1992年
春季県大会の優勝投手馬渕隆雄は六月のハードトレーニングで徹底的に体を鍛えた。最近5試合では4試合に登板。3失策で3失点の東邦(愛知)戦を除けば県外の強豪を2点以内に抑え、調子もしり上がり。三河(愛知)戦ではプロも注目する丹羽和彦を無安打、2三振に抑えたのをはじめ被安打4、7奪三振で完封。選抜ベスト8の三重戦でも被安打8ながら要所を締める力投を見せた。馬渕は「フォークも投げ始めたがいける」と自信を深める。片島一広監督も「順調な仕上がり。不安はない」と語る。
本巣は、美濃加茂主戦馬渕の落差のあるカーブに連打できなかった。
美濃加茂は馬渕の球が高めに浮き、カーブのきれもいまひとつ。打線も八、九回に1点を加え、追い上げたが及ばず、4回戦で涙をのんだ。
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