徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

寮-契約更新

2006-01-22 20:20:20 | Weblog
3月末までだった寮の部屋の契約を更新した。9月末まで。

やっぱり家賃、上がってる

5ユーロだけだけど。しかも、去年の10月から家賃+5ユーロが取られている。去年、入ったときと比べて40ユーロくらい値上がりすることになる(うち10ユーロはネット代)。

やっぱ痛い。3人でアパートメントタイプの寮に暮らしている人と10ユーロくらいしか変わらない・・・私は10人でキッチン、4人でバストイレを使っているというのに。確かに若干部屋は広いけれど。

無事更新できただけでもありがたい、と思うべきなのかなぁ。
寮は部屋不足で、私たちみたいなマスターコースの学生は2年までしか寮に住めない。学部生は基本は2年、で最長1年までの延長ができる。その後はプライベートの部屋を探さなくてはならない。

どう考えてもおかしいのは、毎週末実家に帰るドイツ人。そして月曜の朝7時半くらいに寮に戻ってきて講義に出かける。

それって毎日実家から通えるんじゃないの?

毎日朝8時から講義があるわけではなさそうだし。金曜日はいないみたいだし。寮に住みたいものなのかしら。
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プレゼン-global change issues

2006-01-22 08:38:12 | 勉強
今回のプレゼンはテーマが決まってから発表までに1週間だった。中には5日ほどで発表しないといけない人もいる、という強行スケジュールだった。パワーポイントで発表するだけでなく、ハンドアウトもきちんと作らないといけない、ということで、結構大変だった(おかげでブログの更新もままならなかった)。

私のテーマは「日本の温室効果ガスの排出」ということで、
・ CO2排出量と原油価格のトレンド
・ 90年以降の温室効果ガスの排出状況
・ 今後
をまとめた。

ドイツに来る前、少しだけ気候ネットワークでお手伝いをさせてもらったことがあるので、そこでの知識を活用。もちろん、情報源がNGOだけだと偏った内容になり、日本政府をドイツで批判することになりかねないので、地球温暖化対策推進本部環境省経済産業省なども参照した。

価値総合研究所のレポートによると、日本はCO2の限界削減コストが他の国より高く、「京都メカニズム(JI、CDM、排出権取引)」の利用メリットが大きい、という。

日本は世界の約5%(人口は2%ほど)のCO2を排出しているけれど、GDPあたりのCO2排出量はドイツより、EU-15よりも小さい。1人あたりのCO2排出量にしても、EU-15よりは大きいけれど、ドイツよりは小さい。つまり、エネルギー効率はかなりのレベル。限界削減コストは高いだろうな、と容易に想像がつく。

が、CO2排出量は1990年以降順調に増加している。2008~2012の間に基準年(CO2、CH4、N2Oは90年、代替フロンについては95年)から6%削減しなくてはならない。産業界だけが考えればいい話ではなく、私たち国民1人1人が自分たちの生活を見直し、行動していかないといけない、と思った。

プレゼンの内容は悪くなかったと思う。が、やっぱり英語が全然ダメ。プレゼンするたびに「もっと英語の勉強をしないと」と思うけれど、なかなかできない・・・
でも、先日クラスメートに、「あおはずいぶん英語が上達したね」といわれてうれしかった。確かに、クラスメートと雑談するにはだいぶ困らなくなったと思う。


/////////////
なんだかものすごくまじめな日記になってしまいました。が、まじめついでにもうひとつ。

気候ネットワークでお手伝いをさせてもらっていたときに脱フロンキャンペーンというものを立ち上げました。どこのNGOも同じ状況だと思いますが、人手不足です。よって、2004年から更新が滞っていますが、フロン・代替フロンに関する基礎知識は得られるのではないかと思います(そのように書いたつもりです)。
もしご興味、ご関心があれば訪れてみてください(おそらく今後の更新はないと思いますが)。
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洗濯機-その後

2006-01-21 20:00:43 | Weblog
クリスマス前に使えなくなった洗濯機。先日、ようやく部品が交換され使えるようになった。

今までは使う人が少なかったのか、比較的「いつでも使いたいときに使える」状態だったのに、使えるようになってからは「いつ使えるんだ??」という感じになった。土日の午前中なんて誰も使っていなかったのに、今はひっきりなしに使われるようになった。

原因。

今まで1ユーロだったのが50セントで使えるようになったから

だと思う。洗濯、乾燥機を使うのにカードを使う。カードは1枚5ユーロで10ポイントある。洗濯は2ポイント、乾燥機は1ポイント使用。

なのに、部品が交換されてから洗濯機でも1ポイントしか減らなくなった。半額でできるから、あちこちの寮の人がやってくるみたい。

安くなったのはうれしいけれど、使いたいときに使えないのはとても不便。でも、多分、だれもハウスマイスターに「ポイントの減りが違うんですけど」とは言わないと思う(もちろん私も言わない)。ということは、ずっとこのまま??今のところ、相当早起きして洗濯をするか、夜9時くらいからするか、の2択。結構つらかったりする。
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格安航空会社-その後

2006-01-20 08:01:01 | Weblog
先日書いた「格安航空会社」の続き。

ブダペストへ行く気満々だったけれど、友達が休みの調整をしている間、万が一のことを考えてチケットはまだ買っていなかった。先日、友達が、「ボスからOKが出た」と連絡をくれたので、ジャーマンウィングでチケットを買おうとしたら

50ユーロほど値上がりしている

たった3,4日の違いでかなり値上がりしてしまった。どうやら、クリスマスが終わり、そろそろみんな、イースターの旅行の計画をたてる頃だから値上がったらしい。

友達は「自分のせいだから、50ユーロはブダペストのホテルや食事代で持つよ」と言ってくれたけれど、さすがにそこまでしてもらうのは心苦しいし、私も彼女も楽しめないかもしれない、と思い、30分ほど考えた(心苦しいけれど、私は無収入)。

ブダペストのほかに、ロンドン、という選択肢もあった。私はまだイギリスへは行ったことがない。ロンドンへ行けば物価は高いけれど、友達のフラットに泊まれる。

ブダペストに行けば日本で働いていた頃知り合ったハンガリー人に再会できる。彼女は旅行業をしているので、ホテルを安く押さえてくれるし物価は安い。が、郊外に行こうと思うとそれなりの交通費はかかる。

結局、ハンガリーはこの前の夏に行ったばかりだし、と思い、イースターはロンドンへ行くことにした。初イギリス。とても楽しみ。友達に会うのも1年4ヶ月ぶりになる。
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女装パーティ

2006-01-19 19:01:06 | Weblog
昨日は1年に1回の男性が女装(しかも売春婦の格好)をするパーティがあった。セミナーの準備ははかどらないけれど、このパーティだけは逃すわけにはいかない、ということで、3時間ほど行ってきた。

交換留学の男の子が「化粧しても良いですよ」と言ってきたので、彼に化粧をし、服を貸し(と言っても私が持っているのはロングスカートのみ)、かわいく仕上げた。「ちょっときつい」と彼は言っていたものの、私の服が入ることに私は軽いショックを受けた。

会場にはこれは・・・という人が多い多い。ちゃんと胸に詰め物をしてブラをしている男性の多いこと多いこと。で、その彼らはたいていキャミソールを着ているだけなので、ブラがちゃんと止まっていないことが良く目に付いた。きっと彼女のを借りたのでしょう。

クラスメートの男の子もちゃんと化粧してスカートをはいている人が多かった。胸を作っている人がいたのでちょっと触ってみたら(何が入っているのか、どのくらいの硬さなのか気になったので)

触らないで!!

と怒られ、手を払われた。

タンデムくんにも会場で会った。去年のパーティは知り合う前だったので写真でしか見ていなかったけれど、かつらをかぶり、化粧をしていたので楽しみにしていた。なのに、今年は服装はいつもとはちょっと違ったけれど女装、というには程遠く、顔、頭は普通でちょっと残念だった。

そして、ダンスの合間に「女装コンテスト」。今年は結構多くの人が登場した。「いや、それはないでしょ・・・」と言う人が多かったけれど。

こうやって男性が女装をしていると、たまに、

この人は・・・男性?女性?

という疑問を持つことがある。化粧して、スカートはいて、胸まであるとなかなか微妙な人が多い。多分、そういう人は女性なのでしょうけど。

このパーティだけは「行かないと」と思う。そして、行ってよかった。
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セミナー準備

2006-01-17 01:26:55 | 勉強
先週の木曜から新しい講義が始まり、参加者はセミナーをすることになった。今回は「global change issue」ということで、今のところ主に温暖化を習っている。

セミナーのトピックは「日本の温室効果ガスの排出」ということで、とても一般的な内容。その分、何をどうグラフにして見せていこう、と悩むことも多い。そして資料は探せば探すほどいろいろ出てきて何に焦点を当てようか、と考えていたらブログを書く時間がなくなってしまった。

今回の講義が最後の講義。15個目。講義の内容が理解できず、クラスメイトとインターネットに頼って受けた試験もあったけれど、今回は興味のある分野だし、知識もある分野なので、講義中もちゃんと積極的に発言するようになった。自分の中では大進歩、だと思っている。

なので、余計に「いいセミナーをしたい」と思っている。通常のセミナーはパワーポイントをプリントアウトして「ハンドアウト」としているけれど、今回は「文章で書くこと(パワーポイントのプリントアウトは不可)」という規定。なかなかハードルは高い。

セミナーは金曜日。ちゃんと納得のいくセミナーをできるようにしたい。
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メロンパンとアンパン

2006-01-14 18:19:39 | Weblog
前に書いたメロンパンのその後。

年末に友達がマンガやお菓子をどっさりと送ってくれた。その中にメロンパンのお菓子が入っていた。やっぱり思っているメロンパンとは違った(香料で「メロンパンです」と主張しているかんじ)けれど、雰囲気だけは味わえた。そのほかもインスタントのお汁粉や、かりんとうなど、懐かしいものも送ってくれた。

その後、やはり年末にデュッセルドルフに行った人がパン屋さんでメロンパンとアンパンを買ってきてくれた。アンパンはかなりおいしかったけれど、メロンパンは「何かがちょっと違う」と思った。買ってきてくれた人もメロンパンを食べたようで、「何か違ったね」と言っていた。決してまずいわけではなかったのですが。

そして、今週、日本に帰っていた人(2人)が戻ってきた。そして、昨日、そのうちの1人からメロンパンとアンパンをもらった。ここ何ヶ月かの欲求がようやく満たされた。アンパンを早速食べてみた。やっぱりおいしい。

そして、もう1人。前回のブログに書いた「すっかりメロンパンのことを忘れていた人」はやはりメロンパンのことはすっかり忘れていた。まぁ、1ヶ月弱の休暇で日本でも忙しかったようなので仕方ないし、欲張っていくつももらってもあまってしまうのでこれでよかったのかなぁと思う。

私の欲求に応えてくれた人に感謝、です。
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格安航空会社

2006-01-13 19:23:47 | Weblog
まだ先のことだけれど、今年のイースターは4月半ば。ロンドンに住む友達もこの期間は仕事が休みなので、旅行に行く計画を立て始めた。行き先はおそらくハンガリー。

そんなとき役に立つのが格安航空会社。私はまだ使ったことがないけれど、ジャーマンウイングというのがドイツの代表的な格安航空会社の1つ。機内サービスはないけれど安い。方面、時期によっては1セントユーロ(空港税など別)からある。まぁ、空港税などを足したら20ユーロくらいにはなってしまうけれど、それでも安いと思う。ただし、高いときはルフトハンザとそれほど変わらない値段になる。ルフトならマイレージもたまるけれど、ジャーマンウィングではたまらない。私はルフトでマイレージをためているけれど、日本に帰らないから全然たまりません。たまらないうちに有効期限が切れそう。

ジャーマンウィングは安いだけあって1日1本とか、毎日はない、とか、空港が「思っていたところじゃない」などはある(例えばベルリンはTegelではなくSchoenefeld)。

それでも安いので使う人が多い。それに、ジャーマンウィングの場合、ドイツの8つの都市に就航していて、なんと私の街の空港にも発着している。行き先もバルセロナやミラノ、モスクワ、ザグレブなど、結構選べる。

日本から旅行をするときは普通、トランジットで買うから格安航空会社を使う機会はないと思うけれど、万が一時間があまっちゃった、というときは使えるかも。
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試験

2006-01-12 18:35:01 | 勉強
試験を受けた。前日に先生から「明日はいつもの教室ではなく、私のオフィスに来てね」と言われた。そして「試験の教室はアレンジしておくから」と。

私の頭は「?」で一杯になった。通常の時間帯に試験を受ける場合は、学生がその教室に収まる範囲ならその教室で受ける。試験を受けるのは私だけだから、いつものセミナールームでいいはず。

そして、昨日、先生の部屋に行ったら、すぐに問題用紙を渡され、

この机を使っていいから

と。え、ここで試験、ですか・・・そして、

お茶、飲む?

まぁ、頂きましたが。途中、何人か人が出入りしてなかなか集中が難しかった(すぐ気が散ってしまうので)。最後のほうは教授が戻ってきて雑談が始まってしまった。私、試験中なんですけど・・・

さらに、残り30分くらいになったとき、先生が

頭使うには糖分が必要でしょ

といってクッキーをくれた。

こんなに緊張感のない試験は始めて。確かに、いつものセミナールームで2人っきりで試験、というのも別の意味で緊張したと思うからこういうラフな感じの試験でよかったのかも。
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血液分析-ディスカッション

2006-01-11 02:28:58 | 勉強
昨日の血液分析の続き(ディスカッション)をした。

私はやはりビタミンAの摂取がかなり少ないそう。が、ベータカロチンはかなり多い。それはおそらく、私の体が、「ビタミンAの摂取が少ないからベータカロチンを多く吸収しないと」と反応した結果だろう、ということになった(ビタミンAとベータカロチンは補完しあう)。

通常、アルファカロチンとベータカロチンは正の相関関係にあるらしいが、私の場合、ベータカロチンは一番多かったけれど、アルファカロチンは2番目だった。先生たちも

初めてのケースだねぇ

と言って私の食習慣を探り始めた。
・果物よりも野菜を摂っている
・日本にいたときは比較的魚を食べていたけれど、ドイツに来てからはほとんど食べていない(だからと言って肉の摂取が増えたわけではない)

と、このあたりにアルファカロチンが予測よりも少ない原因があるのではないか、ということになった。

刺身など、生魚はビタミンAが多く含まれているらしい。

そして、私の栄養状態を改善するためには、

レバーを食べたらいい

らしい。食べすぎはまたよくないから、月に1回食べるのがよい、と。レバーはビタミンAのほか、鉄分や人体に必要な微量栄養素をたくさん含み、薬のようなものだそう。

レバーか。キライではないけれど、自分で料理したことはないなぁ、と思っていたら、ここはドイツ。パンにぬって食べる「レバーペースト」でもOKらしい。これならお手軽にビタミンAの補給ができる。早速明日、試験が終わったら買いに行こう。
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