1973年
県下ナンバーワンといわれる好投手山下とチーム打率3割の打力で優勝をねらっている。180㌢の長身山下はこれまで防御率は1.36。スタミナ要請のため連日長距離トレーニングと二百球の投げ込みを続けており、連投にも自信をつけてきた。
エース山下。県下一の好投手といわれる通り力強いピッチングを続けている。毎日、十五㌔のランニングを積み重ねたせいか、たくましさを加えた。オーバーハンドから繰り出すボールは速くて重い。最近は制球力もつき、一試合の四球は一、二個。「どんなチームと当たっても二点以内に抑える」とたのもしい。
注目される選手では第二の山下ー野村のバッテリー。とくに右の本格派山下は超高校級といわれる。恵まれた長身(182㌢)から投げ下ろす速球には威力があり、それも打者にとっては一番の泣きどころの外角低目に矢のような直球を投げ込む。昨年活躍した八代一の中島(現、太平洋ライオンズ)に比べ、フォームでは劣るが、スピードは山下の方がありそうだ。かつての大分商のエース河原(現、太平洋ライオンズ)を思い出させる。
右腕山下は182㌢、75㌔と恵まれた体。長身から投げおろす直球には、高校生ではちょっと手の出ない威力がある。
専玉打線は山下の速球を捨てゆるいカーブに的をしぼり、8安打を奪ったのは立派。
久々の本格派投手といわれるのが熊本二の山下投手。182㌢、75㌔の体をフルに使った右上手からの快速球。一日三十㌔のランニングをこなし、着実に調子を上げてきている。六月のGK杯決勝では鎮西に6点を奪われたが、この春からの防御率はわずか1点台。カーブの切れも大きくなった。
県下ナンバーワンといわれる好投手山下とチーム打率3割の打力で優勝をねらっている。180㌢の長身山下はこれまで防御率は1.36。スタミナ要請のため連日長距離トレーニングと二百球の投げ込みを続けており、連投にも自信をつけてきた。
エース山下。県下一の好投手といわれる通り力強いピッチングを続けている。毎日、十五㌔のランニングを積み重ねたせいか、たくましさを加えた。オーバーハンドから繰り出すボールは速くて重い。最近は制球力もつき、一試合の四球は一、二個。「どんなチームと当たっても二点以内に抑える」とたのもしい。
注目される選手では第二の山下ー野村のバッテリー。とくに右の本格派山下は超高校級といわれる。恵まれた長身(182㌢)から投げ下ろす速球には威力があり、それも打者にとっては一番の泣きどころの外角低目に矢のような直球を投げ込む。昨年活躍した八代一の中島(現、太平洋ライオンズ)に比べ、フォームでは劣るが、スピードは山下の方がありそうだ。かつての大分商のエース河原(現、太平洋ライオンズ)を思い出させる。
右腕山下は182㌢、75㌔と恵まれた体。長身から投げおろす直球には、高校生ではちょっと手の出ない威力がある。
専玉打線は山下の速球を捨てゆるいカーブに的をしぼり、8安打を奪ったのは立派。
久々の本格派投手といわれるのが熊本二の山下投手。182㌢、75㌔の体をフルに使った右上手からの快速球。一日三十㌔のランニングをこなし、着実に調子を上げてきている。六月のGK杯決勝では鎮西に6点を奪われたが、この春からの防御率はわずか1点台。カーブの切れも大きくなった。