1962年
阪神タイガースは、二十七日大阪梅田の阪神本社二階会議室で明大辻佳紀捕手(21)=身長179㌢、体重87㌔、右投げ、右打ち=の入団発表を行なった。辻捕手は敦賀高時代に二度甲子園大会に出場、明大に入学後一年秋に初出場、三年春からレギュラーポジションをかちえた。ことし春のシーズンは主将として攻守の要であったが、六月の韓国遠征で左腰を痛め、秋のシーズンは後半二試合に出場しただけ。強肩強打の大型捕手としてプロからは大洋、大毎などから勧誘されていたが、このほど阪神に正式入団した。なお背番号は未定。
戸沢社長の話 捕手の強化が、補強のポイントだっただけに辻君には大いに期待している。研修制度のため50試合は出場できないがそれがすめばどしどし使いたいしまたぜひそうあってほしい。大学でもまれていることだし、補強をいそいでいたポジションに辻君を得たことは非常に心強い。
辻選手の話 小さい頃から大好きだった阪神にはいれて非常にうれしい。痛めた腰ももう大丈夫です。公式戦出場を目標にがんばりたいと思っています。研修期間内にうんと勉強して、はやくプロの水になれたい。大学時代からのライバルだった大橋、岡本君も同じセ・リーグに入ったことだし、ぜったいに負けられない。それに大学時代ケガでずい分泣かされましたのでケガだけはしないようにトレーニングには、とくに注意をはらっていきたい。
阪神タイガースは、二十七日大阪梅田の阪神本社二階会議室で明大辻佳紀捕手(21)=身長179㌢、体重87㌔、右投げ、右打ち=の入団発表を行なった。辻捕手は敦賀高時代に二度甲子園大会に出場、明大に入学後一年秋に初出場、三年春からレギュラーポジションをかちえた。ことし春のシーズンは主将として攻守の要であったが、六月の韓国遠征で左腰を痛め、秋のシーズンは後半二試合に出場しただけ。強肩強打の大型捕手としてプロからは大洋、大毎などから勧誘されていたが、このほど阪神に正式入団した。なお背番号は未定。
戸沢社長の話 捕手の強化が、補強のポイントだっただけに辻君には大いに期待している。研修制度のため50試合は出場できないがそれがすめばどしどし使いたいしまたぜひそうあってほしい。大学でもまれていることだし、補強をいそいでいたポジションに辻君を得たことは非常に心強い。
辻選手の話 小さい頃から大好きだった阪神にはいれて非常にうれしい。痛めた腰ももう大丈夫です。公式戦出場を目標にがんばりたいと思っています。研修期間内にうんと勉強して、はやくプロの水になれたい。大学時代からのライバルだった大橋、岡本君も同じセ・リーグに入ったことだし、ぜったいに負けられない。それに大学時代ケガでずい分泣かされましたのでケガだけはしないようにトレーニングには、とくに注意をはらっていきたい。