グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

ベルベデーレ宮殿

2013-05-15 10:00:40 | 中欧

ウィーン楽友協会を後にして向かったのはベルベデーレ宮殿。
ハプスブルク家の家臣で多大な功績を挙げたプリンツ・オイゲン公の夏の離宮。
オイゲン公は戦術に長けていただけでなく、美術や書物への造詣も深く、トップ画像の上宮ではクリムト中心の美術品、下宮では書物が保管されている。

バスを降りてから門までの距離が長い!


門の上には百獣の王ライオンがこれ見よがしな格好でお出迎え。


中に入ると広いお庭に大きな池。宮殿は更に向こう。




建物の中は撮影禁止でした。なぜかリュックサックも禁止。

建物の向こう側がまた広いお庭、そのずっと向こうにオイゲン公の住居だった下宮が。

さらに向こうはウィーンの街、左側にはシュテファン大聖堂のとんがりがかすかに見えます。
ベルベデーレとはイタリア語で美しい眺めの意。

昼食はウィーンの街で中華!? またこってりかと思いきや…あっさり薄味でとんでもなく美味しかった!




白ご飯! 麻婆豆腐?をかけちゃう人も。






可笑しかったのは、大皿が目の前に置かれたのですぐに取り皿に取った途端、間違いだったと持って行かれ、別のテーブルにそのまま運ばれていったこと!
良いんだろうか、しかも私だけ一品多く頂いちゃって…

ウィーン楽友協会

2013-05-15 00:11:50 | 中欧


                                     

今旅行の楽しみの一つ、ウィーンフィルの本拠地ウィーン楽友教会の内部見学です。
毎年お正月に全世界に配信されるニューイヤーコンサートの会場。
間近で見られるなんて夢のよう。本当はウィーンフィルのコンサートが聴けると最高なんだけど。
因みに翌年のニューイヤーコンサートのチケット申し込みは本年の1月2日から始まり抽選だそう。値段は10数万円~数千円(立ち見)
一方、奏者側としても是非出演したいコンサートだそうで、イタに上がれなかった人は同じ報酬が貰えるらしい。

入口、意外に狭い。天上が素敵。              横の入口。
  

トップ画像の大ホールに入り着席して説明を聞く。
ステージでは何処かのオケがリハーサル前で各人音出し中。
全体は狭い印象だけど、立ち見を入れて2千人ちょっと入るそう。
木が中心、床下は空洞になっていて共鳴するように造られている。
良い音が隅々にまでしみ込んで年季が入り、更に良い響きを醸し出すような入れ物。
と、感慨に耽っていたら、「ここでクイズ!、上方にある音楽家の胸像は誰々でしょうか?ヒントこの建物が建てられる以前の人」
顔は見えないので、取り敢えず古典派以前を言ってみると…スミマセン、一人当てしてしまいました。。。

小ホールの名前は「ブラームスザール」。ブラームスの楽友協会での功績を称えたもの。
最近は本場ヨーロッパでも若い人たちのクラシック離れが進んでいるため、子供のうちから馴染ませようとステージと客席の間に子供を座らせる空間を設けたコンサートが積極的に開催されているそう。

ステージ裏からヴァイオリンとチェロのアンサンブル練習が聞こえていました。

この他、近年造られた小ホールが4つ。そのうちの2つを見学。
メタル・ホール。まずはここでコンサート、上手になって大きなホールへと。


グラス・ホール。至る所ガラスで出来てます。


ロビーや階段途中など、あちこちに胸像がある中、唯一女性のが。
クララ・シューマン                    ヨハネス・ブラームス
   
並べちゃった、ごめんねシューマン。

見学後、トイレに寄ると男女一つずつしか無く、女性のほうは行列、男性のほうは空いていたので、オバサン得意の男性の方も利用しようと見張りをしながら(フフ)二手に分かれる。
ガイドさんが間違って出演者用のトイレに案内してしまったことが後で分かり、私は嬉しくなった。
もしかしてシュルツさんが使ったかもしれないトイレ。。。(フフフ)


楽しいこと、美味しいものは……新しい力にかわってくれる☆

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