徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

ドイツ語ミーティング

2007-02-15 05:02:40 | Weblog
私の研究室は外国人はロシア人、インド人、日本人の私の3人。ドイツ語がまったく分からないのは私だけ。なので、週1回ある研究室全体のミーティングはドイツ語で行われる。

最初のころ、「私もこれ、出席しないといけないんですか?」と研究室の人に尋ねたら、「まぁ、義務だね」といわれたので、「無駄だよな」と思いつつも出席している。

先週、あまりにもミーティングが長かった(2時間弱)ので、思わず深いため息をついた。その瞬間、隣の隣に座っていたロシア人が私を見ていたことに気づいた。

今日のミーティングで教授が「あおの修論のfirst versionが完成した」と英語で話した。

ほら。私がドイツ語を理解してないってわかってるんじゃん。などと思いながら過ごした。

ミーティングが終了し、オフィスに戻った。カギを開けた瞬間、ロシア人に呼び止められた。

何かあったの?いや、ミーティング中、悲しそうに見えたからさ

多分、先週のため息も含まれているんだろうな。「悲しいことなんてないよ」と答えたものの、「じゃぁ、どういう顔して私だけ理解できないミーティングに参加しろって言うのよ?」と思った。でも、最終的にはドイツ語の勉強しろよ、って話になりますね。

そのロシア人はとてもいい人で、研究室は女性が少なく、さらにドイツ語の出来ない私を結構気遣ってくれる。今日も、「どうしたの?」と声をかけてくれた後、彼も忙しいのにもかかわらず、雑談に付き合ってくれた(あまりに引き止めすぎて彼に「もう行かないと」と言われてしまった…)。

うーん。ドイツ語をやはり勉強するべきかな。