プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

矢野正之

2023-08-05 20:36:10 | 日記
1994年
矢野はなんと高校5年生だった。練習には毎日参加したが、授業に出席しなかったため2年生を3年間経験。公式戦登板はわずか1試合のみで、ほとんど実績はない。公式戦に出場できない4年目と5年目は黙々とトレーニングを続け、西野監督にその野球への情熱を買われて今年夏、監督まで務めて4回戦まで進出したというユニークさ。西野監督の知り合いだった阪神・菊地スカウトが、その快速球にホレ込んでの指名となった。「うれしいです。とにやく上(プロ)で野球がやりたかった」という矢野。MAX142㌔の異色右腕がベールを脱ぐ日が楽しみだ。


1998年


ピッチャーではチーム最速、150㌔のストレートが武器の矢野正之が注目だ。制球難が欠点だが、ノーコン投手だった石井一久を、「ノーコンでもええから、見せ球を覚えろ」の一言で、セの代表的な速球投手に変身させた野村氏の手腕をもってすれば、大化けの可能性は十分だ。

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斉藤満

2023-08-05 20:16:41 | 日記
1983年


投手陣は左の斉藤満と右の水沢の二本柱で、ともに速球主体の本格派だ。
金足農斉藤満は大量リードを考えて、打者だけに神経を集中してピタリ封じた。二回からは速いテンポで内角へ直球とカーブを決め、五回森田に打たれた1安打に抑え、完封した。


左腕・斉藤満、水沢の両投手は完投能力十分、斉藤満は持ち前の速球にスローカーブを身につけ、投球に幅が出てきた。


決勝戦で投げた122球の全力投球が最後の登板となった斉藤満投手。羽城中時代は控えの一塁手であまり出番も多くなかった選手だ。「あいつの努力には本当に頭が下がる」と嶋崎監督。この大会を前にとうとう背番号1ー、エースの座をつかんだ。「甲子園へ行きたかったから苦しい練習にも耐えてきた」-その斉藤満投手だが決勝戦の重圧に、初回は頭がボーッとしたまま投げていたという。「勝とうという意識が強すぎたんでしょう」。細身の体でよく頑張ってくれたと保坂主将はねぎらった。


金足農の斉藤満投手(18)=南秋田郡昭和町豊川龍毛字細田27=がパ・リーグ・日本ハムファイターズに5位で指名された。斉藤投手は「日本ハム、ロッテの二球団と事前に接触があったが、ドラフトで指名されるとは思っていなかったので5位指名は本当にうれしい」と感想を語った。注目される日本ハム入りに関しては「これから両親や野球部の部長、監督とじっくり話し合ってから決めたい」としながらも「日本ハムはパ・リーグの中では好きな球団、早くプロの水に慣れ、三振のとれるピッチャーを目指したい」とプロ入りに強い意欲を見せている。斉藤投手は左投げ左打ち、181㌢、69㌔とやや体重が少ないものの上半身を利かしたフォームから繰り出す速球、落差のあるカーブと流れるカーブが武器。金足農では一年の夏に外野手から投手に転向。今年は夏の甲子園県予選決勝で秋田高の太田政直投手と投げ合い0-3で惜しくも敗れたが、非凡さを感じさせる投球術で多くの高校野球ファンをうならせた。今年の通算成績は20勝3敗。この日の指名は、六時間目の授業終了直後、学校の事務室に呼ばれて聞かされた。学校側の連絡で駆けつけた斉藤投手の父会社員高雄さん(41)、笑子さん(41)の両親に祝福され、緊張気味の顔も思わずほころんだ。高雄さんは「満は根っからの野球好き。小学生のころからプロ入りを夢見ていた。本人が希望するのであればプロでやらせたい」とプロ入りに賛成。斉藤投手を育てた嶋崎久美同校監督も「腕の振りは先天的なものを感じさせる好投手。体力さえつけばプロでも十分通用するだろう」と語っている。「目標の投手は同じ左腕の金田正一元投手。プロ入りしたならば、一日も早く一軍へ上がり同郷でもあるロッテの落合選手と対戦してみたい」と早くも抱負を語るなど、日本ハムとの正式契約が待ち遠しそう。


1984年


タテの大きく落ちるカーブをより一層磨きをかけて、一日も早くゲームに出場したい!


1985年


ブレーキ鋭く落差のあるカーブが武器だが、これに磨きがかかれば一軍入りも。

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山蔭徳法

2023-08-05 19:34:49 | 日記
1985年
長身から繰り出すストレートはピカ一。カーブの切れもよく、体を作れば伸びる逸材。速球は130キロを超え将来性十分。昨年夏の岩手県大会、代表になった大船渡高に準々決勝で3対4で惜しくも敗れた。


1987年


「3年目、今シーズンこそ、ファームでドンドン投げたいですね」と決意を語るのは山蔭徳法投手だ。ドラフト4位で盛岡商から60年に入団、昨シーズンまで体づくりに重点が置かれていた。が、種茂二軍監督も「そろそろイースタンで投げてもらわなければ困る」と尻を叩いている。カーブしかなかった変化球に秋季キャンプで落ちる新球をマスターした。「今年は一軍昇格への足がかりにしたい。そのためには、ファームでまず1勝ですね」同期の松浦が一軍で1勝をあげているだけに、追い着き追い越せが目標だ。

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