台風が接近しているので、技術者を乗せた飛行機は飛ぶだろうか、
1ヶ月前に予約を入れた、年に一度の無料点検、交通費をかけて受けに行く者としてはヒヤヒヤしながらも、今回はどうしても直して頂かねばならない所があったので、飛ぶと信じて札幌へ。
去年、Gisレバーの位置を高くして、1年様子をみることにしたところ、
高すぎて、直す前と同じくらい辛くて、小指と薬指が悲鳴をあげていた(ちょっとオーバーかな)
で、今度は中間の位置に。それも分かりやすいように32年前から20年近く使って違和感の無かった楽器を見せて、それに近い位置にして頂いた。
こうして比較してみると、同じメーカーのハンドメイドながら、時代や作り手やグレードが変わると、形やそり具合も変化していることがよく分かる。
管楽器はヴァイオリンと違って、手の大きさに合わせた楽器は無いので、
子供のような手には、少しの違いが大きく作用してしまう。
金属を曲げたり伸ばしたりを何度もするのは良いことではないので、高さ調整は出来ればこれで終わりにしたい。
何より、また一年我慢するのは辛いので、祈るような気持ち。
田舎ゆえの憂い。
あとはパッド交換1カ所、実費。
このパッドだけ変色亀裂の原因は、多分市民会館の据わりの悪い椅子。
椅子に直置きすると、必ず回転して、水滴がパッドを濡らす。
敷物を忘れないように気をつけようっと↓
蛇足ですが、先日の練習でこれをお尻の下に敷いているとK先生が
「ピアノの上に座ってる!」ですって。
椅子の微妙に出る縁で足がしびれるのを防いでいるだけ。
要は足が長ければ問題ないことで、小ぶりの身体には並の人には分からないことが色々あるのです。
暑くて滞りがちだった練習、
「練習しなくても吹ける人だから」と言う人がいましたが、地味な個人練習の積み重ね無しに演奏できる人はいません。
楽器の状態も良くなったので、さぁ、再開しますよ~