プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

益山性旭

2011-12-15 23:31:52 | 日記
投球フォーム・・・左オーバースロー「長いリーチを生かした左の本格派で振りかぶって腕が出てくるところなど元・阪神の江夏豊にそっくりだった。体つきもしなやかでいかにも投手タイプ。難点は本格派にありがちな制球不足。又、ペース配分に甘さがあり四球を連発して自滅する。

球種・・・よくしなる左腕から繰り出される速球にはかなりの威力があり、カーブの制球もよかった。「他の球種については資料がありませんでした」

・益山投手・ベストピッチングゲーム
1978年・7月2日・阪神ー広島13回戦「甲子園」観衆2万人・・試合時間・2時間17分
広島000000002・2
阪神10102002・・6
勝ち・益山・・負け・北別府・・本塁打・中村勝6号、田淵20号、佐野5号
益山投手・投球内容・9回・1安打・三振8・・四死球3・・自責2

阪神の先発・益山は9回1死までノーヒットノーランの快投を続け、あわや大記録の寸前までいったが、1死2塁で高橋慶に右中間を破られる3塁打。痛恨の一打は107球目のカーブだったが、それでも益山はプロ2年目で初の完投勝利。なんとこれが今季初白星だった。「7回ごろから記録を意識して、9回には絶対に達成したいと思って投げました。高橋慶には1-1からカーブでストライクを取りにいったがコースが甘すぎました。悔しかったけど、ボクには出来すぎ、これでよかったんですネ。」いかにも若者らしいいさぎよさ。だが初完投でつけた自信は何にも勝るプラスで一本立ちの糸口をつかんだようだ。


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