プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

柴原光三

2022-03-13 15:42:51 | 日記
1954年
長打力を誇る打線に加え今年は投手力に一段と異彩を放っている。柴原の切れの良いカーブと大きく落ちるドロップは各チーム打者を悩ませることだろう。惜しむらくは内野守備に難がある。


投手の柴原を三点以上打ち込むチームがあれば素直に頭を下げよう。柴原のドロップ、カーブは往年の早大の名投手谷口五郎を思わせるほど素晴らしい。いままでの戦績で水戸農を四安打、宇工を一安打、早実をノーヒットにおさえた彼の快投に今年の宇学の運命はかけられている。

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オニール

2022-03-13 15:36:55 | 日記
1953年
オニールは上手からカーブとナックル、下手から外角一ぱいにシュートを投げるという多彩なピッチングで、スピードもあった。二回一死一、三塁、四回に二死二塁としたほかは七回まで三塁を踏ませたのはただ一人という好調だった。

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伊藤万喜三

2022-03-13 15:33:40 | 日記
1953年


阪急の先発伊藤は球速もあり、シュート、カーブにかなりの威力があったが、配球が単調で、立上り内角寄りの直球を叩かれて自滅した。

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ペイン

2022-03-13 07:43:30 | 日記
1953年


西鉄はペインの好投で毎日をシャットアウトした。ペインは伸びのあるシュートを内外角に決め、あるいはクロスファイアで毎日打線をまどわし安打四、三振七を奪う好投だった。


初登板の西鉄ペインのサイドハンド気味にくり出すカーブ、インシュートはスピードがありよくコントロールされていたが、三回無死米川に0-2後の真ん中高目に気を抜いたように直球を与え左翼に打ちこまれ先取点を許した。


大映の打線では六点は痛い。横手からシンカーとカーブを多く投げるペインに抑えられ、四回一死満塁としたが島田の右飛で一点だけ。八回の一死二、三塁も併殺されてしまった。


ペイン投手談「右肘が少し痛いが大映の打者ならダイジョウブ」

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佐藤敬典

2022-03-13 07:28:30 | 日記
1954年


昨年は県大会優勝戦で秋田高に食い下がり、黒羽大会でも一時は八戸高を窮地に追込むダーク・ホース振りを発揮したが、その原動力となったエース佐藤(敬)投手は今年も健在。球速は一段と豊かになり、外角低目の速球は威力がある。最近は球も重く、シュートのコントロールもついて走者が出たときに速球のガタ落ちする癖もなくなったから、昨年に勝る奮闘ぶりが期待される。


準決勝から一時間しかなく、更に右ひじに死球をうけた金農佐藤の投球が懸念されていたが、案にたがわずカーブ、ドロップに鋭さを欠き、伸びのない直球を乱打されて前半三回にして試合を決した。

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阿久津義雄

2022-03-12 21:49:05 | 日記
1953年


サウスポー阿久津は上手からの速球投手で荒れ気味ながら大きく割れるドロップ、インシュートとも切れ味は鋭い。

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ロング

2022-03-12 20:24:34 | 日記
1953年
初登板のロングはスピードのある低めのインシュートとアウトカーブにかなりの威力があったが立上り制球に苦しみ、初回二点を先行され、三回にも堀井の二点打で加点された。

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長谷川宏司

2022-03-12 20:23:17 | 日記
1954年
県下の最高速球投手といわれるエース長谷川の内角をつくシュート、外角への速球がきまれば大した威力だ。春の大会では湘南高に決勝をいどんだが、長谷川は制球力に苦しみ、球をそろえるところを湘南打者に痛打されて敗退した。

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重光芳次

2022-03-07 13:00:11 | 日記
1956年
私たちのナインはほとんどが一・五〇㍍前後の小柄で体力的には他のチームに劣っていてもファイトではどこでも負けないつもり。だから試合はファイトでぶつかっているが、その中でも特に光っているのが一塁手の重光君だ。彼は今年はじめは休んでいたが、今では完全に立直った。一塁手としてのフィルディングと威力ある長打はほとんど完成されたと私はみている。大会でもきっとチームのために大活躍してくれるだろう。

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中本富士雄

2022-03-07 12:50:40 | 日記
1956年
何といっても中本投手。アウドロシュートを重い速球で投げると、相手打者はちょっと打てない。毎試合十二、三個の三振を奪っており、バックの守備が普通なら三点以上与えることはない。昨年夏には体を少しこわして外野にまわったが、今年はますます速球に威力を増し、我々も全く中本の一投々々に信頼している。入学してすぐ徳山を押えたほどの度胸だからあがることなど絶対にない。打っては四番で左中間に放つライナーは県下でも評判だ。

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合田栄蔵

2022-03-07 12:36:36 | 日記
1960年


県尼崎の主戦合田は三年連続マウンドを守り、シュートと外角低目の速球に威力が増したうえに、チェンジ・アップで打者を打ちとるウマ味が出てきた。

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長谷川武

2022-03-05 21:05:48 | 日記
1959年
リードしてからの長谷川は次第に立直り、上位にはインコースへのカーブとシュート、下位には速球を主に好投。七回二死後急にコントロールを失って杉田に四球を与えたあと鈴木に2-3からド真中の直球を二塁打されて1点を与えたものの大勢に影響なく3安打に養命酒の強打線を押え切った。


きょうはカーブが決まらず苦しかったがシュートを凡打してくれたので助かった。幸い最優秀選手に選ばれたが、大会を通じて大体満足なピッチングができたと思う。


1961年


大毎先発は長谷川、四回途中まで好投、無失点だった。シュートとカーブのコンビネーションがよかったが、とくにシュートは非常に重そうで中日の各打者はほとんどつまり気味。カーブのブレーキも鋭く、この長谷川が順調に伸びれば大毎に大きなプラスとなろう。

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鈴木滋

2022-03-05 20:56:21 | 日記
1959年
プロ野球の経験をもつ鈴木は剛球投手で内外角低目をつく速球に威力があり、切れのいいカーブとシュートを巧みに投げ分け球の配合がうまい。決勝の対三協戦では八回に打たれた三遊間安打と1四球を与えたのみという好投ぶりだった。


養命酒のエース鈴木は左腕から繰出すドロップ、ノーモーションからの外角速球など多彩なピッチングで北銀打線をほんろう、わずか2四球、残塁なしと堂々ノーヒット・ノーランを記録した。


養命酒のエース鈴木の不調から交通は楽に決勝を勝ちとった。鈴木は連投の疲れからか球威なく、スローカーブとナックルにたよったが、ボールが高目に浮き交通打線の好餌(じ)となった。

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藤原陽司雄

2022-03-05 20:49:14 | 日記
1957年
藤原投手のスローカーブにてこずって貧打を重ねたが、北野は二本の三塁打を五、八回に放ち、五回はスクイズで、八回には中堅手の悪返球で3点をあげた。いずれもとれる球。堺の外野手のカンの悪さに助けられたラッキー勝ち。

1959年 

このチームの力は相当なもので、まず藤原投手がいい。三年目で経験は十分だし、上背もある。外角を速球で突く正統派で、バックスに混乱さえ起こらなければ、そう簡単には打ちくずされない。薮本とのバッテリーは絶対の信頼を集めている。

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井村典夫

2022-03-05 20:44:13 | 日記
1954年
添島投手を擁する熊本工が最有望。切れのよいドロップと剛速球は超高校級の評があり春の選抜出場校。これを追って市内大会で熊工を5-1で破った九州学院が自信をつけている。打撃には魅力はないが井村投手のカーブ、シュートが決まれば他校の脅威。この両校が熊本県のホープである。

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