップ画像「漁夫の砦」からの眺望。

あのドナウ川を挟んで、向こう側がペスト地区、こちら側がブダ地区、合わせてブダペスト…そうだったんだ~。