プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

長谷川武

2022-03-05 21:05:48 | 日記
1959年
リードしてからの長谷川は次第に立直り、上位にはインコースへのカーブとシュート、下位には速球を主に好投。七回二死後急にコントロールを失って杉田に四球を与えたあと鈴木に2-3からド真中の直球を二塁打されて1点を与えたものの大勢に影響なく3安打に養命酒の強打線を押え切った。


きょうはカーブが決まらず苦しかったがシュートを凡打してくれたので助かった。幸い最優秀選手に選ばれたが、大会を通じて大体満足なピッチングができたと思う。


1961年


大毎先発は長谷川、四回途中まで好投、無失点だった。シュートとカーブのコンビネーションがよかったが、とくにシュートは非常に重そうで中日の各打者はほとんどつまり気味。カーブのブレーキも鋭く、この長谷川が順調に伸びれば大毎に大きなプラスとなろう。

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鈴木滋

2022-03-05 20:56:21 | 日記
1959年
プロ野球の経験をもつ鈴木は剛球投手で内外角低目をつく速球に威力があり、切れのいいカーブとシュートを巧みに投げ分け球の配合がうまい。決勝の対三協戦では八回に打たれた三遊間安打と1四球を与えたのみという好投ぶりだった。


養命酒のエース鈴木は左腕から繰出すドロップ、ノーモーションからの外角速球など多彩なピッチングで北銀打線をほんろう、わずか2四球、残塁なしと堂々ノーヒット・ノーランを記録した。


養命酒のエース鈴木の不調から交通は楽に決勝を勝ちとった。鈴木は連投の疲れからか球威なく、スローカーブとナックルにたよったが、ボールが高目に浮き交通打線の好餌(じ)となった。

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藤原陽司雄

2022-03-05 20:49:14 | 日記
1957年
藤原投手のスローカーブにてこずって貧打を重ねたが、北野は二本の三塁打を五、八回に放ち、五回はスクイズで、八回には中堅手の悪返球で3点をあげた。いずれもとれる球。堺の外野手のカンの悪さに助けられたラッキー勝ち。

1959年 

このチームの力は相当なもので、まず藤原投手がいい。三年目で経験は十分だし、上背もある。外角を速球で突く正統派で、バックスに混乱さえ起こらなければ、そう簡単には打ちくずされない。薮本とのバッテリーは絶対の信頼を集めている。

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井村典夫

2022-03-05 20:44:13 | 日記
1954年
添島投手を擁する熊本工が最有望。切れのよいドロップと剛速球は超高校級の評があり春の選抜出場校。これを追って市内大会で熊工を5-1で破った九州学院が自信をつけている。打撃には魅力はないが井村投手のカーブ、シュートが決まれば他校の脅威。この両校が熊本県のホープである。

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松本春男

2022-03-05 20:39:09 | 日記
1953年
コントロールのあるスローカーブ、速球を武器としチェンジ・オブ・ペースの巧みな拝藤主戦投手は県下高校ピカ一で、最近一段とスピードを増して来た。リリーフのカーブ、ドロップを得意とする松本(春)、速球の手島(了)らもA級投手で、投手陣に恵まれている。

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伊藤則旦

2022-03-05 13:40:23 | 日記
1954年 

津島のワンサイドゲーム。名工はさして好調でない伊藤の胸元をつくスピードののったインシュートに手を出し三振十二を喫して惨敗した。 

津島伊藤は長身から投下す速球と打者の手元に食いこむシュートで桜台打線を押えれば、一方の桜台桑原投手も打たせてとる軟投で互いに譲らぬ投手戦を展開。
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横山国夫

2022-03-05 13:32:02 | 日記
1953年

主戦の五尺七寸五分を誇る投手横山は速球とカーブ、ドロップに威力を示し打撃でも大物で、強肩の捕手田鎖とは名コンビ。


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駒井哲雄

2022-03-05 13:27:40 | 日記
1955年
大鉄は駒井、木村の両投手がコンスタントな力を持っているのが強み、とくに駒井は重い球質で多彩なカーブを操り、八尾を二安打におさえ三振十二を奪って6-0で退けるなど、毎試合平均九個の三振を取っている。

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荒井穣吉

2022-03-05 13:23:17 | 日記
1956年


投手は昨年リリーフで活躍していた荒井がマウンドを守るが五尺八寸の長身を利して投げる球はスピードこそないが非常に重い球で、打者の手許にくい込むシュートなど他校打者を相当悩ますだろう。


高校野球第三日第二試合の前工対沼高戦で前工荒井穣吉投手は沼高をノーヒット・ノーラン(無安打無得点)に退ける大殊勲をたてた。この記録は県高校球界には数少ない大記録で、昨年春の全国選抜大会第五日(四月六日)対明星戦で桐生高の今泉投手(現大洋)が一度記録している。荒井投手は六尺、二十貫という恵まれた体から投げ下す速球とコントロールよいカーブは重く、打っても飛ばないという特長を持った県下屈指の好投手である。


荒井投手の話 普通の調子でしたが後半に入ってからいつもより調子が上がってきました。七回ごろから意識しましたが別に欲気を出さず五十嵐捕手のサイン通り投げました。

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長平良功

2022-03-05 13:13:59 | 日記
1955年


主戦長平良投手はプレート度胸もあり、投法もかなり老練だからむざむざ集中打を浴びるようなことはあるまい。
豊橋工長平良投手は速球と鋭いドロップの配球よく八回市川に一安打を許しただけで三振二十一を奪うという大記録をうちたてた。この日の長平良はカーブの切れこそよくなかったがコース真中に伸びのある直球をきめ、決め球のドロップで打ちとるという投球法、名市工の打者は何れもこの速球にバットが合わず三振を重ねた。


投手戦というよりは貧攻戦だった。豊工は四回まで五安打を放ちながら二回敵失で拾った一点のみで守っては小牧のしつような追撃にあって毎回のようにピンチにさらされた。しかし小牧は初回と四回ともに得点機をつかみながらバント失敗から強攻策につぶし拙攻で自滅した形になった。前日21奪三振を奪った豊工長平良投手はややスピードは落ちていたがこの試合でも11三振を奪う力投を見せ豊工勝利の下地をつくった。


長平良得意のドロップが決まらなかった。長平良がいずれもカーブのため直球をねらわれたのに反し、坂口は徹底的に速曲球を巧く外角低目にコントロールしてバットを短くもってチョップ攻法の豊橋工を三安打にかわした。この快投が成章勝利の土台となった。

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