徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

ライプチッヒ旅行-ライプチッヒ編

2009-04-16 02:37:54 | 旅行



たまたまライプチッヒ出身の研究室の同僚がイースターに帰省していて、『もしよかったら案内してあげるよ』と言ってくれたので、初日、案内してもらった。

最初は徒歩で街をぐるっと案内してくれた。ライプチッヒは印刷で有名な街で、ドイツで発行されたすべての本が保管されている図書館があるらしい(ドイツにはそういう図書館が2つあり、もう1つはフランクフルトにある)。ライプチッヒで一番高いと思われる建物はCity-Building(142m)で、

本を広げた形

をイメージしている。

そのほか、ライプチッヒはPassageが有名らしく、いくつかPassageがあった。そのうちの1つは壁にかわいらしい絵が描かれていてとても印象的だった。そして、オペラハウスや教会などを外からざっくりとみて、市内ツアーは終了。小さい町なので、それほど時間もかからなかった。

教会はバッハゆかりのThomas churchと、月曜の平和集会が1989年の東西ドイツ統一のデモにつながったNikolai churchがある。写真はNikolai churchの内部。外観からは想像できないかわいらしさ。
同僚の話では、ゴルバチョフ元ソビエト連邦大統領が旧東ドイツに軍隊を送らないと決断したから、血を流さずにドイツ統一ができた、という。
1989年、ドイツが統一されたのは私の記憶にもあるし、当時、ゴルバチョフ元大統領がいたことも覚えている。でも、彼のそういう活躍は全く知らなかった。




その後、同僚が『これもライプチッヒの歴史の一部だから』と、車で街から少し離れたところにあるVoelkerschlachtdenkmal(写真)に連れて行ってくれた。

1813年の10月にライプチッヒ近くであった『国民の戦い(the Battle of the Nations)』の記念碑。

せっかくだから登ってみたけれど、街から離れているから、景色はそれほどきれいではなかったので残念。
登る方法は、階段かエレベータ。もちろん私たちは階段を選んだ。約500段。結構きつく、膝が笑った。


最終日、フライトまでに時間があったので再び街をふらふらし、Zeitgeschichtliches Forum Leipzig(現代史博物館)に入った。入場料無料の博物館だったけれど、とても興味深かった。

この博物館は主に第2次世界大戦から東西ドイツ時代、ドイツ統一までが順を追って物や写真、フィルムで展示されている。解説はすべてドイツ語だけれど、受付で英語翻訳を貸してもらえた。

ライプチッヒ大学の教会は今、再建されている(復元ではなく、大学生のデザイン)けれど、それが破壊された時の映像もあった。

Thomas church向かいのBach-Museum(バッハ博物館)はあいにく工事中で、1部屋分の展示(無料)しか見られず、残念だった。

コメント
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