GWの最後の日、孫が所沢に来た。
Kが嫁さんと子どもを連れてくると女房にメールがあった。
Uに来ないかとメールを打つと、昼ごろやってきた。
雨がかなり本降りになってきたのでこないんじゃないかと心配だった。
30分ほど遅れてKたちが来た。
孫とは2ヶ月ぐらい会ってない。
いちだんと可愛くなっていた。
最近人見知りがはげしくなったようですぐ泣いた。
家も違うので落ち着かないのだろう。
しばらくすると慣れたのか孫も笑顔を見せるようになった。
UがKに「写真を撮らせてくれ」といってケータイを向けた。
Uも誰かに姪の写真を見せるのか。
義母もうれしそうだった。
家族が揃ったのは去年の2月以来だ。
私は、2人の息子と嫁と孫を見ていて胸が熱くなった。
ああ…、いろいろあったが生きていてよかった、
明日からの重労働もがんばらなくては、と思った。
Uは食事をして1時間ほどで帰った。
最近、仕事のせいか胃炎になり病院に行ったといっていた。
仕事が大変なんだろう。
Kも連日帰宅が遅いという。
孫はひとりでお坐りしているようになった。
帰る間際、Kが孫を私によこした。
少しだけ抱いた。
爺は、涙が出そうだった。
雨がすごいので帰りは車で練馬の自宅まで送った。
孫は静かに寝ていた。