高校、大学を投手としての渡辺は常に球界の話題となった。
慶大入学当初はフォームが乱れて天性の剛球は影をひそめ、
彼自身もフォームの是正に人知れずに悩んだことだろうか、
見事それを克服した。春の対立大戦のパーフェクト・ゲームは
彼の投手生活に輝かしい一ページを残したといってよい。
恵まれた体から速球をうまくあやつり、シュート、それに十八番
のパームボールを配合して貫禄ある投球を見せた。フォームは完全に
本来のものとなったが、なぜか速球に今一段のノビを失っている。
変化球を数多く投げようとするからであろうか。渡辺は変化球よりも
むしろ豪速球を内、外角にビシビシ決めるように努力することが、
プロ投手として一流になれる早道のように思うのだが・・・
プロ野球界で現在低めの直球がホップするような投手は見当たらないが、
渡辺も大学時代のような速球では安心出来ない。
現在日本のプロ野球がもっとも欲しているのは本格派の大投手の出場である。
南海は従来好投手が早く潰れる球団といわれているが、これはやはり本人の
心構えがくずれてるからではないか。
渡辺が快速球と得意のパームボールが思うところにコントロールされれば
十勝は堅いと見る。杉浦、木村が大学から南海に入団早々二十勝以上を
マークしたことを思えば彼の素質から見て最低はこれくらいかせいでもらいたい
と思う。二十二歳、身長1㍍79、体重76㌔。
慶大入学当初はフォームが乱れて天性の剛球は影をひそめ、
彼自身もフォームの是正に人知れずに悩んだことだろうか、
見事それを克服した。春の対立大戦のパーフェクト・ゲームは
彼の投手生活に輝かしい一ページを残したといってよい。
恵まれた体から速球をうまくあやつり、シュート、それに十八番
のパームボールを配合して貫禄ある投球を見せた。フォームは完全に
本来のものとなったが、なぜか速球に今一段のノビを失っている。
変化球を数多く投げようとするからであろうか。渡辺は変化球よりも
むしろ豪速球を内、外角にビシビシ決めるように努力することが、
プロ投手として一流になれる早道のように思うのだが・・・
プロ野球界で現在低めの直球がホップするような投手は見当たらないが、
渡辺も大学時代のような速球では安心出来ない。
現在日本のプロ野球がもっとも欲しているのは本格派の大投手の出場である。
南海は従来好投手が早く潰れる球団といわれているが、これはやはり本人の
心構えがくずれてるからではないか。
渡辺が快速球と得意のパームボールが思うところにコントロールされれば
十勝は堅いと見る。杉浦、木村が大学から南海に入団早々二十勝以上を
マークしたことを思えば彼の素質から見て最低はこれくらいかせいでもらいたい
と思う。二十二歳、身長1㍍79、体重76㌔。
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