2004年
米大リーグ、ロイヤルズ傘下3Aオマハのブラッド・ボイルズ投手(27)=182センチ、88キロ、右投げ右打ち=との契約が合意に達した、と発表した。背番号は「62」。米国出身のボイルズは2001年に大リーグで初登板し、昨年まで計40試合で0勝4敗1セーブ。今季は3Aでプレーし、10試合で3勝2敗、防御率3.27の成績を残している。ダイエーは救援投手として起用する方針。王監督は「直球とスライダーでストライクが取れる。1日も早く投げてほしい」と話した。
新外国人ストッパー獲得に乗り出していた福岡ダイエーは9日、米大リーグ、ロイヤルズ傘下3Aオハマのブラッド・ボイルズ投手(28)=182㌢、88㌔、右投げ右打ち=との契約が合意に達したと発表した。1年契約で、年棒は契約金込みの30万㌦(約3300万円)、背番号62。ボイルズは140㌔台後半の速球とフォークボールを武器に、粘り強い投球を身上とする本格右腕。2001年8月にロイヤルズでメジャーデビューを果たし、昨年まで大リーグ通算40試合で0勝4敗1セーブ、防御率6.45の成績を残している。今季は3Aオマハでプレーしていた。王監督は「ビデオで見た感じでは、まとまっている。ビックリするような投手ではないが、ゲームを壊さないタイプかも」と特徴を分析。起用法については「今は三浦と山田の調子がいいから、無理に後ろ(ストッパー)でなくてもいい」と話した。
福岡ダイエーの新外国人、ブラッド・ボイルズ投手(27)=ロイヤルズ傘下3Aオマハ、右投げ右打ち=が18日、チームに合流した。遠征先の千葉県浦安市内のホテルで入団会見を行った後、練習に参加、王監督は「来週の大阪遠征からやってくれれば」と話し、早ければ25日からの近鉄3連戦(大阪ドーム)でのデビューとなりそうだ。背番号「62」のユニホームにそでを通した助っ人は、来日翌日ながらキャッチボールなどで軽快な動きを披露。ツーシーム、チェンジアップ、カットボールなどが武器で、会見では「打者に突っかかっていく攻めの投球が持ち味。できるだけ長く日本でプレーしたい」とケンカ投法に自信をのぞかせた。きょう19日にはブルペンに入る予定だが、投手陣が好調だけに王監督も焦らず適性を見極める意向だ。「攻めの気持ちがあるのは頼もしい。チームの勝利に結びつく考え方を」と、起用法も流動的。2軍戦で調整登板をするプランもあり、順調に戦列に加われば25日からの10連戦にも余裕を持って臨めそうだ。