勇武津資料館 2012-09-17 07:47:07 | ちょっとお出かけ 手織り作品展で訪れた勇武津資料館に常設されている昔の生活道具。 囲炉裏。手前はヒグマの毛皮。触ってみると、毛が固い。 木製の火鉢、懐かしい! 今よりもずっと貧しかったけれど、昨日より今日、今日より明日と、希望に満ちていた時代。 古そうに建てられた新しい建物。
手織り作品展 2012-09-16 11:22:14 | 鑑賞 第4回手織り作品展 彩り 9月1日~17日 勇武津資料館(苫小牧市勇払) 作家さんは勇武津資料館ボランティアサークル「ゆのみ」のメンバー19名。 入会して間もない友人が出品するというので5名で押しかけました。 「押しかけた」が相応しい…街中からはかなり離れた場所のせいか、訪れていた人が少なく、静かな展示室でオバサン5人が一斉に口を開くのだから、去った後は恐らく荒らしのような静けさだったと思います。 指導されている野田さんが直々にコーヒーとお菓子を振る舞ってくださり、感謝感謝でした。 私にとっては初めての世界、どれも生活に密着した作品で手作りならではの暖かみと気負わない力作、ひと織りひと織り無心で織られたのだろうか、それとも何かに思いを馳せながら? そこでは時間がゆっくり流れます。 許可を得て撮影させていただきました。 藍染めの糸を使用。 体験コーナーでは八王子市から寄贈された高機を使ってコースター作りが出来、同行の友人がチャレンジ。 仕上げ。 出来上がり! 別の友人が横糸を4種に変えてみると、 横糸はいずれも端布を利用、素晴らしいですね。 会員の方の糸巻き。 初めての販売会予定。 11月23~25日 苫小牧グランドホテルニュー王子1F
この頃 2012-09-14 10:38:48 | その他 今日も朝から暑いです。 昨日の空はほうき雲とうろこ雲が一緒で、正に夏と秋の狭間です。 ご無沙汰しました。 気持ちはすこぶる元気だけれど、だから?身体がついて行けず黄色信号からストライキへ。 最低限のことだけ、なんとかこなして2週間。 今朝は調子が戻りつつあるのを良いことにパン作り、その合間の投稿それから出勤。 自分の身体のことさえ分からないのに、他人のことを分かった気になるのは思い上がりというもの…おっと話しが逸れました。 これから、したいことしなければならないことが目白押しの季節、上手に調節しなきゃ。 洗濯物を干していて見えた昨日の空。
米茄子のピッツァ風 2012-09-06 19:49:40 | 内食 草木に嬉しい夕立でした。 家庭菜園の米茄子を頂きました。 綺麗ですね。 田楽ではなく、ピッツァ風にしてみました。 輪切りにした後、食べやすいように格子状に切り込みを入れてから、オリーブ油で両面をしっかり焼き、あとはピッツァと同じ。 トッピング:ピッツァソース、ハム、赤と緑のピーマン、玉葱、チーズ、塩胡椒。 味が薄めだったので、作ったばかりの青紫蘇ニンニク醤油を少しかけてみる… 青紫蘇の大きくなってしまった葉を沢山摘んでざく切りし、ニンニクスライスと共に醤油漬け。
東山魁夷展 2012-09-05 18:40:21 | 鑑賞 全部の窓を閉めた夕方、寒いくらいです。 さて、札幌へ行ったついでに寄った道立近代美術館。 東山魁夷展(9月9日まで) まだ10時なのに土曜のせいか既に結構な人数。 カレンダーなどでお馴染みの、本物が何枚も目前に。 展示数の多さは製作年数の長さをも物語る。 嬉しかったのは付けられている解説がご本人の文(出版されているいくつかの本からの抜粋)だったこと。 がっかりしたのは絵画を守るために施されているアクリルカバーに、観ている人達の顔・身体が写り込んで興ざめしたこと。屈んで角度を変えて観たり、ギリギリ近づいて観たり… 一通り回った後で、好きな絵や印象的だったものをもう一度観たくて戻ると、人混みで凄いことになっていたので諦め、ポケットサイズの本を買って、ウチでゆっくり振り返ることに(冒頭画像)。 前書きの一部です。 私が常に作品のモティーフにしているのは、清澄な自然と素朴な人間性に触れての感動が主である。戦後の時代の激しいそして急速な進みの中で、私自身、時代遅れのした道を歩んでいると思う時が多かった。しかし、今では、それで良かったと思っているし、また、それをこれからも貫き通したいと念じている。 なぜなら、現代は文明の急速な進展が自然と人間、人間と人間との間のバランスを崩し、地上の全存在の生存の意義と尊さを見失う危険性が、ますます高まってきたことを感じるからである。平衡感覚を取り戻すことが必要であるのは言うまでもない。 清澄な自然と、素朴な人間性を大切にすることは、人間のデモーニッシュな暴走を制御する力の一つではないだろうか。人はもっと謙虚に自然を、風景を見つめるべきである。それには旅に出て大自然に接することも必要であり、異なった風土での人々の生活を興味深く眺めるのもよいが、私達の住んでいる近くに、たとえば、庭の一本の木、一枚の葉でも心を篭めてよく眺めれば、根源的な生の意義を、そこに感じ取る場合があると思われる。 初版は1991年。 1999年逝去、90歳。 静かな感動、いつかまた出会いたい。 蛇足。時間が無くて2Fのレストランにて昼食を済ます。
フルート・リペア・クリニック 2012-09-04 08:55:59 | 音楽活動 年に一度メーカーの技術者が来道して行われる無料リペア・クリニック、今年も診て頂きに札幌へ。 健康診断に連れて行くような感覚、自分の身体は疎かなのに。。。 今回は去年のような有料になる大がかりな修理はなく、バランス調整が主。 これで暫くは安心…技術者は正に楽器のお医者さん。 音色的には前の楽器のほうが今でも気に入っているけれど、体調の変化に合わせて、やむなくこの楽器に替えて丸7年、いかにも「金属」から出る馴染めない音が「楽器」から出る音へと少しずつ成長…以前のようなペースで鍛えられなくなったので時間がかかったけれど、面白いのはこれから。