授業中、練習問題の中に『食事をするときは右手のみを使用し、左手は使用しない』というテキストが載っていた。そのテキストを読んだ後、先生が、『同じような文化の人はいますか?』と聞き、インドの女性とスリランカの男性が手を挙げた。
その練習問題には、『なぜ左手を使用しないのか』ということは書かれていなかったので、先生がその2人に質問した。スリランカの男性は
トイレに行った後、左手で拭くから
と答えた。先生は即座に『私は右手で拭くわよ』と答えた。
まだ教室内がざわついているときに先生がインドの女性にも理由を聞いた。彼女は、
不幸は左手から入ってくるから
と答えた。そしてその先生はスリランカの男性に向かって『彼女が
正しい
理由を教えてくれたわよ』と言った。
正しいって…
そのスリランカの男性は、『でも、僕が言っているのも正しいんだけど』と言っても先生は聞く耳を持たなかった。
スリランカとインドは、地理的に近く、『食事の際には左手を使わない』という同じ習慣があるけれど、そこには異なる背景があるかもしれない、ということにどうして考えが及ばないんだろう、と思う。他国の習慣・文化の理由を『自分が受け入れられないから、理解できないから』といって『それは間違っている』と言い切ってしまうなんて、なんて傲慢な人だろうと思う。
この先生、たびたびそういうことを言うので、外国人に接する仕事に向いていないのではないかと思う。
その練習問題には、『なぜ左手を使用しないのか』ということは書かれていなかったので、先生がその2人に質問した。スリランカの男性は
トイレに行った後、左手で拭くから
と答えた。先生は即座に『私は右手で拭くわよ』と答えた。
まだ教室内がざわついているときに先生がインドの女性にも理由を聞いた。彼女は、
不幸は左手から入ってくるから
と答えた。そしてその先生はスリランカの男性に向かって『彼女が
正しい
理由を教えてくれたわよ』と言った。
正しいって…
そのスリランカの男性は、『でも、僕が言っているのも正しいんだけど』と言っても先生は聞く耳を持たなかった。
スリランカとインドは、地理的に近く、『食事の際には左手を使わない』という同じ習慣があるけれど、そこには異なる背景があるかもしれない、ということにどうして考えが及ばないんだろう、と思う。他国の習慣・文化の理由を『自分が受け入れられないから、理解できないから』といって『それは間違っている』と言い切ってしまうなんて、なんて傲慢な人だろうと思う。
この先生、たびたびそういうことを言うので、外国人に接する仕事に向いていないのではないかと思う。
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