徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

アメリカ人の英語力

2006-01-26 17:57:39 | Weblog
「アメリカ人」と言っても、サンプル数は1なので、あてにはならないけれど。

昨日のプレゼンで、グループの1人にカリフォルニア出身のクラスメートがいた。英語ネイティブは彼だけなので、彼がパワーポイントに英語を書いていった。ドイツ人3人が、

その単語、スペルが違うんじゃない?

と指摘した。指摘されたようにスペルを直すと彼にとっては違和感があったらしく、

アメリカ英語とイギリス英語で違うんじゃない?

と言っていた。そこで、スペルチェック。日本語版パワーポイントは英単語のスペルが違っていると教えてくれるけれど、ドイツ語版パワーポイントは教えてくれないようなので、ワードを立ち上げ、スペルチェックをした。

ドイツ人の言うとおり

だった。ドイツ人いわく、「英語に関しては発音、文法はともかく、スペルはものすごくチェックされるからほとんど間違わない」とのことだった。その割りに、タンデムくんはスペルミスを連発するけれどなぁ・・・スペルミス、というよりは間違って覚えている感じ。「which」が必ず「wich」になっているし。

そしてその後、新たなスペルミスが発覚し、あせったアメリカ人は

全部スペルチェックする

と言いだした。私たちは「他にはスペルミスはないよ」と言ったものの、彼はスペルチェックを実行した。幸いにもそのほかのスペルミスはなかった。

やはり母国語と言っても間違うのね。日本人でも「雰囲気」を「ふいんき」と入力して「変換されない」と言っている人もいたし。ちょっと安心した一瞬だった。

実験-ディスカッション

2006-01-26 04:27:18 | 勉強
CO2濃度の違いによる植物の生育状況についてプレゼンをした。結果

穀物も草もCO2濃度が高いほうが生長がいい

ただし、統計学的に「有意」か、というと有意ではない。さらに、まだ麦もとうもろこしも「収穫できるもの」がなっていなかったので

収量アップにつながるかどうかは不明

世界の食糧事情を考えると「収量が増加するのか」ということが一番の焦点になるのでしょうが、たった2日間の実験期間ではそこまでは手が回らないし、植物も短期間で生長するわけもない。

約9時間かけて植物の測定をし、5時間ほどでデータ入力・分析・考察・パワーポイント作成。私たちはとりあえず得られたデータを全部グラフにし、そこからCO2濃度によって大きな差が出ているものをピックアップし、理由を考える、というやり方をした。なので、プレゼン後の質疑応答で

このパラメータはどうだった?

と聞かれても、「ここに載っていないということはおそらく大きな差がなかったのでしょう」としか答えられませんでした。もう少し時間があればきちんと考察できたのに、と思っていたら、データをもらえたので、時間があるときに少し考えてみようと思う。

ドイツに来て初めて実験らしい実験をした。なかなか楽しかった。グループで議論しながらプレゼンの内容をつめていくのも楽しかった。