徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

商品の見せ方

2006-01-05 06:07:54 | Weblog
私が通っているジムはサウナのほか、ホテルや映画館、カジノ、ミュージカルシアター、ショップ、飲食店などが入っている大きな施設。サウナもジムも、少し高めの値段設定。

その中に、服やバッグを扱った小さなお店がある。置いてある商品は少なめ。1つの商品にたっぷりと空間を使っている。が、本当に小さなお店で、多分、店内は3畳ほどしかないと思う。

そのお店は高級感漂う店構え。落ち着いたダークブラウンのショウウィンドウとドア。その中にはカットソーやネクタイ、バッグなどがセンス良くディスプレイされている。

ディスプレイされているT-シャツやバッグはそれほど高そうには見えないけれど、きっと高いのだろう、と思っていた。

あるとき、値札をチェックしてみた。

T-シャツ:4ユーロ(600円弱)

??セール品で、元値は10ユーロ(1400円くらい)。・・・バッグも値札を見てみた。

20ユーロ~40ユーロ(3000円~6000円くらい)

・・・確かに、それほど高そうには見えなかったけれど、店構え、ディスプレイの仕方で私は(勝手に)かなりだまされていた。ドアには「クレジットカード使えます」のシールが貼ってあるし。

同じ商品でも、所狭しと置かれている店では「高そう」などとは思わなかったと思う。店構え、ディスプレイの仕方1つで商品の印象ってこんなにも変わるのね、としみじみ思った。そしてそういうのにだまされる私もまだまだ見る目がないなぁ、と思った。
コメント
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